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2017年、転職活動のここが変わった!~消えた35歳限界説。今年の転職市場を振り返る~

2017/12/13

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早いもので、2017年も最後の月になりました。活況の売り手市場となった2017年ですが、環境が変わったことで、転職活動の進め方や動向も変わってきました。そこで今回は、2017年を振り返りながら以前の転職市場と比較して変わったことを中心に、最新の転職市場の動向をお伝えします。

1. ここが変わった2017年!転職35歳限界説って、もうないの…?

転職市場が徐々に広がった2000年代から、リーマンショック等で経済が不安定だった2011~2012年位まで、メディアなどを通じて「転職35歳限界説」が叫ばれていました。端的に言えば、「転職出来るのは35歳まで」というような考え方です。確かに、年功序列な社風で労働集約型の職業の場合、当時は40歳前後からの転職は難しかったかもしれません。
ただし、現在は各社とも早急に管理部門強化を目指しており、適切な人員配置のため、実年齢に応じた実務経験やスキルを求める傾向が、より強くなってきています。
そもそも管理部門は少数精鋭で、年齢と市場価値が必ずしも一致しない専門職です。そのため「転職35歳限界説」が叫ばれていた当時でも、35歳以上で転職を実現された方は多くいらっしゃいました。現在は若手スタッフの募集よりも即戦力を求める声が強く、プレイングマネージャーとしての管理職求人の割合も増えました。このような現状から、今となってはこの説は無いに等しいと言って良いかと思います。

2. ここが変わった2017年!早く行動した方が決まりやすい…?

2017年は、求人数増加が目立っておりますが、中でも急募の求人が増加しているように見受けられます。「戦力となる人材に早く来て欲しい」との思いから、採用ニーズが強まっています。
その結果、転職市場に求人が溢れ、1社1社の採用スピードが早くなっています。需給バランスを鑑みると、実務で即戦力となるスタッフ~マネージャー層を中心に売り手市場と言えます。そのため、現在は「早く転職活動の結果を出したい」と考える場合は、じっくり準備に時間をかけるよりは、準備にかける時間を最小限にして行動に移すことを重視される方が、採用決定に結びつきやすくなっています。ゆっくり時間をかけて質の高い提出物を作ることも大切ですが、2017年の転職トレンドは、素早く行動する方が合っているとも言えるでしょう。

3. ここが変わった2017年!書類選考不合格は、市場価値が低いからではない…?

キャリアアドバイザーとして実感することですが、2017年は転職活動開始直後から複数の企業へ応募申込みをする方が増えた印象を受けます。2017年の転職活動は、求人数が増えたことにより、比較検討出来る求人が増加したため、複数応募が当たり前の環境になったようです。
しかし、市場の動向に関わらず、面接官が1次面接で会える人数には限度があります。そうなると、今の売り手市場では「求人も多いがライバルも多い」状態になっています。その為、なるべく多くの企業へ書類選考に応募される求職者が増えているのかもしれません。
書類選考通過率と求職者の方の市場価値は必ずしも一致するわけではございませんので、多くの企業に書類選考の応募をすることがトレンドになっている、と思っていただければ幸いです。

4. ここが変わった2017年!売り手市場は良いこと尽くめではない…?

2017年は転職市場が活況で、求職者優位の売り手市場や人手不足とも言われ、求人ニーズが強い状態が続きました。
その影響とも考えられますが、私が転職活動をサポートさせていただく中で、「転職活動のやり直し」が目立っています。転職先が決定して入社したにも関わらず、入社直後に再度転職活動を始めてしまうことです。
求人ニーズが強すぎる故に、採用側が求職者にとってリスクになることを伝えず、採用直後に「こんな話聞いていない」と困惑するケースが目立っています。
ちなみに、転職活動のやり直しをされる方にとって考えられるリスクとは、業務内容の相違、環境面や条件など業務周辺の相違、悪質な場合は財務内容が聞いた話と全く違う等、多岐に亘ります。
求人ニーズが強い売り手市場だからこそ、小さなズレを見逃さないよう、面接の際は疑問点を細かく質問して、リスクまで把握した上で転職先を検討することを、強くお勧めします。


いかがでしたでしょうか。2017年の転職動向は、空前の売り手市場により、求職者様にとっては明るい話題が多かったのではないでしょうか。
この売り手市場は今後も続くことが見込まれますが、最後に述べましたように“転職活動のやり直し”に陥ってしまうリスクもあります。これから転職活動を検討される方はもちろん、現在まさに転職活動中の方は、トレンドも意識しながら納得の行く転職先に出会えるよう願っております。

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(文/チーフキャリアアドバイザー 小林典子)

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