レポートREPORT

目次

    経理・財務部門(2020.04.01~2020.03.31)

    マーケット動向


    ■1月~3月は求人数が減少 求職者数は増える見込み
    2020年3月の求人倍率は0.47倍。3月にかけて新年度にむけた新規採用が落ち着き新規求人数は減少しているが、2019年同様、新規求職者数は大きく増加した結果となった。年代別年収分布は、30歳までの層を除き、企業提示年収が求職者平均年収を上回る形となったが、今後売り手市場から買い手市場に転じる可能性があり、その差は縮まることが予想される。


    年代別動向

    

    人事・総務部門(2020.04.01~2020.03.31)

    マーケット動向


    ■求人数・求職者数はほぼ横ばいで推移
    2020年3月の求人倍率は0.42倍。2019年12月から求人数・求職者数ともにほぼ横ばいで推移している。年収については、30歳までの層を除き、企業提示年収が求職者平均年収を上回っている。4月以降は新規求人数が減少すると予想され、例年より求人倍率は下がると見込まれる。求職者にとっては条件が厳しくなってしまう一方、企業にとっては人材を獲得しやすい時期となるだろう。


    年代別動向


    法務部門(2020.04.01~2020.03.31)

    マーケット動向


    ■求人倍率はほぼ横ばいだが、若手は転職に積極的
    2020年3月の求人倍率は0.81倍。2019年3月は新規求職数が大きく増加したが、今年は横ばいとなっている。そのため、求人倍率は依然として高く推移している。一方で年代別の年収を見ると、41~45歳の層を除き、企業提示年収より求職者の平均年収が上回っている。35歳以下の求職者の割合が増えており、若手は積極的に転職を検討していると見られ、企業が提示する年収とマッチするかが採用のポイントとなる。


    年代別動向