レポートREPORT

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    経理・財務部門(2020.10.01~2020.12.31)

    求職者の年齢内訳は、前回(2020年7月~9月)と同様40代以上の経験豊富な人材が多くを占めている。勤務先の業種は、メーカーが20.1%、流通・小売・サービスが20.2%と突出しており、ITが10.6%、建築・不動産が9.6%と続く。業績悪化を懸念した求職者が増えている一方、40代以上の優秀な求職者が多いため、即戦力を求めベテラン人材の採用を検討している企業も増えている。

    年代別動向

    

    登録者詳細データ


    人事・総務部門(2020.10.01~2020.12.31)

    40代以上の求職者が半数以上占めており、依然として経験豊富な求職者が目立つ。平均年収は、前回(2020年7月~9月)とほぼ同じ水準。勤務先の業種は、流通・小売・サービスが23.9%と最も多く、メーカーが17.3%、ITが14.5%と続く。新型コロナウイルスの影響で、採用を停止していた企業も多くみられたが、下半期から採用を再開した企業も増えており、人事の採用ニーズも高まっている。

    年代別動向


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    法務部門(2020.10.01~2020.12.31)

    40代以上の業務経験豊富な人材が半数近くを占めている。経験年数10年以上、平均年収780~800万円前後の即戦力クラスの人材が、景気悪化に伴う中長期的な求人数低迷を懸念し早めに転職を検討しているとみられる。若年層が全体に占める割合は前回(2020年7月~9月)から横ばいの状況だが、1月の司法試験の合格発表後には試験の結果を受けて就職活動を開始する若年層の法務希望者が増加し、年代バランスに変化が出る可能性がある。

    年代別動向


    登録者詳細データ