上場
キャリアアップの為、税理士事務所から上場企業経理職へ転職成功した事例
【今回の成功者】
Mさん（20代後半/男性）
転職前：会計事務所（年収：390万円）
転職後：上場会社（年収：450万円）
資格：日商簿記2級、TOEIC700点
転職経緯
Mさんは1社目では物流業界で商品保管業務や郵送管理などに従事していました。仕事や環境への不満はなかったものの、将来的な自身のキャリアと業務内容の適性を考えた際に、「会計を使わない会社は無い」と考え、会計職種へのキャリアチェンジを決意しました。 2社目の税理士事務所で、約3年間中小企業の会計業務を経験する中で、経理職へ適性に確信を持ち、下記2点を希望条件として転職活動を決意しました。 ① より規模感の大きい会社で連結・開示などに従事したい。 ② 会計事務所で社外から第三者として会計に携わってきたので、社内で自社会計に関わりたい。
転職活動開始～内定受諾迄
今回の転職活動では、将来的に「連結決算・開示資料の作成」に携われる上場会社への転職を第一志望に目指す方針でしたが、ご自身でスキル不足を感じていた為、準備を徹底的にサポートしました。 まず、履歴書・職務経歴書は、誤字脱字の確認だけでなく、実務経験の詳細が伝わるように書き方を工夫しました。面接対策では、前職で培った経験の棚卸を行い、今後身に着けたいスキルやキャリアの方向性について、具体的にお話しできるように整理しました。 最終的には、Mさんの経験に加えて人柄や向上心なども評価いただき、上場会社の経理スタッフとして内定を獲得し、年収約50万アップでの転職を果たしました。
転職活動でのポイント
面接で「向上心」や「既存メンバー・社風との相性が良く協力して業務ができそう」「論理的に話ができる」点を評価されたことで、Ｍさんの他に事業会社での経理経験者も選考に進んでいた中、Ｍさんが内定を獲得できました。 書類選考時点では、希望よりも経験年数が浅いと感じたようですが、Ｍさんが自己アピールできるように戦略的に作成した書類によって「一度会ってみたい」と面接の機会を掴むことができました。また、面接選考で事前準備した転職軸を他人に納得いただけるように話せた結果、内定を得ることができました。 キャリアアップ転職では、「スキル・人柄のポテンシャルを感じられるか」と「既存スタッフ・社風と合うかどうか」という点が重要です。資格だけではなく、上記の部分もご自身の言葉でアピールできるように、事前準備をしっかり行うことが転職成功への近道でしょう。
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