会計事務所の仕事内容

更新日:2021/11/25
会計事務所

会計事務所の仕事内容

管理部門・士業の転職

会計事務所の仕事内容

会計事務所は、法人あるいは個人に代わって税務申告などの経理処理を行うことが主な仕事です。

定期的に顧客の企業等を訪問して会計データを調べ、節税対策を考え、その上で税務申告書を作成します。

会計事務所は、法人税を得意としている事務所や、資産税を得意としている事務所など、専門分野は異なります。転職を希望する事務所については、事業規模や専門分野をできる限り調べましょう。

会計事務所の分類に関しては、下記ページで詳しく解説しているので、今後のキャリアを考える上での参考にしてください。

管理部門・士業の転職

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会計事務所(会計・税務)

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会計事務所勤務者の転職理由とは

会計事務所で働く人が転職のため退職する場合、以下のような理由が考えられます。

労働環境・待遇

一般事業会社における転職理由でも多いですが、年収アップや待遇の改善など労働条件をより良いものにするためにご転職をお考えになる方が多いです。

入社する際に説明を受けていた労働条件と実態が違うことが特に小規模の会計事務所では稀にございますので、そのような場合は、より好条件を提示してくれる職場に魅力を感じます。

また、会計事務所は繁忙期になると残業が多くなる傾向があるため、プライベートとの両立を図るために、残業の少ない職場への転職を考える人もいるでしょう。

人間関係が合わない

特に小規模な会計事務所の場合、異動もなく同じメンバーで毎日働き続けます。そのため職員同士の人間関係が煮詰まるケースも少なくありません。

もし他の職員との関係がこじれてしまうと、通勤すること自体にストレスを感じてしまいます。そうなると、別の職場で心機一転して働くことを検討するでしょう。

キャリアアップのため

会計事務所に勤務する職員の中には、将来の自分のキャリアを踏まえて、「相続」や「事業承継」といった特定の分野に興味を持つ人もいるでしょう。

しかし事務所によっては、そのような業務自体を請け負っていないこともあります。その場合、自分の望むキャリアを積める事務所への転職を考えます。

社風が合わない

ワンマン経営型の会計事務所だと、代表者の経営方針や考え方、あるいは人柄が、良くも悪くも事務所内の雰囲気に大きな影響を与えます。

代表者の意向と自分の考え方が合わないと感じた場合、それが転職理由となるケースも多いです。

税理士試験の勉強時間が確保できない

会計事務所に勤務する人の中には、税理士試験の合格を目指して勉強を継続している人も多くいます。しかし日々の担当業務が多ければ、勉強時間を十分に確保できないことが考えられます。

そのため、より勉強時間を確保できる職場へと転職を考えるわけです。それぞれの会計事務所ごとの業務分担にもよりますが、会計事務所で仕事を始めてから数年程度の人だと、請け負う担当数が30件超になる場合もあるので、勉強との両立は難しくなることもあります。

【関連ページ】
会計事務所のよくある退職理由とその後のキャリア
会計事務所を辞めたい!よくある転職理由5選


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会計事務所の志望動機 3つのポイント

履歴書・職務経歴書の志望動機は、採用にあたって非常に重視されます。

志望動機を書くポイント、および例文を見てみましょう。

会計事務所の志望動機を書くうえで、押さえるべきポイントは3つあります。

なぜ会計業界およびその会計事務所を志望先として選んだのか

採用する側としては、せっかく採用する人が短期で離職することは避けたいと思っています。 したがって、志望する会計事務所に対する熱意がどれだけあるのかを示すことは重要です。

熱意を示すために、まず、なぜ会計業界を選び、なぜその会計事務所を志望したのかをしっかりと書きましょう。

会計事務所のホームページや求人内容などを参考にし、その会計事務所の特徴をしっかりと理解したうえで選んだ理由を書くことが重要です。

自分の強みは何で、採用するとどのようなメリットがあるのか

志望動機は、自分の強みが何であるかをしっかりと書くことも大切です。 自分を採用するとその事務所にとってどのようなメリットがあるのかを、自身の経験に基づいて伝えることがポイントです。

大手税理士法人や外資系に特化した会計事務所なら、英語力は大きなメリットになるでしょう。 「強み」とは特別な能力といったハードルの高いものではありません。

努力家であることも強みとしてアピールできますし、今までの仕事に対する姿勢なども十分なアピール材料になります。自分の性格や考え方にしっかり向き合って考えましょう。

キャリアの目標として何を成し遂げたいか

近年、多くの企業はキャリアの目標を自分自身で設定し、それに向かって自分で進んでいける人材を求めています。

自分自身の目標を成し遂げるためにその会計事務所を選んだ、という形で志望動機を書くことができれば、強い熱意を伝えることができると共に、その会計事務所に対して将来的にどのようなメリットがあるのかも明確になります。


