5月2日(土)~5月6日(水)の期間は休業とさせていただきます。 ただし、5月2日(土)と5月6日(水)は一部カウンセリングのご案内が可能です。 お問合せなどのご連絡は5月7日(木)以降に順次ご対応いたします。ご了承くださいませ。
転職情報を見る
キャリアの相談をする
サービス紹介を見る
この記事は後編です。前編の記事はこちらをご確認ください。
前編では、近年のM&A市場の動向を踏まえ、法務担当者がプロジェクトで担う役割や、経営層と現場をつなぐ“橋渡し役”としての重要性を解説しました。また、M&Aの現場に関わることで得られるキャリア上のメリットとして、市場価値の向上や経営に近いポジションへのステップアップなどを紹介しました。
後編では、M&Aを経験することで得られる具体的なスキルや、実務で役立つ資格、そして実際にM&Aキャリアを目指して転職に成功した事例を詳しく解説します。
M&Aの現場で得られるスキルは、通常の契約審査や訴訟対応では習得が難しい、専門的かつ汎用性の高いものです。
DDを通じて、単に法律に違反していないかを見るだけでなく、買収対象企業が持つ事業上のリスクや、隠れた負債を、法的な視点から洗い出し、金額に換算して評価する能力が養われます。これにより、法務担当者は「リスクを指摘する人」から「リスクをコントロールし、取引を成立させる人」へと進化できます。
国際的なM&Aに関わることで、異なる法体系、商習慣、文化の違いを理解し、国際契約特有の論点(準拠法、紛争解決方法、国際税務など)に対応できるグローバルな法務スキルが身につきます。
PMI(Post Merger Integration:統合後のプロセス)では、組織再編、労働環境の統一、ITシステムの統合、契約関係の整理など、統合に伴って発生する多岐にわたる法的・労務的リスクを管理し、事業のスムーズな継続を担保する能力が求められます。
M&Aプロジェクトを成功させるには、経営層に対してリスクを迅速かつ分かりやすく報告し、決断を促すコミュニケーション能力や、弁護士・会計士といった高度な専門家をリードし、プロジェクト目標に向けて動かす折衝力、調整力が不可欠となります。
法務のキャリアアップ支援を受ける
M&A実務に必須の資格はありませんが、関連知識を体系的に身につけることで、実務への貢献度を高め、キャリアアップを有利に進めることができます。
企業活動に必要な法律知識を総合的に習得できます。特に1級は、M&Aやコンプライアンスなど、企業が直面する複雑な法務課題に対応できる高い実務能力の証明となり、DDや契約交渉の質を高めます。
クロスボーダーM&Aが増加する中で、海外の専門家とのコミュニケーションや英文契約書の読解能力は欠かせないため、TOEIC 800点以上が望ましいラインです。英語力にまだ自信がない方は、まずはTOEIC 730点以上を目安にして、段階的により高いレベルで語学力を磨くことは、キャリアアップにおいて大きなアドバンテージとなります。
法務のキャリアを相談する
Aさん(35歳・男性)は、地方の中堅企業の法務部門で、定型的な契約審査や一般的なコンプライアンス業務を中心に担当していました。日々の業務を通じて法務としての基礎力は着実に身につけていたものの、M&Aなどのダイナミックな案件に携わる機会が少なく、自身の市場価値を高めたい、将来的には法務部門の責任者を目指したいという思いから転職を決意しました。
転職先として選んだのは、M&Aを成長戦略の中核に据える東証プライム上場のITサービス企業の法務部門です。入社後すぐに、大規模なIT企業の買収案件に参画する機会を得て、デューデリジェンスから契約書作成、PMIまでを一貫して担当しました。
こうした実務を通じて、法務領域にとどまらず事業部門との調整やコミュニケーションにも積極的に関与した点が高く評価され、入社から3年でM&A専門チームのリーダーに昇格。M&Aを通じて専門性を深めたことが、年収アップと中長期的なキャリア形成の双方を大きく押し上げた好事例といえるでしょう。
M&Aプロジェクトへの参画は、法務担当者にとって、自身の専門性を広げ、ビジネス感覚を磨き、キャリアを飛躍させるための重要な機会です。この経験を通じて得られる高度な専門知識と問題解決能力は、今後の企業法務のプロフェッショナルとして不可欠な要素となります。
なお、M&Aに携わる求人は、その秘匿性の高さから非公開求人として扱われることが多く、転職する際には情報収集が鍵になります。M&A経験を積んで市場価値を高めたいとお考えの法務担当者の方は、管理部門・士業に特化した転職エージェントであるMS-Japanにぜひ一度ご相談ください。
【最新版】法務におすすめの転職エージェント・転職サイト19選を徹底比較!
