2023年03月27日

税務未経験でも転職できる?税理士の転職を徹底解説! 

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税務未経験でも転職できる?税理士の転職を徹底解説!

税理士試験は難易度は高い一方で、一科目ずつ段階的に合格していくことができるので、長い期間をかけて全科目合格をして、税理士資格を取得する方がほとんどです。
そのため、資格習得はしたものの実務経験が不足して、、税理士の資格を最大に活かせる専門性の高い税理士法人や会計事務所といった会計業界への転職をためらう方も少なくありません。

そこで本記事では実務未経験の税理士試験合格者向けの転職事情を解説いたします。

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業界未経験で税理士法人・会計事務所に転職できる?

税理士の専門性を最大限に発揮できるのは、税理士法人や会計事務所といったいわゆる会計業界ですが、実はこの業界は業界未経験者を積極的に採用しています。そのため、経験に自信がない方でも、税理士資格を取得したら、ぜひチャレンジしてみるとよいでしょう。

積極採用の背景には、会計業界全体の人手不足です。近年、税理士試験の受験者数は大きく減少しつつあり、国税庁のデータによれば、2017年度試験では32,974人でしたが、2019年には29,779と3万人を割り込み、2021年度は27,299人となっています。直近5年で4,000人以上も減っているわけです。

こうした状況を背景に、以前は税理士法人や会計事務所で働きながら税理士試験合格を目指す、という人も多かったのですが、近年ではそのような人も減っているのが実情です。
そのため会計業界全体で人材不足に陥っており、税理士試験合格者であれば、業界未経験でも積極的に採用しようとする傾向があります。更には、税理士資格を保持していなくても、税理士試験に科目合格していれば採用される可能性が高いです。

とくに、税理士試験の必須科目である「簿記」「財務諸表論」の2科目に合格している場合、会計業界で求められる基礎知識を十分に持っていると評価されます。最近では人手不足の影響もあり、「簿記」「財務諸表論」のどちらか合格しているだけでも、高評価を受けることも多いようです。

税理士科目に合格していない方は、簿記検定は取得しておくとよいでしょう。目安として日商簿記2級以上の資格をもっていれば問題なしと判定されますので、取得しておくことをおすすめします。


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未経験なら転職前に知っておきたい!税理士の仕事内容

税理士には法律上、税理士にしか従事が認められない独占業務が規定されています。「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」の三つです。

・税務代理・・・税理士が事業者の代理で税務書類を提出すること。
・税務書類の作成代行・・・税務署に提出する確定申告などの税務書類の作成を代行すること。
・税務相談・・・税務調査、税務処理などに納税に関わる相談を受けること。

他にも、会計参与(株式会社が設置できる機関で、取締役と共同で計算書類などを作成する業務を担う)などの業務を行うこともできます。

税理士の仕事内容は勤務先が税理士法人か、企業(事業会社)かによっても異なるでしょう。
税理士法人の場合、企業の外部顧問としての立場から、企業・個人事業主の税務代理、経理業務などの業務を請け負います。企業・個人事業主は顧客であり、取引先を増やすため営業活動も必要です。
一方、企業(事業会社)が勤務先の場合、自社・関連会社のために経理業務を担うのが基本です。営業活動などは必要ありませんが、活動範囲が自社・関連会社だけに限られます。

税理士法人、企業(事業会社)のどちらであっても、未経験で転職する場合は、ポテンシャル採用が多い20代のうちが望ましいです。30代以上になると若い世代よりも教育に時間をかけられないため、即戦力となる人材が求められる傾向にあります。


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未経験の税理士が求められる資質とは?

税理士にとくに求められる資質としては、以下の3点が挙げられます。

作業を正確かつスムーズに行える

税理士試験に合格するためには忍耐力が必要です。合格して税理士として働く場合も同様です。税理士が取り組む業務は日々の経理業務や決算書づくりなど細かな作業が多く、それらの決まった作業をコツコツと取り組める性格であることが求められます。

しかし、そうした定型業務を正確でスピーディにこなす必要があります。とくに繁忙期は膨大な作業量をこなす必要があり、「遅くてもいいから正確に」ではなく「テキパキと正確に」作業できることが求められます。

コミュニケーション力

税務業務はチームで取り組むことが多く、とくに企業・事業会社の経理に就職した場合は、部署内で業務を分担し、連絡を取り合いながら仕事に取り組みます。その際、同僚・仕事相手とそつなくコミュニケーションを取れる能力が必要です。

また税理士法人に勤務した場合、多様な事業分野で活動する幅広い顧客と出会います。その場合も、人との出会いを楽しみ、会話を弾ませられると、顧客と良い関係性を構築できるでしょう。

倫理観をもっている

税理士は税務業務に取り組むため、不正は許されません。とくに中小企業・事業会社の場合、自社内に監査部門などを設けているわけではないため、会計・税務を任される税理士がコンプライアンス遵守の精神をもって業務に取り組む必要があります。

場合によっては、不正(脱税など)の依頼をされることもあるかもしれませんが、その場合も断固とした姿勢を見せる必要があります。もっとも、普段から倫理観・コンプライアンスをもつ人間と周囲から評価されていれば、そのような相談を持ち掛けられることもないでしょう。


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税理士の転職なら転職エージェントの利用がおすすめ!