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志望動機を書く上での注意点

「得意だから」ではアピール不足

計算が得意、経理が好き…といった志望動機だけでは、会計事務所の立場を代表する面接官にとっては心に響かず、むしろ「自己都合」「自分本位」な人物だと誤解されるおそれがあります。「自分を成長させたい」といったアピールをメインの志望動機にすることも同様です。

こうして読むと当たり前だと思うかもしれませんが、面接の場でアピールに困ったときには、つい自分本位な言葉が口を突いて出てしまうものです。 志望動機は、会計という仕事を通して、常にクライアント会社への貢献を意識してアピールするようにしましょう。

何のために会計事務所の世界を目指したのか、生涯を賭けられる仕事なのかどうか、原点に立ち返り、改めて志望動機を考えてみるようにしましょう。会計事務所での仕事に対する志や職業意識の高さは、質問に対する答えを通じて、必ず面接官に伝わります。

ただ、日本経済の発展や世界平和などにまで言及すると、根拠のない大言壮語と見なされて、かえって印象が悪くなります。企業活動への貢献までに留めるようにすることで、地に足の着いた社会人らしいアピール・志望動機となります。

マイナス思考が表に出ないようにする

マイナス思考・ネガティブ思考は、人生を送る上で必ずしも悪いものではありません。将来のリスクに対して敏感な考え方の持ち主で、準備を怠らずに慎重に物事を進めたり、あらかじめ危険を察知したりして他人よりも早く回避し、身の安全を保つことができます。よって、自分の身を守るのには有利な性格といえます。

しかし、会計事務所の採用担当者も、何らかの利益をもたらしてくれる人を採用したいと思うはずです。ですので、マイナス思考な発言よりも、その会計事務所のために積極的に貢献したいという志望動機を伝えることが必要です。

面接の冒頭で「大変緊張しておりますが」と前置きをする人がいます。面接官の目線を下げて謙遜する意味合いかもしれませんが、その人自身の緊張感は面接官の関心事ではないので、はなから印象を悪化させるおそれがあります。「緊張しております」は言わないほうが良いかもしれません。

また、面接官から少し厳しいことを言われて声のトーンが下がったり、肩を落としたりしないように気をつけましょう。気分が落ち込みやすい人は、うまく自己アピールすることより、「こんな厳しいことを言われたら、こう切り返そう」と、ネガティブな印象を払拭するための対策を準備しておくことをおすすめします。

欠点のような特徴も、切り口を変えれば長所になる

「職を転々としている」という、仕事に馴染むのが苦手で飽きっぽいイメージを与えかねない表現も、「多様な職業経験」と言い換えると、良い印象に変換することができます。

また、「引っ込み思案」という消極的な性格も「思慮深いところがある」という自己アピールで挽回することが可能です。

もちろん、良くない特徴を言い換えていることを面接担当者の多くは気付くでしょうが、欠点をそのまま伝えるよりは、悪い印象を与えないでしょう。コミュニケーション能力があるということを、さりげなくアピールすることもできます。

学生時代の部活動やサークル活動で芳しい結果が出せていないとしても、表現次第で社会人としての長所に変えることも可能です。

たとえば、「チームは負け続き」「自分は補欠選手」だったとしても、「常に応援やバックアップに徹した」「献身やチームワークの大切さを学んだ」「高い意識を持って、失敗をバネに学ぶことができた」などの表現によって、つまずいても前向きに物事を捉えられる積極性のある人材であると伝えることができるでしょう。


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会計事務所の志望動機例文

会計事務所の志望動機例文

貴事務所のHPを拝見し、経営理念として「中小企業経営者の経営パートナーとして貢献すること」をあげておられることに強く共感いたしました。 私は、前職で住宅設備の営業職として4年間の勤務経験があります。

ここで、個人事業主の方々が、節税対策や資金繰りについてどれほど強い関心をもっているかを学んだことが、私の強みです。

私の目標は、節税対策や資金繰りの専門家になることです。 前職での経験を生かし、顧客の皆様に信頼される存在になることで貴事務所に貢献したいと思っております。

税理士科目合格者の志望動機例文

貴事務所のHPを拝見し、相続税の申告などの資産税に力を入れていらっしゃることに共感いたしました。 私は、大学を卒業した後、派遣社員として事務職を経験するかたわら、税理士試験を計画的に受験しております。簿記論と財務諸表論の2科目にはすでに合格し、法人税法と相続税法の2科目を今年受験することに向け、税法の勉強をしております。

税法の知識を生かし、貴事務所の戦力として1日も早く貢献できるよう、研鑽を積みたいと思っております。


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経験者の志望動機例文

次に、経験者の志望動機例文を保有資格別について見てみましょう。

税務スタッフ_無資格

<良い例文>

「税理士資格取得を目指して勉強と仕事の両立を支援して頂けること、国際税務などグローバルな業務に挑戦できることに魅力を感じました。外資系企業での税務経験と語学力を活かし、将来的に税理士として活躍したいと思い、無資格の採用を行っている貴事務所を志望しました。」

