当社は、経営理念として「環境価値の創造」を通じた社会への貢献を掲げ、アジアを主たる活動領域と定め、グローバルレベルの総合FMS企業集団を目指すことにより絶えず持続的成長と更なる企業価値の向上を目指しています。私たちが考える環境価値とは、企業の経営環境における価値、企業のお客さまの利用環境における価値、そこで働く社員の職場環境における価値、地域社会における価値の全てを含みます。
当社は、施設の管理・運営に関わる設備管理から清掃、警備、 エネルギー関連サービスや各種工事、間接資材の供給、自動販売機の運営管理に至るまで多岐に亘るサービス「IMF(インテグレーテッド・ファシリティマネジメント)事業」を提供しています。創業から40年超に亘り、施設、及びその周辺環境に向けて「安全・ 安心・快適」を提供してまいりました。また、自然災害による発災など有事の際においても、自社はもとより全国に拡がる協力会社とのネットワークを活用した応援者の派遣や資材の納入などを通じて施設の早期復旧に貢献してまいりました。
当社事業を取り巻く経営環境を見渡すとIoT(Internet of Things = モノのインターネット)化やAI(人工知能)といった技術の著しい進化により、これまで人的サービスを主としてきた設備管理、清掃、警備の各事業分野においてビジネスそのものの在り方が変容する可能性が高まっています。このような環境認識のもと、当社は中長期的な成長の実現に向け、既存事業モデルの変革に取り組み日本、中国、アセアン各国での成長基盤の構築を図っています。