採用成功ガイドRECRUIT GUIDE


目次


    経理は専門的な業務が多い仕事です。面接の場で求職者が自社の求めている人材かどうか判断したい時には、どのような質問をしたら良いのか困ることがありますよね。そこで今回は、採用面接で見るべき6つのポイントや、経理スキルを確認する方法などをご紹介します。経理の仕事に関しても大まかに解説していますので、経理業務に興味がある方、経理人材の採用に携わっている方は参考にしてみてください。

    1.経理人材の採用面接で見るべき6つのポイント


    1-1.スキル、経験内容

    一番に確認するポイントはスキルや経験の内容です。履歴書や職務経歴書の短い文面だけでは肝心の内容を把握しきれない場合があります。これまで行ってきた仕事、得意とする仕事、苦労した仕事などに関して質問をしましょう。自分の言葉で端的に説明できるかどうかチェックすることが大切です。また、専門的なスキルが必要だからこそ、テクニカルクエスチョンを行いましょう。答えを受けて、スキルレベルを判断します。

    1-2.資格

    資格も見るべきポイントの一つです。簿記であれは日商簿記2級以上、その他に、税理士や公認会計士などの資格がある人は、即戦力となる人材である可能性が高いです。ただし、資格を持っているだけで実務経験が乏しい人は、実務に関する教育をする必要があります。資格は必ずしも必要というわけではありませんが、あれば実力の証明に役立ちます。

    1-3.英語力

    外資系やグローバル企業であれば、英語力は業務に欠かせません。海外での就労経験の有無、TOEICやTOEFLの点数を確認しましょう。英語で質問を行い、受け答えのレベルを判断することも有効な方法です。

    1-4.人柄、価値観

    経理の業務は他部所と関わることが多く、コミュニケーションスキルが求められます。一緒に働く人材として申し分ない人柄かどうか、面接で確認することが大事です。また、その人の価値観を知ることで自社に適した人材か判断しやすくなります。例えば大切にしている価値観とその理由や根拠を聞くなど、価値観に関する質問を面接に盛り込むことは効果的です。

    1-5.マネジメント経験

    マネージャークラスであれば、自分で業務が行えるだけではなく、業務の監督ができるマネジメントスキルが求められます。マネージャークラスの採用は、マネジメント経験の有無を確認しましょう。携わってきた業務において、どこまで責任を負っていたかなどを説明してもらうと、スキルを見極める判断材料となります。

    1-6.今後経験したい業務

    過去の経験だけではなく、これからの希望・展望に関しても聞いておくことが大切です。経理の中でも今後どのスキルを伸ばしていきたいか、他の管理部門業務などにも興味があるのか、マネジメント職を目指したいかなど、求職者もビジョンを持って転職活動に挑んでいることが多いですので、しっかりと求職者の真意を確認しておきましょう。

    2.経理のスキルを面接で確認する方法


    テクニカルクエスチョンに役立つスキルの確認方法をご紹介します。

    2-1.決算を一人で締められるか(締められない場合、どこまでやっていたか?)

    経理に欠かせない業務が、経済取引を数値化する決算です。決算を1人で締めることができるかを確認しましょう。決算では年に一度だけしか行う機会がない処理もあります。その為、1回程度の経験では実力が証明できません。一つの目安として、期末決算を同じ会社で3年以上経験している人であれば、ある程度の実力があると判断できます。

    2-2.経理を経験した企業の上場区分、業種、年商

    経理経験があると言っても、勤めていた企業の規模などによって必要とされる経理業務は異なります。経験者であるなら、経理を経験した企業の上場区分、業種、年商などを確認しましょう。自社が必要とする経理スキルの有無を判断する手立てとなります。企業によって、経理の仕事の中でもどのジャンルの仕事が多いかは異なります。以前の会社が似たような業種であれば、即戦力となる可能性が高いです。

