レポートREPORT

目次

    経理・財務部門(2019.04.01~2019.06.30)

    マーケット動向


    ■4月より右肩上がりで新規求職者数が増加。求人数は大きな変化なし。
    2019年6月の求人倍率は0.47倍。今期は新規求職者数が大幅に増加している。特に6月の新規求職者数が多いことから、決算業務が落ち着いたタイミングで転職を検討し始めた方が多いと予測できる。一方で、求人数は大きな変化がなく求人倍率が低下した。また、35歳以下の求職者の割合は、2018年4月~6月は26.8%であったが、今期は36.5%まで上昇し、転職市場において若手の活動意欲が高くなっていると見受けられる。


    年代別動向

    

    人事・総務部門(2019.04.01 ~2019.06.30)

    マーケット動向


    ■新規求職者数が求人数を大きく上回る。7月以降の求人数の盛り上がりに期待。
    2019年6月の求人倍率は0.35倍。新規求職者数は6月に大きく跳ね上がり、求人倍率が低下している。40代以上の求職者割合は依然として高く、なかでも46歳以上の割合が高い。年収については、全ての年代において企業提示年収が求職者平均年収を上回っており、求職者にとっては現職よりも好条件で転職できる傾向が続いている。


    年代別動向



    法務部門(2019.04.01~2019.06.30)

    マーケット動向


    ■求人倍率は低下。20~30代若手層の転職活動が活発化している。
    2019年6月の求人倍率は0.42倍。昨年同様、5月以降新規求職者数が大幅に増加していることに対し、新規求人数は伸び悩んでおり、7月以降の求人数の盛り上がりに期待したい。一方、年代別でみると2019年1月~3月と比較し、~30歳が6.5%、31~35歳が4.9%増加している。ミドル~シニア層が転職マーケットを占めていた時期から、若手の活動意欲が高くなってきている事が分かる。


    年代別動向