無資格でも将来的には資格を取得したいこと、自分の希望と事務所の業務内容が合っていること、前職での経験を活かせること、などを効果的に盛り込んでいます。将来像もしっかりと示しているので、長く頑張ってもらえるという印象も与えるでしょう。

<失敗例文>

「税理士や簿記の資格はありませんが、与えられた業務については仕事内容をしっかりと覚え、ミスなく日々の業務をこなしていきたいです。外資系企業で培った経験を活かしつつ、貴事務所でも活躍できるように日々努力して参ります。」

前職で得たスキル・経験に関する具体的な内容がなく、自分の将来像なども描かれていません。これだと「長く勤務できるのか」と疑われる恐れもあります。

税理士科目合格者

<良い例文>

「昨年、財務諸表論と簿記論、法人税法に合格しました。貴事務所が採用条件として提示している「2科目以上合格者」の条件を満たしているため、応募させて頂きました。将来は税理士として国際税務などグローバルな業務に従事できればと考えおりますので、引き続き税理士の勉強を続けていきます。前職では外資系企業で国際税務に関わっていたため、貴事務所では経験を活かしながら業務に取り組めると自負しています。」

自分の将来像を示しつつ、就職後に前職での経験・スキルを活かせることを示しています。税理士になることだけを強調するのではなく、今の自分でも貢献できることを強調することが大事です。

<失敗例文>

「昨年、税理士試験の3科目に合格し、貴事務所の採用条件である「2科目以上合格者」の条件を満たしているため、応募させて頂きました。日々の業務に取り組みつつも、税理士試験の全科目合格に向けて、日々努力していきたいと考えています。働きながら勉強を続けても良いという点は私の希望に合致しており、ぜひ一緒に働かせて頂きたく存じます。」

税理士試験のどの科目に合格したのか、前職で得たスキル・経験を示していないので不適切といえます。事務所側としても即戦力を求めているので、科目合格者という段階ではあるものの、税務の専門家として貢献できることを示すことが大切です。

税理士

<良い例文>

「私が貴事務所を志望したのは、国際税務などグローバルな税務手続きに携われるからです。前職では外資系企業にて税務に取り組んでおりましたが、特定の企業に属するのではなく、会計事務所で税務の専門家として国際的に活動できればと考え、今回志望させて頂きました。」

自分の税理士としてのスキル・経験が、就職後に活かせることを示しています。事前に応募先の専門分野・得意分野を調査した上で、前職で培った経験が活かせることを強調します。

<失敗例文>

「税理士の資格を活かせる職場を探せればと思い、貴事務所を志望させて頂きました。前職では外資系企業で税務に従事しておりましたが、より専門的に税理士として活動できればと考えています。」

税理士としてどのような分野で成長したいのか、自分の得意分野は何かについての記載がないので、本人の強みが伝わりません。

公認会計士

<良い例文>

「国内企業だけでなく海外企業のクライアントも多い貴事務所であれば、公認会計士として外資系企業で培った経験やスキルを活かせると思い志望させて頂きました。クライアントが直面している経営課題を解決し、グローバルに活躍できる公認会計士として信頼を集められるように日々努力して参ります。」

なぜその会計事務所を選んだのか、どのような会計士を目指しているのかが書かれているので、採用する側が納得しやすいです。

<失敗例文>

「給与額や待遇面のことを考えて、貴事務所を志望させて頂きました。公認会計士としての経験を活かして、クライアントから一日も早く信頼を得られるように努力していきたいです。」

給与・待遇面だけでなく、就職後に何がしたいのか、将来どのような公認会計士になりたいのかを提示することが大事です。

税理士や税理士科目合格者が大手会計事務所から中小規模の会計事務所へ転職

<良い例文>

「クライアントからのニーズに柔軟に対応でき、少数精鋭の職場環境に魅力を感じて志望させて頂きました。貴事務所のチームの一員として多様な業務に挑戦し、税務の専門家としてのスキルを磨いていきたいです。」

ニーズへの柔軟な対応、少数精鋭という中小規模の会計事務所が持つ特長・強みを述べることが大事です。また、職員の数が少ないので、人間関係を良好にしようとする意思を示すのも有効といえます。

<失敗例文>

「税務の専門家としてスキルを高め、経験を積めることができると考え、貴事務所を志望させて頂きました。専門知識を活かし、中小企業から大企業まで多様な経営課題を解決したいです。」

