採用成功ガイドRECRUIT GUIDE


目次


    最近の採用現場では、掲載求人に対して数件でも応募が得られた場合、その応募者から自社の求める理想像に最も近い人材を選考しなければならない状況です。必ずしも募集要件を全て満たしているとは言えないこともあるかもしれませんが、最終的に採用する可能性がある以上は丁寧な対応を心がけるべきです。 選考の場は採用する側だけでなく、応募者にとってもその先の時間を過ごすに値する場であるかどうかを選考する場でもあります。 以下では、採用する側としての心構え、および採用面接時に意識すべきことについて紹介していきますので、採用面接前の準備に活かしてください。

    1.採用面接の重要性を知る


    企業それぞれに独自の選考プロセスを設けているとは思いますが、その中心的な役割を担うのは面接です。採用面接を行なう場合、採用フローの一環として慣例的な内容や顔合わせ程度の内容として行なっているようであれば、直ぐに取り組む姿勢を変える必要があります。 採用面接の目的は、応募者の見極めと魅力づけを同時に行なう貴重な機会なのです。

    1-1.応募者の見極め

    履歴書や職務経歴書からこれまでの経歴や保有しているスキル・資格は確認できますし、面接することでその人の見た目や態度なども確認できます。しかし、それら見えやすいモノばかりの確認は応募者の見極めにはつながっていきません。本当にその人が自社で活躍してくれるかどうか判断するには、資質・性格・価値観をコミュニケーションの中から観察するのが重要です。より正確に応募者の見極めを行なうには、迷ったときにどうするかを事前に決めておくのがポイントです。こうすることで、主観に捉われない選考を行ないやすくなります。

    1-2.自社の魅力付け

    また、面接でのやり取りはその後の応募者の入社意欲を左右させるものなので、コミュニケーションを通じて自社で働く魅力を伝えていくことが必要です。この際、応募者の資質・性格・価値観に向けて自社の情報をありのまま伝えるようにすると、入社後のミスマッチを避けられるだけでなく、応募者自身が気づいていなかった新たな魅力への気付きが生じやすくなるため、より入社へのモチベーションを高めることにつながっていきます。

    2.採用面接での面接官の心構え


    2-1.面接官がその会社の顔になる

    採用面接を担当する面接官は、自分がその企業の顔であることを自覚しなければなりません。あるアンケートでは、約7割の求職者が“面接官の印象が良かったので入社意欲が高まった”と答えている一方、約8割が“面接官の印象が良くなかったので入社しなかった”と回答しています。このように、応募者にとって面接官の印象はそのまま会社の印象として受け取られてしまうことが多いので、できるだけ自社に好感を持ってもらえるよう面接に臨む必要があります。

    2-2.面接前にしっかり準備する

    上でもご紹介したように、面接での応募者の見極め、自社の魅力づけを実現するには、事前にしっかりと準備しておくことも必要です。進行がスムーズでなければ、それだけでマイナスの印象を応募者に与えてしまいますし、質問内容が的を射てなければ選考に必要な応募者の情報を見逃すこととなってしまい、後の正確な評価さえ難しくしてしまいます。面接の場は求人者と求職者のコミュニケーションの場である以上、事前の準備には応募者の視点も忘れないように心がけましょう。

    2-3.面接の雰囲気づくりを大切にする

    より円滑なコミュニケーションを図るには、相互に適度にリラックスした状態が望ましいため、面接時には雰囲気づくりも意識しなければなりません。応募者にとって面接の場はアウェーであり、良い評価を受けたいとの想いから緊張してしまっている場合も少なくありません。本題へと入る前に、ありきたりなコミュニケーションを交わすなど、ちょっとした工夫を取り入れるとより応募者の本音を引き出せるようになります。

    3.採用面接の流れを掴む


    3-1.アイスブレイク

    採用面接の流れの一例をご紹介します。お互い席についてから、まずはアイスブレイクから入ります。アイスブレイクとは相手の緊張をほぐすための質問を指す言葉であり、その日の天気や、その日の会社までの交通手段など、応募者にとって答えやすい質問を投げかけます。

