2022年10月28日

法科大学院修了生が就職活動をスタートする時期はいつ?

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法科大学院修了生が就職活動をスタートする時期はいつ?法科大学院修了生の就職は、情報収集と活動をスタートさせる時期が肝です。希望の職場へ無事就職するためには、タイミングを逃さないように情報を収集すること、および面接などに対する周到な準備をすることが欠かせません。法科大学院修了生が就職活動する時期は、いつが良いのでしょうか?

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法科大学院修了生が就活を開始すべき時期とは

就職活動は、タイミングを逃してしまうと大きなチャンスロスです。法律事務所、中央省庁、および企業のそれぞれで、ロー生が就活を開始すべき時期を見てみましょう。

法律事務所大都市圏の比較的規模が大きい事務所の場合

司法試験が実施される前の4月頃から説明会の案内を始めています。

興味がある法律事務所のホームページを継続的にチェックして、募集時期を逃さないようにして、応募しましょう。

説明会は、応募定員がありますので、先着順の参加となる事務所も多くあります。早めに応募することが大切です。

司法試験前の説明会への応募は、司法試験に不合格の可能性もありますので躊躇する人もいるでしょう。

しかし、法律事務所も内定者の司法試験不合格は想定しています。就活生が遠慮する必要はありません。

中央省庁

中央省庁の国家公務員院卒採用、および法務職採用は、やはり司法試験前となる2月~3月に全国規模で説明会が開催されます。

また、人事院が主催し、各省庁が参加する法科大学院の修了生および在学生を対象とした説明会が、司法試験の合格発表直後に行われます。

中央省庁に就職しようと思う場合は、この2つのタイミングを逃さないことが大切です。

民間企業

民間企業の場合は、大きく二つの方法があります。一つは法科大学院に説明会に来ている大手企業への直接応募。もう一つはエージェントを利用した就職活動です。

法科大学院で採用説明会を実施する大手企業へ直接応募
昨今、法科大学院修了生を対象として採用を独自で行っている企業も増えてきています。
このような企業では、新卒学部生でもなく、中途社員でもなく、法科大学院修了生を明確なターゲットとして採用活動を行っているため、法科大学院修了生のスケジュールに合わせて選考スピードが組まれている場合が一般的です。
従って、司法試験終了後から法科大学院への訪問・説明会をスタートし、続いてエントリーシートの申し込み期間を設けられる場合がほとんどです。
内定までの選考スピードは会社によって異なり、また必須条件も様々です。司法試験合格を条件にしている企業もありますが、司法試験不合格の場合も法務のポテンシャル人材として内定が出る場合もございます。それぞれの企業でスケジュールや条件などを確認する必要があります。

エージェントを利用した就職活動
本来中途の採用を依頼する転職エージェントへ、民間企業が法務職の採用支援を依頼する際、法科大学院修了生も対象にする場合があります。
この場合は、前提として中途採用のスケジュール感での選考が行われるため、法科大学院修了生のスケジュールに合わせた選考は行われません。
中途の採用活動は、応募から内定までが平均1.5ヶ月・内定受諾後1~2ヶ月程度です。
従って、「司法試験に合格した場合には司法修習に行く」と考えられている方は、前提として先方の選考対象外となります。
「司法試験に合格した場合も修習に行く予定がない」または「残念ながら司法試験不合格だった」場合で、来年の試験を受験しない、もしくは就職活動の結果次第で来年の試験は受験しないと考えている場合に、エージェントでの具体的な就職活動をスタートすることができます。
従って、短答式試験結果発表後、論文式試験結果発表後に具体的な活動をスタートする場合が一般的です。
ただし、同時期にはライバルが増えることが想定されるため、具体的な活動に向けた準備は司法試験受験後時間ができた際から早めにスタートすることがおすすめです。

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いざ就職活動開始!準備するものとは

いざ就職活動開始!準備するものとはいざ就職活動が開始されると、書類選考と面接の準備をしなければなりません。

まず書類選考では、履歴書や職務経歴書の提出が必要です。また、続いて面接で想定される質問の答えを検討しておいたり、マナーを身に付けておいたりする面接対策も欠かすことができません。

法科大学院修了生は、大学を卒業する際に就活を経験していない場合が多く、履歴書や職務経歴書の作成経験がなく、準備は手順からの基礎的な情報収集が必要と一般に言われます。

中央省庁や企業への就職を希望する場合には、競争相手は法科大学院修了生だけではありません。書類・面接の準備は念には念を入れ、周到に行うことが大切です。

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内定を取るためや良い求人と巡り合うためにはたくさん行動しよう!

良い求人と巡り合うためには、就職希望先についての情報収集をきめ細かく行い、タイミングを逃さずに説明会などへ応募することがまず大切です。また、面接の準備・対策も欠かすことはできません。たくさん行動し、少しでも早く内定を獲得しましょう。

<参考>
日本弁護士連合会 「弁護士白書 2017年度版」
日本弁護士連合会 「弁護士未登録者数の推移」

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この記事を監修したキャリアアドバイザー

林 良樹

大学卒業後、カーディーラ・小売業を経験し、2008年からMS-Japanでリクルーティングアドバイザーとキャリアアドバイザーを兼務しております。

会計事務所・監査法人 ・ コンサルティング ・ 公認会計士 ・ 税理士 ・ USCPA ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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