採用成功ガイドRECRUIT GUIDE


目次


    日常の中でも心理学は大いに役に立ちます。しかし、意外と知らない人も多いです。そこで今回は、面接官が覚えておくべき心理学を6つほどご紹介します。最後に、初心者が心理学を学びたい時におすすめの本も紹介しますので、参考にしてみてください。心理学を理解すると、日常の何気ない自分の行動もより理解できるようになります。面接官に限らずとも、使える心理学を集めましたので、興味がある方はぜひお読みください。

    1.最初の印象が採用の成功を決める!【初頭効果】


    1-1.「初頭効果」とは

    初頭効果とは、最初に与えられた印象や情報が、後々の評価に大きな影響を及ぼす現象のことを言います。第一印象が重要視されるのも初頭効果によるものです。

    1-2.「初頭効果」の具体的な使い方

    初頭効果の具体的な使い方は、求職者との最初の接点で良い印象を残すことです。求人票を求職者が見やすいように工夫したり、選考で自社に訪れた際の第一印象が良くなるようにすることなどが挙げられます。自社の社員のマナーを徹底する、清潔感のある社内を心がける、理想的な面接官の態度を訓練するなど、自社の工夫次第で求職者の印象は変わるのです。なお、カジュアル面談を活用する際は、求職者と接する担当者にコミュニケーションが得意な人を選び、自社に対して良い印象を持ってもらえるようにすることが効果的と言えます。

    2.期待を裏切って求職者の心を掴む!【エスカレーター効果】


    2-1.「エスカレータ-効果」とは

    エスカレーター効果とは、違和感の一つのことです。止まっているエスカレーターを降りた時に、足が重くなったような感覚を味わったことがあるでしょう。人間は深層心理の中で“エスカレーターは動くもの”と認識している為、無意識のうちにバランス調整をして足が重くなるのです。つまり、思い込みに反した時に生じる違和感を指します。

    2-2.「エスカレーター効果」の具体的な使い方

    良い意味で思い込みが裏切られると人の印象に残りやすくなります。例えば、お堅い会社かと思ったら、いざ面接に行くととてもフレンドリーだった場合、人は良い意味で裏切られ、良い印象を持ち印象に残りやすくなります。あえてギャップを狙い印象に残る戦略をとると、求職者の心を掴みやすいです。

    近年は採用にSNSを活用する企業も増えてきました。本業でしっかりと成果を出しながら、SNSのキャラはあえて打ち解けた親しみすい性格を演出するなど、ギャップを生かした戦略を考えると印象に残りやすいでしょう。求人を出した際に人が集まる可能性が高くなります。ただし、やりすぎると逆効果ですので、エスカレーター効果を多用しすぎないように注意しましょう。

    3.言い方を変えるだけで、自社の魅力度を上げる!【リフレーミング】


    3-1.「リフレーミング」とは

    リフレーミングとは、出来事に対する枠組み(フレーム)を新しく捉え直すことを意味しています。偏った見方をすることを“色眼鏡をかける”と言いますが、リフレーミングは、色眼鏡を外して新しい見方をすることと考えるとわかりやすいです。

    3-2.「リフレーミング」の具体的な使い方

    例えば言い方次第で、印象を変えることができます。小規模の会社を少数精鋭、会社の規模が小さいことを、社員同士の距離が近くアットホームな雰囲気などと言い換えることなどが具体的な使い方として挙げられるでしょう。リフレーミングを活用し、表現の仕方を変えることで、短所も長所になります。面接官であれば、自社ならではの強みを把握しておくことが大切です。

    強みを把握する際に、一見短所に見えるところも長所となり得ないか考えてみましょう。求職者は、興味がある会社について調べてきています。面接で質問事項などが出た際に、自社の魅力を、上手く表現できるように備えておくことは有効な対策です。

    4.先にGiveする面接官に幸あり!【返報性の原理】


    4-1.「返報性の原理」とは

    何をしてもらった時、人は「お礼をしないと申し訳ない」という気持ちになるという心理作用のことです。

    4-2.具体的な使い方

    返報性の原理は、面接など幅広い場所で役立ちます。例えば先に本音をさらすことで求職者の本音を探りやすくなる、先に相手に興味を持つと相手も興味を持ちやすくなることなどが挙げられます。特に自己開示をすることで、相手も自己開示してくれる可能性を高めることは、面接で人となりを見る時に有効です。また、好意を持って親切にすると、相手からそれ以上の好意や親切が帰ってくる可能性が高いと言えます。

