インハウスから法律事務所へ転職する場合、年収は下がってしまうのでしょうか?

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インハウスから法律事務所へ転職する場合、年収は下がってしまうのでしょうか?

一口にインハウスといっても年収水準の高い企業から低い企業まで様々ありますが、インハウスから企業に転職するとなると、事務所によっては年齢に応じた経験が必要になってきます。例えば、銀行の法務部に勤務していた人材が、バンキングを得意とする渉外ファームに転職するといった事例はありますが、それでもアソシエイトとして法律事務所の組織に当てはまるような若い時期の方が転職しやすい傾向があります。
法律事務所では、ある程度の年齢や年次になると、パートナーとして共同経営するか、独立するかの選択を迫られる傾向があり、自分のクライアントをどれだけ抱えているのかが、転職の際のポイントになってきます。
インハウスですと、弁護士業を行っていない分、自分のクライアントを持っていない場合が多いですので、パートナーとして転職するというのは厳しく、アソシエイトとしての年収水準(300万円~2,000万円程度)で転職することになるでしょう。ちなみに、訴訟や一般民事を一切経験していない場合に訴訟や一般民事メインの事務所に転職するなど、完全に未経験分野が多い事務所に転職する場合は、新人とあまり変わらない待遇になることもあります。

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