法律事務所業界の今後10年の見通しを教えてください。

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法律事務所業界の今後10年の見通しを教えてください。

2016/08/22

この10年で、法律事務所業界には大きく三つの話題がありました。
一つ目は、司法制度改革による法科大学院(ロースクール)制度の開始とそれに伴う新司法試験合格者の受け入れです。旧制度とは異なり、法科大学院を修了してから試験を受ける人がほとんどですので、リクルーティングの手法やタイミングにも多少の変化がありました。特に、合格発表前に内々定を出す大手渉外ファームでは、サマークラーク等を実施する事務所が増えてきています。
次に起きた大きな出来事が、リーマンショックとアベノミクスです。世界中の金融機関が打撃を受けたこともあり、ファイナンス領域の業務が激減し、大手渉外ファームや外資系ローファームでは弁護士の在籍者数が一時的に伸び悩みました。その後、アベノミクスによる景気回復が続き、現在では足りなくなった弁護士を中途採用で補おうという揺れ戻しが起きています。
三つ目は弁護士の広告の開始であり、ウェブマーケティング等を上手く活用した法律事務所が組織を大きくして一般民事を大量に安価にこなすシステムが出来上がりつつあります。今後の見通しはまだ不透明ですが、情報技術やAI、フィンテック等が発達する中、弁護士がカバーしなければならない領域も益々広がっていき、先端領域に対する需要が高まっていくと予想されます。

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