FASに行くなら業界研究を!税務の枠を越えた転職を実現させるために

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FASに行くなら業界研究を!税務の枠を越えた転職を実現させるために

【今回の成功者】
Iさん、29歳/男性
転職前:中堅税理士法人(人数:200名) (年収:550万円)
転職後:Big4系FAS (人数:500名)(年収:600万円)
資格:税理士試験科目3科目+税法免除(簿記論 財務諸表論 法人税 他、税法免除)

税理士法人ではなく、純粋にコンサルティング会社で自分を成長させたい

Iさんは新卒で中堅の税理士法人に入社し、その後、税理士資格を取得。一般的な税務顧問業務に加えて、社内の公認会計士と連携して中小企業のM&A支援や事業再生支援に従事されていたようです。 一方でIさんは「20代のうちは自己成長に繋がることを優先したい」「更に高度な案件に関与したい」という野心的な部分もお持ちであり、一念発起してBig4系FASに挑戦する方針となりました。

気合いだけではコンサル業界には行けない。緻密な業界研究を推奨

Iさんの職務経歴書は税務一色で、経験のあるM&AのDD業務や事業再生計画の作成経験などは盛り込まれていませんでした。Big4系FASでは一般的な税務顧問業務よりもスポットのコンサルティング経験が評価される傾向にあり、そういった記載がない時点で書類選考が通過しない可能性があると感じました。 そこで、まずはご自身のスキル・経験の棚卸しを再度行っていただき、フルに書類に盛り込んでいただくようアドバイスを致しました。また、Iさんは「コンサルティング業界に行きたい!」という思いが強い一方で、M&Aや事業再生支援の業界研究が圧倒的に不足していましたので、当該分野の著書や記事を読み込んでいただくように助言をさせていただきました。

業界研究と職務経歴書の作り込みが決め手だった

上記の通り、Iさんは「コンサルティングに行きたい!」という意欲は高かったものの、業界研究も応募書類の作り込みも甘い状態でした。また、Iさんの強みは税理士であること以上に、公認会計士と一緒にM&Aや事業再生の支援業務に関与したことがある点でしたので、その点をしっかりと応募書類に記載いただいたことが吉と出たのだと思います。

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