    求職者に対して丁寧な対応をすれば、求職者自身も丁寧に行動しないとまずいと考えやすくなり、選考に関わる業務をスムーズに進めやすいです。返報性の原理は、面接のドタキャンやすっぽかしなどのリスクを下げることにも役立ちます。選考の担当者側がしっかりと連絡を取るなど丁寧に対応していれば、ドタキャンやすっぽかしを回避しやすいです。

    5.自社のネガティブな面も伝えて信頼性を上げる!【両面提示】


    5-1.「両面提示」とは

    メリットとデメリットの両方を伝えることを両面提示と言います。なお、メリットもしくはデメリットのどちらか一つしか伝えないことは、片面提示と呼ばれる説得方法です。

    5-2.具体的な使い方:/h4>

    面接で企業のメリットだけではなくデメリットも伝えることなどが、具体的な使い方として挙げられます。あえてデメリットも伝えることで、求職者から信頼されやすいです。ただし、デメリットばかりを強調して伝えることは避けましょう。求職者が論理的に判断できるように、適切な材料を提供するように心がけると効果的です。デメリットの後で、メリットを伝えるとコントラスト効果で実際の差よりも大きな差を感じやすくなります。また、最後に聞いた情報の方が記憶に残りやすいので、伝える順番は、デメリット→メリットがおすすめです。

    6.内定は後出しが勝つ?【終末効果】


    6-1.「終末効果」とは

    初頭効果とは逆に、最後の印象が残りやすいという作用を終末効果と言います。親近効果とも呼ばれています。最後の印象も大事ですので、最後まで気を抜かずに印象が良くなるように努めることが大切です。

    6-2.「終末効果」の具体的な使い方

    選考の後に実施するオファー面談を、あえて他の企業より後の日程で設定することなどが挙げられます。他の企業の後で実施することで、最後の(最新の)情報が印象に残り、自社の印象が採用決定者に強く印象付けられます。オフォー面談以外でも、選考後の最後の一言を工夫するなど、終わりの印象が良いように工夫することが肝心です。

    終末効果を使うためにも、求職者や内定者とコミュニケーションをはかり、相手が持っている情報を引き出しておくことが大事です。その際には、これまで紹介したものを組み合わせて活用することがおすすめと言えます。

    7.面接官におすすめ!心理学を学べる初心者向けの本


    一昔前と異なり、心理学を学べる本が多数販売されています。ことらでは、初心者向けの本をいくつかご紹介しましょう。

    7-1.「買わせる」の心理学

    主にネットビジネスで成果を挙げたい人向けに実践的な心理学が紹介された本です。著者がWeb制作会社のプロジェクトマネージャーなどを務めているので、Web制作やWebマーケティングに携わる方には特に役に立ちます。事例が豊富なので、実際にどのように活用したら良いかのアイディアを得るためにも効果的です。

    7-2.マンガでわかる! 心理学超入門

    漫画形式なので初心者にも学びやすい本です。心理学の全体像をつかむことに適しています。場面場面で使える心理学が豊富に紹介されているので、ビジネスだけではなく実生活のヒントにもなりやすいです。心理学について学びたいと思ったら、まず読んでおいて損はないと言えます。

    7-3.影響力の武器

    言わずと知れた古典的な名著です。社会心理学について、しっかりと学ぶことができます。世界的なロングセラーなので、何度も読み返す価値がある本です。「影響力の武器」の他に、「戦略編」と「実践編」もあります。3冊全て読むことがおすすめです。

    8.まとめ


    心理学の中から特に覚えておくべきものを6つ紹介しました。心理学は、ビジネスにも役に立つ実践的な学問です。現代では、入門編であれば本などから気軽に学ぶことができますので、まずはこちらで紹介した用語を皮切りに、心理学への理解を深めてみると良いでしょう。心理学を実生活で応用できるようになると、仕事もよりスムーズに進みやすくなります。こちらで紹介したもの以外にも使える心理学はありますので、ぜひ本などを活用して、実践してみてください。

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