中小規模の会計事務所の特性に触れておらず、その事務所を選んだ理由が不明瞭です。大手事務所ではなく、中小規模の事務所を選択した理由を伝えることが大事です。

税理士や税理士科目合格者が中小規模の会計事務所から大手会計事務所へ転職

<良い例文>

「取引先の規模が大きい会計事務所で働きたいと考えて、貴事務所を志望させて頂きました。税務に関する専門的知識を活かし、日本を代表する大手企業であるクライアントの経営の健全化・経営課題の解決に貢献できればと考えております。」

なぜ大手会計事務所に転職したいのかを説明しましょう。中小規模の会計事務所にはない特徴を示して書くと分かりやすいです。

<失敗例文>

「税務の専門家としてのスキルを磨き、経験を蓄積したいと考え、貴事務所を志望させて頂きました。クライアントからの多様な要望に対応できるよう、日々努力していきたいと考えております。」

公認会計士としてのスキルを高め、経験を重ねることは、中小規模の会計事務所でも可能です。大手会計事務所に転職したい理由が不明確といえます。


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未経験者の志望動機例文

未経験者が会計事務所へ転職する場合の志望動機例文を見てみましょう。

企業経理から転職

<良い例文>

「貴事務所のホームページを拝見しまして、会計事務所での勤務未経験でもご指導いただくことができると知り、応募させて頂きました。これまで外資系企業にて国際税務の業務に携わり、日商簿記2級の資格を保有しています。ぜひご一緒に働かせて頂ければと存じます。」

会計事務所での勤務未経験なのでご指導を受けたいことを書いておくと、印象がよくなるでしょう。前職での経験、保有する資格などを書いておくことも大事です。

<失敗例文>

「会計事務所での勤務経験はありませんが、企業にて経理業務に携わっているので、そこでの経験を活かせればと思い応募させて頂きました。クライアントから一日も早く信頼を得られるように、努力して参ります。」

企業でどのような経験をしたのかを書くのが望ましいです。また、会計事務所での勤務未経験なので、教わろうとする姿勢も見せておくと良いでしょう。

税理士試験勉強中の方

<良い例文>

「現在、簿記論と財務諸表論の2科目に合格しておりまして、貴事務所で実務経験を積みながら、今後も引き続き税理士の勉強を続けて参りたく希望いたしました。会計事務所での勤務経験はありませんが、前職では外資系企業にて税務に従事しておりました。まだ科目合格の段階ではあるものの、前職で得た基本的な知識・経験は貴事務所での業務でも活かせるのではないかと考え、今回志望させて頂きました。」

税理士に向けて勉強中である一方で、前職で得た知識・経験を活かせると述べることで、即戦力として力になれることをアピールしています。

<失敗例文>

「会計事務所での勤務経験はありませんが、現在、簿記論と財務諸表論の2科目に合格しております。今後も税理士の勉強を続ける予定でおりまして、貴事務所であれば十分な勉強時間を確保できると考え、今回志望させて頂きました。」

税理士の勉強を続けることだけを強調しないで、自分がどのような貢献ができるかを示すことも重要です。

無資格者

<良い例文>

「ホームページを拝見し、会計業務については無資格・未経験でも採用可能とのことで、今回応募させて頂きました。会計事務所での勤務経験はありませんが、前職では外資系企業で税務に従事しており、貴事務所ではそこでの経験を活かして業務に取り組めるのではないかと考えております。日商簿記などの資格を保有しておらず恐縮ではありますが、几帳面な性格で細かい作業にミスが少ないのが私の長所ですので、集中して業務に取り組めると存じます。一つ一つの業務をいち早く覚えながら、これから日商簿記の資格取得のため、勉強にも励んでまいります。」

資格を保有していないと述べる一方で、前職での経験を活かせること、几帳面な性格であることなど、会計業務に向いている印象を与えています。

<失敗例文>

「ホームページを拝見し、会計事務所での勤務未経験、無資格でも採用可能とのことで、今回応募致しました。現在のところ日商簿記三級の資格も保有していませんので、今後は働きながら資格取得を目指していく所存です。ぜひ一緒に働かせて頂けますと幸いです。」

無資格という弱みを補うために、自分の強みとなる前職での経験や性格などを書くことが望ましいです。


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まとめ

会計事務所の就職に向けて、過去の実績でアピールできる要素が不足している場合は、そのぶん未来の可能性を感じさせるような受け答えを心がけることが重要です。ただし、嘘やオーバーな表現が混ざると、かえって印象を悪化させますので注意したいところです。

管理部門・士業の転職

この記事を監修した人

大学卒業後、リクルート広告代理店に新卒入社し、中小企業、飲食・小売店などに向け、求人広告営業に従事。
その中で、実際に転職をされていく方などの生の声や気持ちの変化・実情などを知りたいと考え、MS-Japanに入社。
その後はキャリアアドバイザーとして、主に20代~30代の経理財務・会計事務所スタッフを中心に担当する。
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