金融法務のキャリアパス

法務のキャリアパス

～6つのキャリアフィールド～

大きく銀行、証券、保険、ファンドに分類されるのが金融業界。個人投資家に向けた「貯蓄から投資」を推進する政府の意向により、2007年9月に制定された金融商品取引法の規制対象となる金融商品取引業者に該当する場合が多いのが特徴です。（証券会社、金融先物取引業者、商品投資販売業者。信託受益権販売業者、投資顧問業者、投資信託委託業者など）従って、規制対象以外の通常常のビジネス運営を行う企業より、法務コンプライアンス面での規制が高く、また業界特有の法律が存在していることから、専門性の高い業界と言えます。

専門性が必要な業界であることから、企業からの採用目線では他業界と比較してより経験者を求める傾向が強く、また国家資格を持つ弁護士資格の需要も高い業界です。逆に言うと金融業界で一度経験を積むと、経験的には金融色が強くなり、また高水準の年収を維持するという観点からも、その後金融業界内でキャリア形成を図る方が多いです。

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