40代・ミドル層でも法務の転職はできるのか?

法務
2018/08/24

40代・ミドル層でも法務の転職はできるのか?

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転職市場の傾向として、一般に35歳を過ぎると転職で不利という“35歳転職限界説”が囁かれていました。
しかし、慢性的な人手不足や求職者・企業間とのミスマッチにより、多くの企業が安定して優秀な人材を確保するのが難しくなり、転職市場は活況が続いています。

法務のように、専門性の高い業種であればあるほど、優秀な人材を採用するのは難しくなります。そのような事情から、40代以上の人材に対し、転職市場は次第に門戸を広げてきています。
今回は、40代が法務職に転職するために必要なことについてご紹介します。

40代から法務に転職することは、結論から言えば可能

先にお伝えした通り、転職市場では若手のほうが有利であるとイメージされる方が多いと思います。
35歳を過ぎた人が転職活動中に不利と感じる理由の一つとして、年齢面のことを挙げる方もいます。

しかし、逆に経験の少ない若手であることが転職後にミスマッチを生んでしまう可能性は十分考えられます。例えば、将来的な管理職候補として採用を検討する場合などは、やはり一定の社会人経験があることを想定し、ミドル年代をターゲットにすることは考えるのに容易です。もちろん、必要な業務経験を備えていることが前提条件です。

法務職というジャンルが必要になるのは、対外コンプライアンスを徹底する必要のある、それなりに規模の大きな会社であることが多いです。
そのため、求職者側にも社会人経験はもちろん、法務職としての実績が求められる傾向にあります。言い換えれば、その点を満たしていれば、年齢の高さは関係無く、企業側が採用を検討するケースもあり得るのです。

自分が法務職としてどのような業務にあたっていたのかを確認しよう

40代で法務職の転職を実現するには、実際に自分が法務担当者としてどのような実績を挙げたのかをアピールする必要があります。
一口に法務担当者と言っても、会社の規模や行政機関との関係に応じて、やるべき業務が変わっていきます。具体的には、以下のような業務が想定されます。

・契約法務
・機関法務
・法務相談
・紛争訴訟対応
・海外法に関わる法制度調査
・法律事務所との関係構築
・コンプライアンス
・社内規程
・行政機関への届け出
・公共政策関係

転職を考える場合、少なくともこれらの業務の違いを理解しつつ、自分がどの分野に精通しているのかを説明できるだけの知識は最低限必要になってきます。
また、法務担当者の募集要項に書かれている内容を見て、自分がそのニーズを満たしているかどうか判断する必要があります。履歴書を書き出す前に、まずはこの点をしっかりと理解しておきましょう。

採用担当が法務希望者に求めるのは「折り目正しい柔軟性」

法務職として働いてきた方であれば、法務の仕事は、柔軟性が無いとできない仕事であると身に染みて理解されていると思います。
法律事務所であれば、やってはいけないことを指摘するのが役割でもあるので、ある意味堅い考え方が求められます。
しかし、法務職はそれを基に、会社で法律・規則を運用することを考えなければなりません。
そのため、時には柔軟な法解釈を行う必要性に迫られるのです。

このあたりは、一概に法律の資格を取得しているから何とかなるものではありません。
時には幹部や組合側とのコミュニケーションとる必要も出てきますし、予期しない状況に遭遇した際、臨機応変に対応しなければなりません。対外的には折り目正しく、社内においては柔軟な対応が求められるのです。

法務の転職だからこそ、40代という年齢をプラスに捉えよう

法務の仕事を行う上で重要な柔軟性は、数学における難解な問題を解くような、単純な感性だけの問題ではありません。
人の心のひだに寄り添う感性が、ロジカルシンキングの中にも必要なのです。そうなると、このようなスキルを20代に要求するのは、いささか厳しいところがあります。

社会人経験を多く積み、酸いも甘いも噛みしめてきたからこそ解ける方程式というものは、往々にして存在するものです。法務職は否応なしにそのような場面に遭遇するため、採用側としても応募者の経験をしっかり見極めたいと考えています。
そのため、40代の方は、若手には無い武器を持っていると言えます。20代で仕事を知り、30代で会社を知ったと言える人材を、採用側は求めているのです。

経験をアピールする場合は、資格があればもちろんですが、特筆すべきものが無い場合であっても、業務内容や経験・実績はエピソードを添えてしっかりとアピールしておきましょう。

40代・ミドル層が法務の転職を成功させるには、かつて法務職として培ってきた経験をしっかりとアピールする必要があります。
資格は座学だけで取得できますが、経験は現場を知らなければ積めません。40代が転職を成功させる鍵は、まさにその「経験」をアピールする点にあります。

自分だけの経験でなくても、40代で社会人経験を積んでいれば、会社を通じて法務担当者として何かを達成した経験を誰しも1つや2つ持っているものです。
それが、本人にとってはどんなに他愛のないものであっても、聞く側にとっては重要なことに感じられることもあります。
現場では英語を使う機会に恵まれなかったが、将来性を考えてTOEICの資格を取得したといったような場合でも、十分アピールポイントになります。

40代のあなたが持っている資産を棚卸して、勝負できる材料と判断したものは、小出しにせずに全て書き出してみましょう。年齢を壁と考えるのではなく、資産の1つと捉えてアピールできたとき、転職の道が開けるはずですよ。

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