転職トピックス

公認会計士

働きながら会計士試験に挑戦!会計士資格と相性が良い職種とは【コラム】

2018/03/22

20180322topics.jpg

働きながら公認会計士試験に合格できるのか?

社会に出て経験を積み、新たなキャリアや条件を求めて転職することは、昨今ではごく普通のこととなっています。同じ職種でフィールドを変える転職もあれば、まったく違う職種への転職もあります。社会に出て事務や営業などを経験してから、公認会計士などの資格を活かす専門職に興味を持つようになる方も少なくありません。

ご存知のように、公認会計士は難関資格のひとつといわれており、平成29年の公認会計士試験の合格者数は1,231人、合格率は11.2%でした。合格者の平均年齢は26.3歳で、下は19歳から、最高齢は62歳の合格者もいたそうです。合格者を職業別にみてみると、学生50.3%、専修学校・各種学校受講生18.0%、無職11.1%、会社員8.6%、会計事務所員6.7%と続いています。「社会人」に該当する会社員と会計事務所員とを合計すると15.3%、無職や専修学校・各種学校の受講生などにも、ある程度は社会人経験者が含まれていると考えられますので、実際にはもう少し多い比率で、社会人を経験して公認会計士試験に合格した人がいると推測することができます。

公認会計士試験に合格するだけでなく、キャリアチェンジに成功し、公認会計士として活躍している方も実際にいらっしゃいます。社会人となってからあらためて公認会計士をめざすのは、もちろん簡単なことではありません。しかし、キャリアアップには非常に有効な手段であることも事実です。

公認会計士とシナジーが期待できるキャリア

ほかの職種での経験を、公認会計士としてのキャリアに活かせる場合もあります。会計のプロである公認会計士も、会計業務だけに関わるのではなく、公認会計士の資格とシナジーが期待できるキャリアもあります。

<経営企画>

企業会計に関わる場合、企業の経営状況を把握し、クライアントの意図を正しく理解する能力も重要になります。公認会計士が扱うのは数値やデータであっても、それをもとに経営者と向き合う場面も多くあります企業経営の現場を経験していれば共感を得やすいこともあるでしょうし、より具体的に実情を把握することができる可能性があります。

<IT、システム>

社会や経済は、ITやシステムを抜きにしては立ち行かなくなっています。企業の会計業務でも同じで、近い将来は現金決済がなくなるともいわれるくらいですから、金融のITサービスや会計システムを使いこなすスキルは必須といえるでしょう。よりITに精通していれば、さらに踏みこんだ提案ができるようになります。

<フォレンジック>

この言葉自体が初耳という方もいると思います。「科学捜査」「法廷の」といった意味があり、システムのログや記録を分析して、事実を把握する証拠を集めることなどを指します。
つまり、IT分野のなかでもセキュリティなどのニッチなスキルになります。このスキルと公認会計士の会計知識を併せ持てば、より高度な監査業務や公的な第三者委員会などで活躍するチャンスがあるかもしれません。

<不動産>

公認会計士がかかわる仕事には、一般的な企業会計や監査業務の他に、デューデリジェンスがあります。デューデリジェンスは企業や不動産物件の買収、投資に際して、その資産価値を適正に評価する手続きです。巨額のお金が動く不動産投資では日常的に行われていますので、不動産業界での経験はきっと役立つでしょう。

働きながら公認会計士の資格取得をめざすコツ

キャリアを活かすために、現在の仕事を続けながら資格取得をめざす方もいることでしょう。そこで、働きながら合格をめざすための5つのポイントをご紹介します。

(1)公認会計士試験のカリキュラム、試験内容、出題傾向をしっかり理解する
仕事と同じく、目標達成の道のりをしっかりと理解してから着手しましょう。公認会計士
試験は出題範囲が広く、難易度も高い試験です。試験自体も短答式と論文式に分かれており、短答式試験は素点で総点数の70%(500点満点中350点)を基準に、論文式は偏差値方式で算出され、52.0%の得点比率(偏差値52)を基準として、その年ごとに合格基準が定められるなど複雑です。事前の情報収集や分析が重要になります。
  
(2)効率を重視して方針を決める
前項で集めた情報と自分の現状をふまえて、無理や無駄のない学習方法を考えましょう。
スタート(現状)からゴール(合格)までに、いつ、何を、どのように進めるかを具体的にイメージしておきましょう。

(3)何よりもまず継続すること
働きながら公認会計士試験に挑戦するうえで最も重要なのが、継続することです。正社員でも、非正規雇用でも働いていれば忙しかったり、疲れてしまったり、計画どおりに勉強を進められないことがあって当然です。そんなときでも継続することを最優先に考えましょう。

(4)暗記ではなく、理解することを重視する
試験勉強というと丸暗記をする方もいらっしゃいますが、公認会計士試験では論文式試験もあり、応用を利かせる力が求められます。理解することを重視して勉強しましょう。

(5)試験時期から逆算して対策する
限られた時間の中での試験対策で、試験直前で重要になるのが“選択と集中”です。すべての出題範囲を網羅できなかったからといって合格できないとは限りません。出題傾向などを参考に、残された時間でベストを尽くせるよう、場合によっては取捨選択が必要なことがあります。

具体的なキャリアプランがキャリアップにつながる

ご紹介したように、公認会計士とシナジーが生まれやすい職種はもちろんありますが、どんな業務経験も公認会計士としてのキャリアに活かすことはできます。会計事務所などの公認会計士に近い職種以外から、公認会計士への転職を考える方の中には、これまでに培った実務経験がまったく役に立たないのではと考える方もいるかもしれません。しかし、ビジネスの常識や仕事の進め方、コミュニケーション力などの基本的なビジネススキルは、どの職種においても重要となっていきます。

働きながら試験勉強をするのは大変なことですが、キャリアプランや具体的な将来設計を描くことから始め、まず、資格取得に先立って関連する職種や試験対策がしやすい職場に転職するという方もいます。ご自身の年齢や環境にもよりますが、長期的な視点をもって、公認会計士への挑戦に取り組む方法もあるということです。

【この記事を読んだ方におすすめのサービス】
◆≪会計業界の転職にも特化!≫MS-Japanの無料転職サポートサービスとは?
◆≪転職で譲れないポイントを相談&発見!≫無料転職相談会・無料転職セミナー
◆≪期間限定プレゼント有≫転職や会計業界のお役立ちトピックスをキャリアアドバイザーが毎週ご紹介!メルマガ登録はこちら

次の記事 > 2017年は倒産増加!税理士なら知っておくべき、倒産防止共済制度の改正【コラム】

前の記事 > 公認会計士の求人流動化?企業内会計士採用増加にみる、それぞれの対応は【コラム】




ほかのトピックスもチェック!転職トピックス一覧

3分でわかる最新人事コラム3分でわかる最新人事コラム一覧

日本最大級!管理部門と士業がつながるサイト Manegy[マネジー]管理部門・士業の年収診断 Manegy[マネジー]


日本最大級!管理部門と士業がつながるサイト Manegy[マネジー]日本最大級!管理部門と士業がつながるサイト Manegy[マネジー]


セミナー・個別相談会 開催中セミナー・個別相談会

セミナー・個別相談会一覧

To Top