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目次

    ストレス耐性が高い人の特徴。面接で見極める質問例

    ストレスフルな現代社会において、ストレス耐性が高い人材は重宝されます。今回の記事では、ストレス耐性がなぜ重要なのかの解説と合わせて、ストレス耐性を決める6つの要素やストレス耐性が高い人の特徴をご紹介します。面接で役立つ質問例もまとめていますので、参考にしてみてください。

    なぜストレス耐性は重要なのか

    ストレス耐性とは、ストレスに対する強さのことです。現代社会はストレスフル。ビジネスの現場でも厳しさが増していると言われています。ストレス耐性は2000年前後から採用の現場で重要な項目として扱われるようになりました。終身雇用や年功序列が当たり前であった時代は、ストレスにさらされても未来に希望が持てましたが、現代では終身雇用が崩壊し年功序列よりも能力で評価されるようになっています。ストレスを和らげる制度が不足している現代においては、ストレス耐性の重要度が増しているのです。ストレス耐性が高い人は、強いストレスにもうまく対処できますが、ストレス耐性が低い人はささいなことでも落ち込んでしまう傾向があります。

    ストレス耐性を決める6つの要素


    ストレス耐性には6つの要素があると考えられています。

    ①感知能力

    ストレスの原因となるストレッサーがある時に、気づくかどうかの能力のことです。例えば誰かに嫌味を言われたとしても、気づかなければストレスにはなりません。言い換えれば鈍感力のことです。感知能力が低い人は、ストレス耐性が高いです。

    ②回避能力

    ストレッサーをストレスとして受け止めず回避する能力です。なお、心身が健康であればストレスを感じにくくなるとされています。

    ③処理能力

    ストレッサーに対処する能力です。ストレッサーを弱める、なくすことができる能力を指します。

    ④転換能力

    ストレスを、捉え直しポジティブに転換できる能力です。ストレスを受けたとしても転換能力があればストレス耐性があると言えます。

    ⑤経験

    ストレスに対応した経験値のこと。ストレッサーに慣れていれば、ストレスを感じにくいです。

    ⑥容量

    ストレスをどの程度溜めることができるか。例えストレスを感じていても、容量が大きい人は耐えることができます。

    ストレス耐性は人によって差があります。また鍛えることによってストレス耐性を高めることは可能です。なお、ストレス耐性が高い人が優秀とは限りません。業務によって、ストレス耐性が高い人に向いているものもあれば低い人に向いている人もいます。人材の資質を活かすことが大切です。

    ストレス耐性が高い人の特徴

    周りの評価を気にしない

    周りの評価を気にしない人は、自分の中に軸を持っています。他人に振り回されることが少なく、ストレス耐性が高いです。逆に周りの評価を気にしすぎる人はストレスを感じやすくストレス耐性が低いと言えます。周りの評価を気にしない人は、自分の価値と、自分の意見等を切り離して考えています。例え仕事で批判的な評価をされても、自分そのものの価値が傷つけられるわけではないとわかっているのです。批判的な評価はあくまでもっと良いやり方があるという提案として前向きに受け止められます。

    マイペース

    マイペースである人はストレス耐性が高いです。他人は他人、自分は自分と割り切り、自分のペースを保ちながら仕事をこなすことができます。ストレスを上手に避ける技術を有している場合が多いです。マイペースな人は感情に左右されることが少なく、常に冷静に対処できるという長所もあります。不測の事態に遭遇してもストレスに振り回されることなく適切な対応ができる可能性が高いです。

    前向き、楽観的

    前向き、楽観的であることもストレス耐性が高い人の特徴です。何事もポジティブに受け止められるので、ストレスを抱え込むことなく過ごすことができます。また、ストレスの許容量が大きく、どんな状況でも精神的に負担を感じることが少ないです。スルースキルも高く、変化が激しい場面でも、落ち着いて対応できることが多い傾向があります。逆境に強いという点も強みです。

