一般民事系の法律事務所からスタートした場合、どのようなキャリアパスがありますか?

弁護士の基礎知識 転職FAQ

業界研究

一般民事系の法律事務所からスタートした場合、どのようなキャリアパスがありますか?

一つ目としては、事務所内で実績を積み、アソシエイトからパートナーを目指す選択です。ただし、事務所によってはパートナー制を採用しないケースもありますので注意が必要です。
二つ目は、事務所の業務もしっかりとこなしながら、自分自身の仕事もしっかりと増やしていき、いずれは独立を目指すという選択です。実際に独立するとなると、事務所の経費や人件費等を念頭におきつつ、どの程度の仕事をすれば良いのかといったイメージを立てておくことも大切でしょう。
三つ目は、事務所間で転職をするという選択です。独立までは考えていないという方にとっては、事務所と合わなくなってきた時に、より自分に合った事務所に移籍するという事も当然の選択肢として考えられます。ただし、一般民事メインの事務所から企業法務メインの事務所に移籍するのは非常に厳しく、企業法務にご興味がある場合は、一般民事もある程度のボリュームでこなしながら、企業法務も行っている事務所へ移籍するのが現実的でしょう。
最後の選択肢としては、企業内弁護士(インハウスローヤー)へキャリアチェンジすることです。企業法務のご経験が薄い場合、大手企業での選考は非常に倍率が高くて厳しいものになりますが、若いうちであればポテンシャルで勝負できる可能性もあります。

ほかの転職FAQもチェック!

理想の弁護士への一歩 ──
業界最大級の求人情報と独自のノウハウをもつ士業特化エージェント MS Agent が
弁護士の転職をサポートします。

弁護士の転職サポートに登録