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    公認会計士  (2020.04.01 ~ 2020.06.30)

    監査法人をはじめ、公認会計士の転職市場は依然として活発だ。今回の新型コロナウイルスによる大企業への打撃はまだ大きくないため、監査法人はあまり影響を受けていないとみられる。ただし、今後の景況感によっては状況が一転する可能性があるため、注視する必要があるだろう。求職者の勤務先の業種は、会計事務所・監査法人をはじめ、ITや流通・小売り・サービス、製造といった、インハウスの会計士も目立っている。

    年代別動向

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    税理士 | 有資格者  (2020.04.01 ~ 2020.06.30)

    会計事務所は、大手・中小ともに不況下に強く、採用活動は盛んだ。求職者の年齢層は45歳以上が半分以上を占めている一方、20代・30代の求職者は2019年度4Qと比較し減少している。年代別の平均年収は、40代前半が732万円と最も高く、続いて30代前半が689万円という結果となった。勤務先の業種は、会計事務所以外では、製造、コンサルティングが多くみられる。

    年代別動向

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    税理士 | 科目合格者  (2020.04.01 ~ 2020.06.30)

    不況下でも会計事務所の採用活動が活発に続くなか、科目合格の求職者も積極性がみられた。年代別の平均年収は45歳以上が681万円と突出している。業務内容別でみると、求職者のほとんどが申告書の作成などの基本業務は押さえていると言えるだろう。勤務先の業種は、会計事務所・監査法人が42%だが、その他業種に勤務している求職者も多くみられる。

    年代別動向

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    弁護士  (2020.04.01 ~ 2020.06.30)

    法律事務所は、全体的に売り手市場が続いており、新型コロナウイルスの影響で倒産案件や債権回収を扱う法律事務所は特に忙しくなるだろう。年代別の求職者分布では20代が41.3%と、比較的若手の求職者が目立っている。経験業務は、企業法務が85%、一般民事・刑事が51%、訴訟が36%と続く。勤務先の業種は、一般事業会社でみると製造が16.7%と突出して多くみられた。

    年代別動向

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