転職エージェントとは、プロのキャリアアドバイザーからキャリアの相談、求人紹介、面接のセッティングなどの転職支援を受けられるサービスのことです。

履歴書や職務経歴書の書き方、面接の受け方、条件交渉、転職後のフォローなどのサポートも受けられるため、本気で転職を成功させたい場合、利用しない手はありません。しかも基本的に転職エージェントでは求人企業が報酬を支払うシステムになっているので、転職希望者側は無料で利用できます。

税理士は専門性の高い職種です。通常の求人媒体では募集を行っていないことも多く、さらに業界によって取り組む業務内容に違いがあるため、独力で転職活動に取り組むことには限界があります。とくに業務未経験者の場合、税理士業界における労働市場の情報を得にくいので、転職エージェントの力を利用するのが望ましいです。

ただし、転職エージェントならばどこでもよい、というわけではありません。
税理士のような専門職の場合、一般事務職や営業職など通常のビジネスパーソン向けの求人を扱うような転職エージェントでは、十分なサポートを得られない可能性があります。士業分野を得意とする転職エージェントを利用することで、税理士の転職に関する知識・経験を豊富にもつキャリアアドバイザーの支援を受けられ、より自分に合った転職先を探せます。この点も業務未経験者にとっては、より利用しがいのあるサービスとなるでしょう。


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未経験可の税理士求人は?当社の求人を紹介します

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大手税理士法人を母体にもつIT系グループ会社よりDXコンサルタントの募集

・企業の特徴
ビジネス・コンサルティング事業をはじめ、ソフトウェア開発事業、IT活用・新規事業などに取り組んでいます。
・業界
コンサルティング全般
・ポジション
DX推進コンサルタント(国内最大規模の税理士法人グループ/新宿駅直結)の募集です。
・年収
年収500万円 ~ 700万円
・業務内容など
顧客企業の業務フローの見直し、設計・構築、運用サポート、電子帳簿保存法およびインボイス制度に対応するためのコンサルティング業務が基本的な業務内容。入社後は電子帳簿保存法対応など、バックオフィス業務のペーパレス化・効率化に関わるPJTで経験を積みつつ、当法人のクライアントに対してコンサルティング業務に従事します。

大手税理士法人での国内および国際税務業務求人!

・企業の特徴
大手税理士法人として、法人総合税務サービス、組織再編、事業承継税務コンサルティング、M&Aトランザクションサービス、グローバル エンプロイヤーサービス移転価格コンサルティング、国際・米国税務サービス、金融税務サービス、税務争訟支援サービスを提供。
・業界
会計事務所全般
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日系企業や在日外資系企業に対し、各種税務コンサルティング業務およびコンプライアンス業務を幅広く行うことが基本的な業務内容。高い専門的知見・経験を有するメンバーと協働し、ご自身のスキルのほか、知見を磨ける環境です。また、日系企業の海外展開に関連するさまざまな税務問題(国内・クロスボーダーのM&A支援、組織再編支援等)やオーナー系企業における税務問題(経営承継・グループ企業管理等)などを含む幅広い案件に携わる機会があります。

まとめ

税務未経験であっても、税理士資格をもっていれば税理士法人・企業(事業会社)のどちらでも転職活動を有利に進められます。近年、税理士業界は人手不足が続いているため、1~2科目の科目合格者でも転職がしやすい傾向にあります。

ただし、未経験者がスムーズに転職活動を進められるのは、ポテンシャル採用がメインとなる20代までで、30代以降は即戦力採用が多くなるので難しくなってきます。税理士資格(科目合格も含めて)をもち、将来を見据えた転職を考えているなら、若い内に行うのが得策です。

実際に転職をする場合、転職エージェントを利用すると便利です。とくに税理士として初めて転職活動をするなら、士業分野に強いエージェントの力を借りれば、プロのキャリアアドバイザーの助言を受けながら、希望に合った転職先を見つけられるでしょう。エージェントへの報酬は求人企業の負担となるため、転職企業者側には負担はありません。

当社MS Agentは、士業分野に特化したエージェントとして税理士の転職実績も多いです。実際、大手税理士法人での税務業務の求人も多く、未経験者での転職成功例も多数あります。もし本気で転職をお考えなら、ぜひMS Agentをご利用ください。

管理部門・士業の転職

この記事を監修したキャリアアドバイザー

椿 大樹

大学卒業後、外資系小売り業に就職、セールスマネジメントや採用、教育研修を経験。
人がいかに業績を左右するかについて認識し、現職のMS-Japanに転職する事を決断。
入社以来、東海エリアのキャリアアドバイザーとして、キャリアチェンジやスキルアップを目的とした若年層の支援を中心に担当しております。

経理・財務 ・ 人事・総務 ・ 法務 ・ 経営企画・内部監査 ・ 会計事務所・監査法人 ・ 役員・その他 ・ 公認会計士 ・ 税理士 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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