    2-3.社内で担当していた業務と外注(税理士に依頼)していた業務

    中小企業で働いた人の場合、仕分は外部の税理士に依頼している可能性があるので注意が必要です。実際に社内で担当していた業務と、外注をしていた業務を正確に聞き、経理スキルの判断に役立てましょう。具体的なエピソードや実績を話してもらうことがおすすめです。

    2-4.前職経理部門の組織構成と分担

    経理部門の中にも組織が形成されている場合が多いです。履歴書には記載しきれない細かな組織構成と分担に関しては、面接内で確認をすると良いでしょう。経理の経験があると言っても、どのような企業でどのような立場にいたのかによってもスキルには差が生じます。例えば、経理の部門責任者が上にいたとしても、実際の業務は経験のあるスタッフを全て取り仕切っている、などといった場合もあるでしょう。自社が求めている人材とマッチングしているかどうか選考段階で見極めることで、後々のミスマッチを防ぐことが可能です。

    2-5.決算以外の業務経験

    経理には決算以外にも様々な業務があります。即戦力として活躍してもらう為にも、業務経験を詳しく聞いておくことが効果的です。

    3.経理の仕事内容とスキルを大まかに知っておこう


    経理の業務は多岐に渡ります。こちらでは主な仕事内容とスキルを解説します。

    3-1.決算業務

    経理は1年間の取引データを集計し決算書を作成します。決算に関わる業務としては、経理事務、記帳、買掛売掛管理、決算補助、月次決算、四半期決算、年次決算、連結決算、上場経理、有価証券報告書、税務申告書作成、USGAP、IFARSなどが挙げられます。

    3-2.財務

    財務も非常に大切な仕事です。簡単に言うと、決算業務によって作成された決算書などをもとに、資金計画を立て行動を起こす業務にあたります。具体的には資金繰り、資産運用、金融機関折衝、資金調達などが主な業務です。経営に深く関わってくる極めて重要な業務であり、企業の命運を担っているといっても過言ではありません。

    3-3.管理会計

    管理会計は、簡単に言うと、経営者が意思判断をする為の材料を用意する業務です。社内向けの会計と言えます。事業計画書や中期経営計画資料、取締役会資料などを作成します。

    3-4.国際業務

    外資系企業であれば国際業務も行う必要があります。英文会計への対応、英文レポーティング、海外事業所管理、移転価格、国際税務などを行うことが必要です。国際業務の場合、英文対応以外にも、多言語に対応する必要がある場合もあります。

    3-5.株式公開準備

    株式公開を目指すベンチャー企業などで必要とされる業務です。経営管理体制を整備します。資本政策、一の部作成、二の部作成などが挙げられます。株式公開準備を担当することは責任の重い業務です。その分、期待値が高く、株式公開を実現させれば高い評価を得られます。この業務を担当する為には、経理・財務・会計のスキルはもちろんのこと、マネジメント能力なども必要です。

    3-6.特殊業務

    特殊業務としては、与信管理、税務調査対応、自計化、経理システム導入、原価計算、内部監査対応、内部監査、IR、M&A、医療会計・福祉会計などが挙げられます。

    3-7.その他管理部門業務

    経理と言っても、経理の仕事だけをしていれば良いわけではありません。人事・総務・法務などその他の管理部門の業務を行うこともあります。

    4.まとめ


    即戦力となる経理人材を採用するためには、選考の段階で、自社が求めているスキルがある人材かどうか見極めることが重要と言えます。一口に経理業務の経験があると言っても、勤めていた企業によって求められる業務内容やスキルなどの比重が違いや、行う必要がある業務が限られている場合があります。選考の段階で、求職者のスキルや経験を正確に把握して、自社に必要な人材かどうか判断することが大切です。経理の仕事は専門知識が必要ですので、面接などの場には現役の経理職員に同席してもらうこともおすすめします。業務に関わる具体的な質問をすることで、求職者のレベルがわかりやすくなるでしょう。

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