女性税理士の年収や多様化する働き方

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2020/06/03

女性税理士の年収や多様化する働き方

女性 税理士 年収

税理士の全体に占める女性の割合は1割程度です。定められた手続きに正確に素早く行わなければならない税理士の業務は、得意としている女性も多いです。この記事では、女性税理士の年収や働き方について解説しています。

女性税理士の年代別年収

女性税理士の年代別年収を見てみましょう。利用した統計は、厚生労働省が2019年3月に発表した「平成30年賃金構造基本統計調査」です。賃金構造基本統計調査では、職種や男女、年齢別などによる平均賃金を知ることができます。

ただし、「税理士の賃金が知りたい」と思う場合、賃金構造基本統計調査には2つのちょっとした欠点があります。その第1は、賃金構造基本統計調査では職種の区分けが「公認会計士、税理士」となっており、税理士単独の賃金が明らかになっていないことです。 しかし、税理士と公認会計士の賃金構造には目立った差がないといわれています。したがって、ここではこの「公認会計士、税理士」の賃金を「税理士の賃金」として見ていきます。

また、賃金構造基本統計調査は「企業規模10人以上」の事業所を対象として行われます。したがって、10人未満の個人税理士事務所のオーナー税理士や勤務税理士はこの統計には含まれません。

それではまず、税理士の男性、女性、および男女合計の、統計に使用された人数と平均年齢、平均勤続年数、平均労働時間、平均月収、および賞与などを含めた平均年収を見てみましょう。

人数 年齢 勤続年数 労働時間 月収 年収
男性 814人 38.2歳 10.1年 184時間 57.8万円 914万円
女性 206人 40.5歳 12.1年 175時間 51万円 803.8万円
男女合計 1,020人 38.6歳 10.5年 182時間 56.4万円 891.9万円

上の表を見ると、税理士の年収は男女で100万円以上の差があることがわかります。

次に、女性税理士の年代別の、統計に使用された人数、平均勤続年数、平均労働時間、平均月収、および賞与も含めた平均年収を見てみましょう。

年齢 人数 勤続年数 労働時間 月収 年収
20~24歳 1人 2.5年 184時間 220万円 332.2万円
25~29歳 19人 3.9年 174時間 38.3万円 579.8万円
30~34歳 45人 8.1年 174時間 44.1万円 651.8万円
35~39歳 39人 11.3年 163時間 46.6万円 791万円
40~44歳 37人 14.7年 175時間 55.6万円 864.1万円
45~49歳 33人 18.1年 188時間 57.2万円 945.4万円
50~54歳 23人 15.3年 179時間 68.4万円 1081万円
55~59歳 7人 11.4年 158時間 53.3万円 723.1万円
60~64歳 1人 12.5年 176時間 25.5万円 393万円
65~69歳 1人 30.5年 30.5年 34.4万円 494万円

女性税理士の平均年収は、50~54歳のピークでは1,000万円を超えることがわかります。

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年収を上げるために取り組むこと・アピールすることは

税理士として年収を上げるには、できるだけ同じ職場でキャリアを着実に積み上げていくことが近道です。ただし、大手の会計事務所などに勤務しており、出世コースから外れたと感じたなら、思い切って大企業の経理部やベンチャー企業のCFOなど、それまでのキャリアを評価してもらえる職場へ転身したほうが、年収が上がる期待ができます。

ただし、55~60歳で定年を迎えることが多いと考えられ、税理士としてのキャリアを引き続き重ねるとしても、その大半が非正規雇用などでの再就職扱いになっているため、給与水準の平均は一気に低下します。60歳頃になれば、公務員としての定年を迎えた税務署職員(国税調査官)も無試験で大勢、税理士業界に参入してきます(平均勤続年数が下がるのもそのため)ので、それも平均収入を引き下げる原因になると考えられています。

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女性税理士の働き方

女性税理士の働き方の特徴として、柔軟な働き方ができることがあげられます。税理士業界は人手不足となっているため、税理士のニーズが高水準だからです。

たとえば、結婚後に配偶者が転勤になった場合でも、転居先で再就職することは比較的容易です。子供ができ、育児を優先したい場合は、派遣社員やパート・アルバイトとして勤務して、残業が発生しないようにすることもできます。子育てが一段落して再就職する場合にも、就職先はやはり比較的容易に見つかります。 また、税理士は独立することも可能です。独立すれば、定年がないために一生働くこともできます。

以上のように税理士は、その時々のライフイベントに合わせて柔軟な働き方ができるため、女性には適した職業だといえるでしょう。

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まとめ

税理士はライフイベントにあわせた働き方を選びやすい職業です。弊社MS-Japanは、士業に特化した転職エージェントです。 「バリバリ働いて稼ぎたい」「時短勤務で家庭と両立したい」といった条件にあった求人を紹介させていただきます。転職を検討されている方は、是非お気軽にご相談ください。

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<参考>厚生労働省『平成30年賃金構造基本統計調査』

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