2022年02月02日

人事の仕事を徹底解説!基本的な仕事内容から気になる年収やキャリアプランを解説!

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人事と聞いてまず思いつくのは新卒や中途採用の面接官の姿ではないでしょうか。
しかしそういった採用業務は人事の仕事の一部に過ぎず、企業内の人材を管理する業務は多岐に渡ります。
今回は人事職の仕事内容や待遇、キャリプランなどを深堀りして解説していきます。


人事の仕事内容とは?

人事の仕事をまとめると「事業目的を実現するために必要な人材の採用・教育・サポート」となります。
実際の仕事内容は多岐にわたるため、以下で人事の仕事内容の 概要をご紹介します。

人材の採用から退職まで、一連の流れを担う部署でもあることから、当然社員からの信頼を得られるよう振る舞わなければなりません。 その一方で、組織規模や事業内容、経済環境の変化に応じて、社員の教育、配置転換を行うことや、変化に適応できない人材に対して毅然とした態度をとる当事者になることもあります。

人材を採用したら終わりではなく、社員が成長して活躍するための社内制度を整えることが求められます。 そのため、一人一人と向き合う一方で、全体最適も考えなければならないため、 総合力が求められる仕事です。

企業成長に必要な「人材をプロデュースする仕事」とも言えるのではないでしょうか。

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人事の平均的な年収は?

人事の平均的な年収を紹介します。
スタッフクラス(一般社員)の場合、年収300~450万円が目安です。
ただし、会社の規模や業界・業種、地域によって差があることは周知の事実でしょう。
首都圏の大企業になると、平均を上回る水準となり、地方の零細企業であれば平均を下回ることもあります。 年代別で見ると、以下の年収が平均的です。

<20代前半>300万~400万円
<20代後半>420万~480万円
<30代前半>530万~550万円
<30代後半>600万~660万円
<40代前半>680万~700万円
<40代後半>800万円前後
<50代>880万円~

20代で一般社員のうちは、平均水準と同レベルか、もしくはそれ以下です。
30代になってから、平均年収を上回るようになっていきます。

中堅クラス以降になると、役職が付きます。
役職ごとに年収を見ると、リーダー・課長クラスで、年収500~700万円程度です 。チーム内のメンバーをマネジメントするポジションです。
人事・採用戦略、制度の企画立案など、人事業務の中でも、より上流の業務を担当するポジションでは600~900万円程度が見込めます。
さらに上位層である人事部長・管理部門長クラスとなると、年収1,000万円を超えることもあります。
年代と役職を合わせて参考にしてみてください。

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人事に向いている人の特徴

人事に向いている人の特徴をご 紹介します。
バックオフィスの定型業務が多い一方で、他部署や応募者と関わることも頻繁にあるため、臨機応変に手際よく仕事を進められる人が、人事には向いています。
より具体的な適性を3つにわけて解説します。

人間洞察力がある人

人事は応募者や社員と向き合い、評価をする仕事です。
採用の合否から配属部署、給与や職能などで、最適な判断をしなければなりません。
そのため、人に対する興味や好奇心が求められます。
ただ表面的なスキルや経験、人柄を観察するのではなく、人材を深く、鋭く洞察する力が必要です。
会社に貢献できる人材の選出、社員の能力を最大限に発揮させるための育成・研修、人事評価などで、その洞察力を発揮することができます。

秘密保持を徹底できる人

慎み深い人が、人事には向いています。
なぜなら、社内のあらゆる機密情報を業務で扱うためです。
 例えば、住所やマイナンバー、給料・賞与、評価、異動・降格、リストラ対象者、新卒・中途採用における応募者の個人情報などが挙げられます。 こういった情報を口外してしまうと、 社内外問わずさまざまなトラブルの火種となりかねません。
そもそも業務以外の目的で、個人情報を調べることは禁じられているため、取り扱いには注意が必要です。

ロジカルシンキングができる人

人事では、論理的に道筋を立てて問題解決をしたり、プロジェクトを遂行したりする力が役立ちます。
多岐にわたる仕事をする中、予定通りに進まない場合でも、感情的にならず冷静に対処しなければなりません。 また、お世話になったから、親しいからという理由で、一部の社員を特別扱いするような行為はできません。情に流されず、厳しい判断を下せる冷静さが求められます。
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人事としてキャリアアップするためには?

人事部は会社にどれだけの利益貢献をしているのかが見えづらく、キャリアにおいてどれくらいの成果を残せているのかも わかりにくい仕事です。

また、ある程度キャリアを重ねると、人事部から他部署への転身が難しくなります。
そのため、自身の経歴に不安を感じる人は少なくありません。

人事としてキャリアアップをするには、どのような方法があるのでしょうか。
3つのキャリアパスを挙げながら、効率的な道を示していきます

まずは、人事の実務におけるスペシャリストを目指す道です。
採用や研修、人材育成などで、専門性を磨きながら、徐々に難易度の高い仕事を担当していきます。
とく大手企業では業務が細分化されているため、例えば、メンタルヘルス研修やダイバーシティ研修など、1つの分野・ジャンルに精通できるようになるでしょう。そして、人事部門全体をマネジメントする立場へキャリアアップしていくことが可能です。

2つ目が、バックオフィスのゼネラリストになるキャリアです。
人事以外の経理や総務、法務 など、管理部門全体の経験を積んで、その業務に求められる知識やノウハウを習得していきます。
管理部門全体を統括するポストへステップアップすることができます。 ベンチャー企業・中小企業は人手が少なく、管理部門も少数精鋭です。さまざまな部門を横断したり、業務を兼務したりして、経験を積み上げることは珍しくありません。

最後は、企画部門の一員として活躍する方法です。
人事企画では、会社の全体的な方針を具体的な人事・採用戦略や実務レベルに落とし込んで遂行していきます。
新卒・中途採用計画、人材育成・研修の立案、評価制度の設計など、マネジメント層に近い立場で仕事ができます。 人事企画部門は、経営者や会社のトップとも密接に関係する組織であるため、キャリアアップを考えるのであれば、有利に働きやすいと言える でしょう。
しかし、成果を求められ、責任は大きくなります。
また、全社的な仕事に関わるため、営業やマーケティングなど他部門へ転身して、キャリアアップを図る人もいます。

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まとめ

人事は「人材をプロデュースする仕事」です。
管理部門の中でも多種多様な業務内容があり、さまざまな人と関わる職種です。

そのため、給与水準も平均よりは高めで、キャリアパスも多岐にわたります。
スペシャリストを目指したい人も、効率的にキャリアアップを図りたい人も、それぞれに相応しい道がありチャレンジする価値は大いにあるでしょう。
しかし、人事は向き不向きがはっきりとしている職種です 。
今までのキャリアを振り返って、適性があるのかをよく分析しなければなりません。
企業規模や業界によって、担当する業務範囲が大きく変わります。
転職活動では、実際に関われる業務やキャリアパスの実例を、企業ごとに確認することを心がけましょう。

この記事を監修したキャリアアドバイザー

鈴木 雅也

大学卒業後、飲料メーカー営業、学習塾の教室運営を経て19年MS-Japanに入社。キャリアアドバイザーとして企業管理部門、会計事務所などの士業界の幅広い年齢層の転職支援を担当。

経理・財務 ・ 人事・総務 ・ 法務 ・ 経営企画・内部監査 ・ 会計事務所・監査法人 ・ 公認会計士 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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