人事・総務の転職活動基礎知識

人事・総務版 転職活動の基礎知識

~転職を始める前に知っておきたい6つのこと~

転職を始める前に知っておきたい6つのこと

  1. 転職活動の開始時期

    繁忙期は転職活動に時間を割くことが難しくなるため、業務が落ち着いているタイミングを見計らって転職市場の状況や応募できる求人の種類などを把握するようにしましょう。
    求人ニーズは常に変化していますので、ご自身の希望する企業においては、ある時点で求人があったとしても、いざ自分で動こうとしたときに求人が無くなっている場合や、その逆もあります。転職を考え始めたらお早めに当社のようなエージェントに登録しておけば、継続的に自らのニーズに合う求人情報を収集でき、タイムリーに応募することが可能となります。

  2. 選考の方法と期間

    転職活動は、書類選考と面接の二段階が基本です。事業会社の場合、一般的に面接は2~3回、応募から20~30日で内定となるケースが多くなっています。
    しかし、面接が1回のみの企業や、4回以上の面接を行う企業もありますので、ケースバイケースで対応していく必要があります。

  3. 履歴書・職務経歴書

    採用領域の経験については、年間採用人数、採用手法(ナビ媒体、エージェント、ダイレクトリクルーティング等)、採用職種(営業職、システムエンジニア等)をご記載いただくことをおすすめします。内定受諾率向上など、より高い成果に結びつけるために取り組んだ内容があれば、実績欄や自己PRに盛り込みましょう。
    労務領域については、給与計算・社会保険手続きの人数規模に加え、内製での対応か、アウトソーシングを利用しているかを明記することで、企業側がスキルマッチングを行いやすくなります。
    また、人事関連システム(勤怠システム、給与システム等)の導入・入れ替えに携わった経験もアピールポイントになりますので、記載いただくと良いでしょう。

  4. 書類選考通過率

    応募対象と経歴のマッチ度、他候補者数によって異なるため、あまり気にしても仕方ないものですが、30~40%程度通過していればまずまず良い方です。
    50~60%通過している場合は、応募対象の選別が上手くできていると言って良いと思います。
    逆に20%未満の場合は高望みし過ぎている可能性もあるため、必要に応じて応募対象を見直す必要があります。

  5. 内定に対する返答期限

    内定への回答期限は1週間~2週間程度となっているケースが多いですが、業界や企業フェーズによって選考スピードが異なります。
    そのため、異なる業界や企業フェーズを並行して受験する場合は、それぞれの応募タイミングもずらすなど別途調整が必要です。
    特に大手企業になると書類選考に要する期間が長いため、ベンチャー企業や新興上場企業など幅広いフェーズの企業も同時に応募される場合は注意が必要です。

  6. 引継・入社準備期間

    一般的には内定受諾から入社するまでの期間を1~2ヶ月としているケースが多いです。
    最長でも3ヶ月程となるため、それ以上になってしまう場合は書類選考の通過率にも影響が出てしまいます。
    ご応募をされる前段階で、ご相談を頂ければと思います。

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