    3-2.職務経歴・スキルの確認

    次に応募書類から得られる職務経歴やスキルの情報について確認を進めていきます。ただし、前職についてあまり詳しく掘り下げて聞こうとすればマイナスの印象を与えてしまいかねませんので注意が必要です。採用する側としては退職理由も気になるところですが、人によってはあまり深く話したくない事情を抱えていることもあるため、自社に就業した先々、同様に辞める理由となり得るものかどうかを確認する程度にしておきましょう。

    3-3.志望動機・入社後に関しての質問

    以上を経てから、志望動機をはじめ、雇用条件の確認も含めて入社後・将来に関しての質問をしていきますが、一連の流れにおいて意識すべきはできるだけ本音を引き出すようにすることです。そのためには人間性や性格を伺うような質問をしてみるのもいいでしょう。志望動機などは事前に応募者も想定しながら何を話すか決めている場合が多いため、事前に想定しきれない質問を投げかけることで性格的な側面が見えてくることも少なくありません。具体的には自己分析について聞きながら、その内容に基づいた過去の事実を聞きとるなどするのがおススメです。そして、最後の質疑応答へと入っていきます。

    4.採用面接での質問を準備する

    面接で応募者に質問する内容が思い浮かばないようであれば、以下に抑えておくべき質問、聞くべきではない質問を3つずつ紹介しますので、それらを基本としながらアレンジを加えてみてはいかがでしょうか。

    4-1.最低限抑えておくべき質問例3選


    採用面接時に抑えておくべき質問としてまず挙げられるのは、一緒に働く仲間としてどのような人か知るための質問です。「これまでどのような業務を担当していましたか?また、その仕事についてご自身で行なった工夫をエピソードも交えて教えてください」、といったような質問をすれば、採用してからのイメージも膨らませやすくなります。 次に、学び続けられる人物であるかどうかを確認します。「仕事に限らず、日頃から学んでいること、勉強していることはありますか?」、とストレートに聞くのもいいでしょう。 3つ目は、率先して行動できる人物であるか把握するための質問です。「ご自身の改善すべき課題をそれぞれ教えてください。また、その克服のためにどのようなことを行なっていますか?」、といった内容であれば、知るべきポイントを抑えやすくなります。

    4-2.面白い質問例3選


    上記外に面白い質問例としては、 「あなたを採用した場合、弊社にはどのようなメリットがありますか?」 「自分を動物に例えるなら?」 「未成年者はなぜお酒を飲んではいけないと思いますか?」 といった質問もそれぞれ判断材料を得られます。 2つの質問は自己分析について聞いており、最後の質問はコンプライアンスについての意識を聞いているためです。よほど的外れでない限り、応募者の本音を引き出すためのユニークな切り口からの質問を取り入れてみるのもいいでしょう。

    4-3.採用面接で聞いてはいけない質問例3選


    採用面接時に聞くべきでない質問については、基本的に職業安定法の第五条の四(求職者等の個人情報の取扱いを定めた法律)に記載された事項といえます。 「どのような家族構成ですか?」といった就業について直接関係のない情報を聞き出そうとする質問 「最近、どんな本を読みましたか?」というような個人の思想について触れようとする質問 「結婚する予定は?」といったプライベートを詮索する質問などが該当します。 これらのような質問がされれば法に抵触する可能性があるだけでなく、応募者が入社意欲を失ってしまう要因ともなりかねません。

    5.まとめ


    面接が正しいステップを踏んでいるものであるかどうか、なかなか自分ではわからないものであり、社内の他の誰かに確認してもらっても、それは変わらないでしょう。そのようなときにおススメなのが、人材紹介会社に面接に同席してもらう方法です。仕事柄、面接官として求職者の面接を行ない、求職者と一緒に紹介先の面接に同席することの多い人材紹介会社ほど面接の場を重ねている存在はありません。そのため、より良い面接とするためにどのような工夫を行なうべきか、豊富な知識と経験をもとにしたアドバイスを受けられます。より良質な人材を確保するために、採用後のミスマッチを防ぐために、人材紹介会社の知恵を借りるのはとてもおススメな方法です。

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