年収
科目合格(簿記論・財務諸表論)の税務スタッフです。取得科目によって年収が変わるって本当ですか？
会計事務所業界は、実務経験内容と資格内容によって評価が変わってくる業界です。その為、資格だけ持っていたとしても実務経験が伴わない場合は、大幅な年収アップは難しいでしょう。しかし、一定水準以上の税務会計の実務経験を積んだ状態であるならば、税理士試験の合格科目数が増えることによって年収がUPしていく可能性が高いことは事実です。
事務所によっては、合格科目数に応じて、資格手当をつけて下さる事務所もあります。1科目合格科目が増えると、5000円だったり1万円だったりと事務所によって金額は異なってきますが、給与アップの条件の一つとなっている場合もあります。
また、税法に関しては、法人税法、相続税法、所得税法、消費税法といった税法科目合格者の評価が高い傾向にありますが、反対に酒税法はそこまで高い評価を得ることが難しい税法科目と言えるかも知れません。合格科目の内容だけで年収が決まるわけではないのですが、評価される科目に合格している方のほうが、転職市場においては有利である場合が多く、結果として年収が高く提示されるということがあるかもしれません。
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