    面接でストレス耐性を見極める質問

    一般的な質問例をご紹介します。

    感知能力を見極める質問例

    ・眠れなくなる時はどんな時ですか?
    眠れないということは、ストレスを感知した状態にあると考えられます。感知能力が低い人は「眠れなくなることはないです」または「楽しいことがある前日に眠れなくなります」などの返答をすることが多いです。

    回避能力を見極める質問例

    ・最近、強いストレスを感じたことはありますか?またそれはどのようなものでしたか?
    どんなことにストレスを感じるのか確認することができる質問です。

    処理能力を見極める質問例

    ・トラブルが発生した時にどのように対処しますか?
    トラブルはストレスとなります。トラブルに対処する力を持っているか、この質問から見極めることが可能です。

    ・クレーマーのようなお客様はどのように対応しますか?
    接客業では、クレーマーに遭遇する可能性があります。その場合、対応できる力があるのかチェックしたいときに有効な質問です。

    転換能力を見極める質問例

    ・挫折を乗り越えた経験はありますか?
    挫折した経験を、どのように前向きに受け止めているか、回答から読み解くことができます。

    経験を見極める質問例

    ・これまで困難な状況に直面したことはありますか?その際、どのように乗り越えましたか?
    新卒採用でも中途採用でも、求職者側は何かしら困難に直面した経験があると考えられます。これまで困難な状況に直面したときに、どのように乗り越えたかというエピソードから、ストレス耐性を見極めることができます。なお、中途採用の場合は、業務において失敗したときなどに、どのように対処したかの経験を聞いておくことが効果的です。

    容量を見極める質問例

    ・気分転換の方法はどんなものがありますか?
    ストレスを溜め込まずに発散できる方法があるか確認できる質問です。生活習慣をチェックすることができるので、ストレスを溜め込みやすいかどうかがわかります。

    ・最近嬉しかったことは何ですか?
    あえてストレスを感じることとは逆のことを聞くことで、求職者の価値観などを確認できます。
    なお、こちらで紹介したものはあくまで例ですので、求職者の状況や自社の仕事に合わせて質問を考えることが大切です。

    ストレス耐性をはかる検査もある


    面接時間は限られています。また、新型コロナウイルスの影響もあって、これまでの対面面接からWEB面接に切り替える企業も増えてきました。WEB面接の場合、言語以外の非言語的情報が対面面接に比べて少なく、求職者の雰囲気や仕草などからストレス耐性を判断することが難しいです。
    面接だけでストレス耐性を完全に把握することは困難ですが、実はストレス耐性をはかる検査が存在します。ストレス耐性を入社前に見極める為に、ストレス検査を実施することが効果的です。ストレス耐性検査は適性検査の一種であり、求職者のストレス耐性を判断するのに役に立ちます。面接の場合、求職者側が事前に対策を講じている場合が多く、本当の姿が見えにくい場合もありますが、ストレス耐性検査であればどのように答えれば模範解答であるかが事前にわからないです。求職者のストレス耐性を見極めることに有効な手段と言えます。

    まとめ

    ストレスフルな社会だからこそ、ストレス耐性が高いかどうかを確認することは必要です。ただし、圧迫面接は逆効果なのでやめましょう。企業の印象が悪くなりますし、効果が薄いです。それよりも質問事項を工夫することで、圧迫面接をしなくても求職者のストレス耐性をチェックすることができます。なお、面接は限られた時間で行いますので、面接だけでストレス耐性を完全に見極めることは難しいです。ストレスに関しては日々研究が進んでおり、適性検査などのツールもあります。自社の状況に合わせて、ツールを賢く利用しましょう。ツールを用いれば、より精度高く、正確にストレス耐性を見極めることができるようになります。また、ストレス耐性が高い人材は、早期退職のリスクが低いです。優秀な人材を確保するためにも、ストレス耐性をチェックすることが望ましいと言えます。

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