離職率が低い会計事務所で働きたい会計事務所・税務スタッフのキャリアパス
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会計事務所・税務スタッフのキャリアパス
~7つの仕事観フィールド~
一般企業においても同様のことが言えますが、会計事務所業界においても人材の定着性が非常に高く、10年以上働いている方々が多数いるような事務所と、人材の定着性が非常に悪く、常に人材募集を行わざるを得ない状況に陥っている会計事務所とに二分される傾向があります。 MS-Japanでは今まで、30年以上に渡り、様々な税務スタッフ・税理士補助の方から転職相談を受けて参りましたが、ここでは寄せられる相談件数が多いカテゴリーの一つである、「出来るだけ長く働ける事務所を見つけたい」、「長期的視点でキャリア形成を図れる事務所で働きたい」、といった「離職率が低い会計事務所で働きたい」というご要望にフォーカスしたキャリアについて言及していきます。
残業時間が少ない、もしくは、しっかりと管理されている
会計事務所業界は、税務申告等の期限がある業務が沢山あります。その為、繁忙期がどうしても発生する業界とも言えます。繁忙期が過ぎれば業務が落ち着く、というイメージが持てる会計事務所の人材定着率は決して悪くないのですが、常に業務過多・人材不足で慢性的に残業が発生する事務所も多いのが現状です。そういったタイプの会計事務所の人材定着性は低い場合が多く、長期就業がし難い事務所という見方をすることが出来るかも知れません。しかし、忙しくても、給与水準が高い、ハイレベルな業務に従事出来るといったメリットを提供出来ている事務所に関してはその限りではないと言えます。要は、計画性がなく、ただやみくもに残業が多いような事務所は、結果的に人材の管理も行き届かず、離職率が高いということが言えるのではないでしょうか。
福利厚生が充実している、もしくは、労務環境が整備されている
前述の通り、残業時間の多さは人材定着率の低下を導き易い傾向にあるのですが、仮に多忙な事務所であったとしても、それに見合う福利厚生が提供されている事務所においては、高い人材定着率を誇る事務所も存在します。また、残業をした分だけ、しっかりと時間外手当が支給されるような明確でクリーンな労務管理をしている事務所の人材定着性も高い傾向にあります。更には、産前産後休暇・育児休業・時短勤務といったような働く女性を支援する姿勢が強い事務所も、人材定着性が高い事務所である場合が多くなります。
会計事務所の経営方針がしっかりとしている
前述のような人材定着率の高い会計事務所は、つまるところ、事務所の経営方針がしっかりとしていると言えます。提供している業務の特性をしっかりと理解し、その為に必要な人員計画を立てており、モチベーションを下げさせない為の配慮があり、ライフイベント等で従業員が今まで通り働けなくなった場合にも備えた制度が充実しているわけです。行き当たりばったりの経営ではなく、経営方針をしっかりと持ち、経営を行っている事務所と言えるかと思います。
事務所のトップが人格者である
結論としては、確固たる経営方針を持ちながら、会計事務所を経営している代表は、総じて人格的にも長けている傾向が強いと感じます。つまり、自身の理念や経営に対する考え方がしっかりとしているので、それに基づいた経営方針を立てることが出来、単純な損得勘定を抜いて意思決定が出来るのです。よって、その事務所がまだ発展途上の段階で、高い給与や充実した福利厚生を提供出来なかったとしても、事務所のトップがその考えをしっかりと従業員に伝え続けることが出来る方であれば、それを信じている従業員達はトップについていく選択をしてくれるということなのではないでしょうか。そう考えると、転職活動を行うに際し、離職率が低い会計事務所で働きたいという希望があるならば、何よりも事務所代表者の考えと共感出来るかを最重要視するのが良いと思います。
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