レポートREPORT

目次

    経理・財務部門(2019.01.01~2019.03.31)

    マーケット動向


    ■1~3月は求人倍率が低下。求職者数においては30歳以下の若手が増加傾向に。
    2019年3月度の求人倍率は0.52倍。2018年と同じく、求人数は3月にかけて右肩下がり、新規求職者数は年間でみて3月が一番多い結果となった。一方、世代別の求職者割合について、2018年同期において40歳以下は45%だったが、今回は54.7%まで増加した。中でも30歳以下の求職者においては5.1%増加していることから、若手が転職も視野に入れたキャリア形成を考えていると見受けられる。

    年代別動向

    

    人事・総務部門(2019.01.01 ~2019.03.31)

    マーケット動向


    ■新規求人数、新規求職者数共に増加傾向。結果として求人倍率は横ばいに。
    2019年3月度の求人倍率は0.47倍。2018年3月と比べ求人数は増えているものの、求職者数が増加したため横ばいの結果となった。またどの年齢層においても、企業提示年収が求職者年収を上回っていることが分かる。一方で、増加する新規求職者数に対し、2月~3月にかけて新規求人数は伸び悩んでいるため、4月以降に新規求人数が増加することを期待したい。



    年代別動向



    法務部門(2019.01.01~2019.03.31)

    マーケット動向


    ■40代前半は、年収UPの転職が増加!35歳以下の若手法務は依然停滞状況が続く。
    2019年3月度の求人倍率は0.45倍。2018年同期と比較し新規求職者が増加したが、新規求人数は減少傾向にある。次世代の幹部候補となる41歳~45歳の求職者については、企業提示年収が求職者平均年収を上回っており、年収を上げて転職が実現するケースが増加している。一方で、35歳以下の求職者は2018年同期に比べ減少しており、平均年収が依然増加傾向にあるため、現職に留まり、転職に前向きな方が減少することも考えられる。



    年代別動向