労務へ転職する方法とは

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2018/12/25

労務へ転職する方法とは

労務へ転職する方法とは

求人サイトに労務業務のみを任せることを目的とした募集が出ることは多くはありません。
というのも、人事職の一環として募集しているところが大半であり、まずは人事職として採用され、そこから労務担当者として働くというキャリアパスが一般的だからです。

しかし、労務は奥が深い仕事の一つであり、究めれば社会保険労務士などの国家資格取得によって独立も可能になる分野です。
もちろん、経験者は転職に有利となるのは言うまでもありません。

今回は、そんな労務職として転職するための方法についてご紹介します。

そもそも、人事課などで労務担当者ってどんな仕事してるの?

それでは、具体的に労務職はどのような仕事を行っているのでしょうか。

以下に、主だった仕事の内容をご紹介します。

  • 従業員の勤怠管理
  • 福利厚生の手続きや、システム管理
  • 社会保険加入、脱退手続き
  • 【重要】給与計算

上記の内容から分かる通り、基本的には従業員が会社でしっかり働けるようにサポートする役割を担っています。
それと同時に、勤怠を管理して働き方に問題がないかどうかをチェックしつつ、給与計算など実際に給与を支払う際のデータ作りなどを行っています。

特に重要なのが給与計算で、絶対に間違えられないポジションですから、担当者は経理の担当者と入念に打ち合わせを行います。
職場によっては給与振込を労務側で全て行うケースもあるほど、経営者にとっても神経をつかうところです。

このことから、同じ人事職の中でも従業員のお金や生活に直接からむ部分を担当するのが、労務職の特徴と言えるでしょう。

労務へ転職する人が持っている、もしくは備えておきたいスキルや経験とは

 労務へ転職する人が持っている、もしくは備えておきたいスキルや経験とは

労務職は、採用担当者に比べると人材登用には深く関わりませんし、社内コンプライアンスに関連する業務にも基本的には従事しません。
そのため、身に着けておきたいスキルというのが、比較的社内外問わず共通するものが多いという特徴があります。
ある意味では、人事職の中でも転職しやすい、一定の二―ズがある職種の一つと言えるかもしれません。

従業員の勤怠管理という点で言えば、とても簡単な例ではタイムカードの管理や出張時の日当など、直接勤務時間が社員の給与に反映されるかどうかを見る経験を積みます。
要するに、不正がないかどうかをチェックしているのです。

このデータをもとに給与計算を行うため、シビアに内容をチェックして、正確に計算する必要があります。
しかし、一度覚えてしまえば同じことの繰り返しに一部イレギュラーが混ざる程度なので、経験すれば基本的に間違いは少なくなるでしょう。
同業種での転職であれば、即戦力になる可能性も十分あります。

社会保険加入や脱退の手続きなどは、そもそもどの会社でも必須の業務ですから、1~2年経験していれば十分経験者を名乗れます。
中には年末調整関連の資料でイレギュラーなケースに遭遇することもあるでしょうが、それは社内の専門家や社労士に確認すれば解決する問題がほとんどです。

このことから、労務担当者としてどのような業務に携わったのか、細かく内容を覚えていれば、求人情報の内容と照らし合わせるのも簡単ですし、面接時でもスムーズに話が通用します。

既に知識のある方はそれをアピールし、未経験の方であれば労務に関する書籍を購入し、少なくとも社会保険手続きの流れは押さえておいた方がよいでしょう。

未経験で労務職として転職する際、何か特別な経験は必要?

労務職として転職を考える方の多くは経験者です。
しかし、中には未経験だが労務職として転職したいという方も少なくありません。
労働問題などを組合で担当し、労務を経験してみたいと考える方もいるようです。

しかし、やはり労務職は実務経験が重視される職種の一つであり、未経験での採用はやはり厳しいと言わざるをえません。
逆に、社会保険事務所などでの勤務経験があれば、即戦力として期待されるケースはあります。

ここで、興味のある方の中には「社会保険労務士」などの資格を取得するかどうか迷う方がいるようです。
ただ、これは現実的な選択肢ではありません。

試験の合格率が3%を切った年もあり、難関試験としても有名なため、労務経験者であっても合格までに数年を要したケースもあります。
転職のためだけに取得する資格としては、非常にハードルの高い資格の一つと言えるでしょう。

まとめ

労務職は、社員の給与や勤務に関するサポートを行う職種になりますから、一つひとつ間違えられない精密な仕事が求められます。
その反面、一部の特殊な業種を除いて基本的な枠組みはどの会社もほぼ同じですから、過去に培った経験を活かせる場面は多いものと思われます。

しかし、実務未経験から労務職への採用を勝ち取るのは、容易なことではありません。
そのため、どうしても労務職で働きたいという理由と、事前に労務の仕事について学習しているということが証明できる実績やエピソードが必要になります。

それぞれの境遇によって採用される確率に違いはありますが、必ずしも全ての会社において言える話ではありませんから、未経験の方もまずは求人情報をしっかりと確認して、まずは当たって砕けろの精神でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


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