外資系企業への転職は、日系企業とどう違うのか?

更新日:2018/08/31
外資・グローバル

外資系企業への転職は、日系企業とどう違うのか?

管理部門・士業の転職

外資系企業への転職は、日系企業とどう違うのか?

華やかなイメージがある外資系企業ですが、その反面、仕事内容に対する評価はとてもシビアで、『外資系企業は能力主義・成果主義』という印象が強いようです。
しかし、全ての外資系企業がシビアであるとは限らず、働く当人との相性によっては、かえって日系企業よりも待遇や職場環境が良いと感じることもあるようです。

実際のところ、外資系企業にはどのような特徴があるのでしょうか。
今回は、外資系企業への転職について、いくつかの観点から詳細にご紹介していきます。

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外資系企業の「実力主義」について

まず、大前提としてお伝えしておきたいのは、外資系企業はあくまでも能力主義・成果主義として捉えられることが多いですが、決して「個人主義」ではないことに注意しましょう。
一人で全てをこなせる人材が求められているわけではなく、チーム内でのコミュニケーションを支障なく行える人材こそ重宝される傾向にあります。

また、評価をする人間は人事部ではなく、直属の上司が行うことになる場合が多いようです。そのため、上司との関係性が非常に重要になります。
そのうえで、外資系企業で求められる技能は、自らに与えられ、定義された職務をしっかりと達成していることです。そのパフォーマンスの高さが、外資系企業での「実力」であると考えられます。
逆を言えば、会社の規模等にも左右されるかもしれませんが、職務の範疇を越えた業務は、評価される確率が低いかもしれません。まずは、この点を理解しましょう。

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外資系企業に転職するメリットは?

外資系企業に転職する際、一般的な日系企業と比べてどのようなメリットがあるのか、イメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。以下に、主だったメリットについてご説明します。

転職するメリット1:年収
外資系企業に転職すると、同じ職業で働く同世代と比べて、1.5~2倍の給与水準になるケースが多いようです。
退職金もそれなりの額であり、実力に応じた待遇が期待できると考えてよいでしょう。
しかし、当然ながら個人の資質・業種・会社の状況により給与は上下しますから、必ずしも全ての外資系企業に該当するとは考えない方が賢明です。

転職するメリット2:仕事に対する自由度の高さ
日系企業の場合、基本的には転職してきた人であっても「一から教える」スタンスが取られます。
これに対して外資系企業では、仕事の内容を伝えたあとは、チームワークに配慮しつつ基本的に「自分のやり方」で対応することが求められます。そのような社風に馴染めない人もいる反面、モチベーションを上げる人もいます。言うまでもなく、成果をあげられるのは後者です。

転職するメリット3:異文化コミュニケーション
日系企業と比較して、外資系企業では日本以外の本社・支店や海外の取引先と仕事をする場面に多々あります。その中で、時には強い自己主張を伴うディスカッションが必要になるケースもあります。

しかし、本音を隠さない分、かえって日系企業よりも開放的な組織であると感じる方もいます。言いたいことをしっかりと伝える性格から日系企業でやりづらさを感じてきた方であれば、外資系企業に転職することで働きやすさを実感できるかもしれません。

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外資系企業に向いている人

外資系企業で働く適性のある人とは、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。外資系企業で働く向き不向きを考えるポイントの一つに、「柔軟性」があります。

朝令暮改は熟語の中での話ではなく、ベンチャー企業や外資系企業では頻繁に起こり得ます。
そのため、チームで進めてきたプロジェクトが突然中止となり、新しいプロジェクトの人員に組み込まれることも往々にして存在します。
そこで方針が変わった瞬間に頭を切り替え、新しい環境でできることをどんどん提案していく柔軟性があるかどうかが、外資系企業で働く適性の有無と関連があるかもしれません。状況が変わった時に思考がそこで止まってしまうと、一人取り残されてしまうでしょう。

目まぐるしい環境の変化に対し、前向きに対応できる人材こそが、外資系企業に向いている人と言えます。

それを踏まえて外資系企業の転職を実現するためには、自分が外資系企業の環境に適応できる人物であることをアピールする必要があります。
そのためには、プロジェクト遂行や職歴紹介においても、日系企業とは異なるアプローチでの伝えることが重要になります。

日系企業は、どちらかというと「一つのことに愚直に打ち込み、良い結果を得られた」というひたむきさや素直さが伝わるエピソードが好まれる傾向にあります。
これに対して外資系企業では「ベストな結果に導くため、臨機応変にその時々で適切な対応策を取ったり、必要であれば方針自体を切り替えたりして対応した」という切り替えの早さや適応力の高さに重きを置くことが多いようです。

上記のどちらも同じプロジェクトを遂行のために尽力したことに変わりはありませんが、日系企業は結果までの過程を重視し、外資家企業は結果をしっかりと見ているのかもしれません。
外資系企業への転職をお考えの方は、ご自身はどちらの価値観に共感するのか、希望の働き方と合致するのは日系企業と外資系企業のどちらかといった点を十分に考慮し、転職活動の方向性を決めることをおすすめします。

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