転職トピックス

公認会計士 税理士 会計事務所・税務スタッフ

会計事務所を辞める理由あるある ~次の転職で失敗しないためのポイント~

20180501topics.jpg

事務仕事、デスクワークを得意とする社会人にとって、会計事務所は人気の職場です。
ただ、たとえ希望通りに就職できたとしても、何らかの理由やきっかけで不満を抱えてしまう人もいます。そこで今回は、会計事務所を離れて転職を決意する理由についてまとめています。

会計事務所を辞める理由 5選

1. 労働条件に不満

会計事務所では、公認会計士や税理士など、専門職としての国家資格を保有していない限り、なかなか給与水準が上がらない傾向があります。
理解のある事務所であれば、スタッフが公認会計士試験や税理士試験の勉強をすることを許容する場合もあります。しかし、時期によっては繁忙期に対応しなければならず、残業続きで受験勉強どころではなくなり、不満や焦りが生じるでしょう。だからといって、無理に受験勉強と両立しようとすれば健康を害するおそれも生じえます。
長い間にわたって資格を取得できず、比較的低い労働条件の水準に甘んじなければならないこともあるでしょう。

そういった不満に耐え切れず、キャリアアップを目指して受験勉強に専念すべく、一念発起して業務量の少ない別業種に転職することを視野に入れる人もいます。しかし、労働時間に余裕があり、定時で退社できる職場であれば、給与が低下する場合が多いでしょう。それはそれで不満要素になってしまうかもしれませんし、更に資格の取得に失敗してしまったら、もとの会計業界に復帰することが難しくなるおそれがあります。キャリア形成において、勉強時間確保の為にキャリアチェンジをするには一定のリスクがあることを念頭に検討しましょう。

2. 職場の人間関係の悩み

会計事務所に限らず、働く社会人にとって共通の悩みと言えるでしょう。職場の上司や同僚、部下とどうしてもソリが合わず、不満に思うことがあります。
特に会計事務所では、繁忙期に残業や休日出勤をしなければ到底処理できないほどの業務量となることがあります。このような状況で、スタッフの健康状態に配慮しない無茶な業務命令を行ったり、時間外手当を出し渋ったりする「ブラック職場」ぶりが垣間見える会計事務所では、スタッフの不満が募り、退職の流れが加速するとしても無理のないところでしょう。

所長や上司の顔色をいちいち窺いながら仕事をしなければならない職場では、息が詰まり、仕事以外に余計な集中力やエネルギーを消耗させられてしまいます。周囲の顔色を見ながら、ふさわしい言動で臨むのも社会人の嗜みの一つでしょうが、それにしても一定の限度はあり得るでしょう。

また、会計事務所では、スタッフが個人の裁量、つまりマイペースで淡々と業務を進められている職場も少なくありません。仕事上のチームワークやコミュニケーションを重視したい人にとっては、不満に感じるかもしれません。

3. 各種ハラスメントがある

人間関係の悩みの中でも、上司などからの「パワハラ(パワーハラスメント)」「セクハラ(性的嫌がらせ)」などは、特に深刻で悪質な部類に入ります。場合によっては、精神疾患や自死に追い込まれたりするケースもあります。
辞職するだけでなく、会計事務所の責任を問うべき場面も多いでしょう。ただし、誤解されがちですが、パワハラやセクハラの類いは、労働局や労働基準監督署に相談しても受け付けてもらえません。法律事務所(弁護士)に相談するようにしましょう。

4. キャリアアップが望めない

会計事務所の中には、目先のタスクを片付ける単調かつ定型的な処理ばかりを任さられて、会計のプロとしてスキルを向上させる機会をなかなか得られず、不満を感じる職場もあります。
もっとも、すべての社会人がキャリアアップへの希望を心に備えていなければならないと断じることはできません。ただ、会計人として一人前になろうとする熱意や向上心のある人にとっては、パターン処理ばかりの仕事では物足りないという不満から、辞職や転職のきっかけになり得るのです。

5. 会計業務そのものに適性を感じない

必死で就職先を探して、ようやく採用してもらえた職場が、たまたま会計事務所だったという場合もあるでしょう。ただ、数字が苦手で計算間違いがなかなか減らなかったり、経理・財務の仕事そのものに魅力を感じられなかったりすれば、そのミスマッチは、従業員にとっても事務所にとっても、お互いに不幸です。
事務所の所長以下、スタッフの人柄が素晴らしく、居心地が良ければ残る理由もあるかもしれません。しかし、そうでない限り、「会計業務に向いていない」ことは、別の業種へ転職する理由として十分です。

会計事務所からの転職に失敗しないポイント

20180501topics-2.jpg

転職する直接のきっかけは、「今の職場を逃れたい」という消極的な理由かもしれません。しかし、転職を成功させるためには、「社会人として成し遂げたいこと」や「働きたい職場の条件」などを明確にする、前向きで積極的な態度が求められます。

たとえ上司に恵まれなくても、会計業務に向いていなくても、被害者意識に苛まれている限りは、良好な運命はなかなか切り拓けません。「次は、こういうジャンルに挑戦したい」「こんなスキルを磨いて、将来こうなりたい」というビジョンを持って、粘り強く行動していれば、その思いを汲み取ってくれる職場に出会えるはずです。

まとめ

好景気や就職難でも、職場と労働者のミスマッチは起きてしまいます。会計事務所でも同様です。ミスマッチは確かに不幸ですし、それを不満と感じ自ら変えることをせずにいると前には進みません。「新たな道を進むチャンス」だと思い、幸運を手繰り寄せましょう。


<参考>
東洋経済オンライン-離職者の多い会社にありがちな6つの特

【この記事を読んだ方におすすめのサービス】
◆≪会計業界の転職にも特化!≫MS-Japanの無料転職サポートサービスとは?
◆≪転職で譲れないポイントを相談&発見!≫無料転職相談会・無料転職セミナー
◆≪期間限定プレゼント有≫転職や会計業界のお役立ちトピックスをキャリアアドバイザーが毎週ご紹介!メルマガ登録はこちら

次の記事 > あえて税理士資格に登録しない? 有資格者なのに登録しないメリットとは何か?

前の記事 > 新人税理士が陥りやすいミス5選




ほかのトピックスもチェック!転職トピックス一覧

3分でわかる最新人事コラム3分でわかる最新人事コラム一覧

  

転職セミナー・個別相談会 開催中セミナー・個別相談会

転職セミナー・個別相談会一覧

To Top