一般事業会社
税理士事務所から事業会社の税務ポジションへ転職された方の成功事例!
【今回の成功者】
Sさん(30代半ば/男性)
転職前:中堅税理士法人(年収670万円)
転職後:大手メーカー 税務責任者(年収700万円)
資格:税理士
中堅税理士法人から事業会社への転向を決意されたSさん
Sさんは、大学卒業後に税理士法人に入社後、働きながら税理士の資格を取得されました。 長く税理士事務所に勤務し、主に法人顧客の税務アドバイスや申告業務に従事していました。 税理士としてのキャリアは充実していましたが、もっと幅広いビジネススキルを身につけ、経営の中枢に近い立場で働きたいという想いが強くなりました。また、税理士の知識を活かしながらも、経営戦略や企業の成長に直接関与できるポジションに挑戦したいと考え、転職を決意されました。
税理士法人から事業会社に挑戦するにあたって
Sさん自身も関わりたい業務はあるけれど、今後事業会社で働くことにより今までの環境や働き方等が大きく変わってしまうのではないかと危惧されていました。 そのような中で、ご自身のキャリアの棚卸をすることで今までのキャリアにおけるアピールポイントの理解などはもちろんですが、事業会社という環境がどういうものなのかをご活動を通してしっかりと把握し、そこに対してどのように順応されるかを深く考えていきました。 具体的には①ビジネス全体の理解、②企業の文化への適応、③コミュニケーションの3点を特に意識しました。 ①は、事業会社での仕事は単なる税務だけでなく、ビジネス全体に対する理解が求められるため、企業の戦略や財務、運営などについて基本的な知識を身につけ、事業全体の視点を持てるように企業研究を進めました。 次に②については、応募先企業それぞれが様々な企業文化を持っているため、面接などを通して、新しい環境に適応するために企業文化の把握・理解を努めました。 最後に③は、事業会社では、他部門など様々な人と関わるため、コミュニケーションスキルが求められます。今までの経験の中でも特にコミュニケーションにおいてのアピールポイントを詳細に整理していきました。
より多角的な視点から経営を支えられる人材に
Sさんは最終的に、大手メーカーの事業会社で税務責任者のポジションに採用されました。新しい職場では、これまでのご経験を活かしていける税務だけでなく、経営陣と連携しながら企業の成長戦略やM&Aにも関与できるポジションでの採用で、より幅広い経験が積めることを魅力に感じ入社を決められました。 今回事業会社への転職は新たな挑戦でしたが、税理士としての専門知識や経験におけるアピールポイントを整理して、自身の市場価値を客観的にとらえつつ、相手を細かく理解し、ご自身がその環境でどのように活躍していけるかを十分にアピールしていくことで、新しい活躍のチャンスを掴み取られました。
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