この記事を監修したキャリアアドバイザー
森澤 初美
カナダ州立大学卒業後、新卒でMS-Japanへ入社。求人企業側の営業職を経験した後、2014年にキャリアアドバイザーへ異動。 2016年からは横浜支社にて神奈川県内の士業、管理部門全職種を担当し、現在は関東全域の士業、管理部門全職種を担当。
経理・財務 ・ 人事・総務 ・ 法務 ・ 経営企画・内部監査 ・ 外資・グローバル企業 ・ 会計事務所・監査法人 ・ 役員・その他 ・ IPO ・ 公認会計士 ・ 税理士 ・ USCPA ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!
会社法改正は法務人材のキャリアをどう変える?転職市場で評価される知識と経験(後編)
司法書士は就職・転職に有利?年代別ポイントや直近合格率など
行政書士は企業法務に転職できない?資格の活かし方や求人例など
管理部門(コーポレート部門)に向いている人とは?職種別に詳しく解説
未経験でも転職はできる?MS-Japanの転職支援サービスを紹介!
司法試験後、司法修習を受けなくても就職活動に有利?就職先やポイントなど
司法試験に落ちたら? 就職してキャリアを歩める? 5回不合格になる前に…
司法試験に年齢制限はある?合格者の平均年齢や最年少・最高齢のデータについても解説!
検事のキャリア・仕事内容・給与やその後のキャリアパスについて
業界最大級の求人数・転職支援実績!管理部門・士業の転職に精通した専門アドバイザーがキャリア相談~入社までサポートいたします。
無料でキャリア相談する
30代法務の分かれ道「攻めの法務」vs「守りの法務」|市場価値を高めるキャリア戦略の正解
コンプライアンス経験を武器に!法務職が転職を成功させるポイント(後編)
30代法務担当者に求められるサイバーセキュリティ知識とは?関連法や学習方法など(後編)
法務と経営をつなぐリスクマネジメントの重要性|経営層から評価される法務人材とは(後編)
転職で評価される会社法の法務経験とは?アピールすべき実務スキル(後編)
会計士が監査法人で「評価されない」と悩んだら。昇格競争の裏側と、市場価値を最大化するキャリア戦略
採用担当はなぜ激務と言われる?現場の実態とキャリアを守るための働き方を解説
経理の市場価値を最大化する「IPO準備企業」という選択|CFOへの最短ルートと求められる実務スキルを解説
経理の転職完全版|求人情報・転職理由・志望動機・面接対策まで徹底解説
会計事務所から経理への転職は難しい?事前準備や志望動機・自己PR、成功事例など
リモートワーク可の経理求人特集!
年収800万円以上の法務求人特集!~高度なスキルを身につけ高年収を目指す!~
日商簿記2級の求人・転職特集
年収1,000万円を目指す公認会計士求人特集!
残業20時間以内の税理士求人特集!~安定して残業が少ない職場に転職!~
求人特集一覧
確定申告後に見直す税理士・科目合格者のキャリア個別相談会
幅広く転職先を検討したい弁護士のための個別相談会〜法律事務所・インハウスなど〜
公認会計士の転職に強いキャリアアドバイザーとの個別相談会
【30・40代経理・財務人材向け】理想の環境が見つかる!経理・財務専門キャリアアドバイザーとの個別相談会
【30・40代人事・総務人材向け】理想の環境が見つかる!人事・総務専門キャリアアドバイザーとの個別相談会
はじめてのキャリアカウンセリング
セミナー・個別相談会一覧
あなたの小さな悩みでも是非お聞かせ下さい!
業界トップクラスの利用実績と高い満足度をご確認ください
転職活動をSTEPに分けて、シーンごとに必要な情報・知りたい情報をお伝えしています。
マネジーでポイントを貯めて、豪華商品に交換しよう!
powered by