2023年06月01日

育休から仕事復帰!0歳児ママの一日スケジュール

管理部門・士業の転職

約1年間の産休・育休を取得し、時短で仕事復帰した筆者。育休中は「ただでさえ家事に育児にバタバタした毎日なのに、仕事までこなせるのか?」「仕事復帰した後はいったいどんな一日になるのだろう?」といった不安がありました。実際に復帰してみると、やっぱり大変なことがたくさん。でも、工夫を重ねることでなんとなく一日のリズムがつかめてきました。仕事復帰後の1日のスケジュールと、毎日を乗り切るために心がけていることをご紹介します。


共働き核家族、実家は遠方。仕事と育児は両立できるのか?

まずは、筆者の家庭状況についてご紹介します。我が家は妻(筆者)、夫、息子の3人家族。筆者も夫も実家が遠方のため、身内からの日常的な家事・育児のヘルプは受けられません。

・妻(筆者)
産休前は平日フレックスタイム(残業あり)のフルタイム勤務。産休・育休を経て、平日9~17時の時短勤務で仕事復帰。復帰と同時に部署異動しました。

・夫
フレックスタイム勤務+残業ありのフルタイム勤務。ランニングが趣味で、週に1.2回は朝か夜に1時間程度走りに行きます。

・息子
0歳10ヶ月、いたずら大好きなやんちゃ坊主。厳しい保活を乗り越え、認可保育園の0歳児クラスに入園しました。ちなみに夜泣きはまだ続いています…

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仕事復帰後の1日のスケジュール

そんな我が家の平日のスケジュールです。

6:30  起床&授乳
私起床。
息子も私が動くと目を覚まします。そのまま授乳タイム。

6:40 身支度を整える&洗濯機を回す
授乳を終えたら夫を起こして息子をパス。私は身支度をはじめ、洗濯機を回し始めます。
夫は息子の検温をし、寝室かリビングで朝の父子のふれあい遊びタイム。

7:10 息子のお着替え&キッチン片付け&朝食準備
私が身支度を終えたら夫がシャワーへ。息子も夫と一緒にシャワーを浴びます。
息子のシャワーが終わったら、私が息子を受け取ってドライヤーと着替えを担当。
夫が身支度を終えるまでに、前日の洗い物の片づけ、簡単な朝食の準備。

7:35 大人朝食&保育園の連絡帳記入
夫の身支度が終わったら一緒に朝食。時短のため、基本的メニューはシリアルとヨーグルト、甘酒豆乳。たまにパンやフルーツも食べます。食後にササっと連絡帳記入。
息子には赤ちゃん向け番組を見せています。

7:55 掃除機をかける&洗濯物を干す
基本的に、私が掃除機をかけ、夫が洗濯物を干します。

8:05 私、出発。息子、朝の軽食
息子は離乳食後期でこの時間にはまだしっかり食べないので、パンか、甘酒豆乳で軽食を取ります。
通勤途中は新聞を読んだり、仕事の情報収集をしたりしています。

8:30 夫と息子、出発。
保育園への送りは夫担当。仕事の都合がつかないときは、登園時間を早めて私が送っています。
登園時は再度検温、着替えの補充、おむつ替えがありなかなか大変。これを夫にやってもらえるだけでだいぶ助かっています。

9:00~17:00 仕事
新しい部署なので、基礎知識も調べながら対応…集中していたらあっという間に時間が過ぎます。

17:05 職場出発!
帰りの電車に乗っている時間は、自分時間としてリラックスします。SNSを見たり、プライベートの調べ物をしたり。気づくと息子の写真や動画を見ていたりします。

17:55 保育園到着!
お迎え。顔を見てニッコリしてくれる息子はやはり可愛いです。洗濯する服や汚れ物を持ち帰ります。金曜日は布団カバーの交換も。

18:10 帰宅、息子の夕食準備、洗濯物の取り込み、お風呂の準備
一日で最もバタバタする時間が始まります。帰宅後、まずは保育園の洗濯物を洗濯かごに入れ、明日の補充用の着替えを保育園バッグに入れておきます。その後に息子の食事を用意(下ごしらえして冷凍してあるので解凍して軽く味付けするだけ)。レンジでチンしている間に洗濯物をとりあえず取り込み、リビングに放置。

18:30 息子の夕食
平日、息子と向き合える少ない時間。この時間は息子のペースで、ゆっくりご飯を食べます。

19:00 お風呂

19:30 授乳、寝かしつけ
童謡を歌ったり、絵本を読んだりします。ともに寝落ちすることもしばしば…

20:15~30 息子、就寝。大人の夜ご飯
息子が寝付いたら、こっそり寝室を出て夕食準備。寝かしつけ中に夫が帰っていれば、夫が夕食の支度をしてくれます。食事の準備には極力時間や労力をかけたくないので、土日に作り置きしたものをチンして、お味噌汁だけ作ることがほとんど。ストックが尽きる金曜日はコープのミールキットや冷凍餃子で乗り切ります。大人の夕食タイムは夫婦のコミュニケーションの時間として、その日あったことを話しながら食事をとります。

21:00~23:00 部屋の片づけ、洗濯物たたみ、自由時間
放置されている洗濯物をたたみ、息子のおもちゃをお片付け。そのあとはNetflixを見たり、本を読んだりします。息子が泣いてしまったら一時停止してあやしにいきます。

23:00 就寝
この時間にはもうウトウト…重い体を引きずって寝室に移動。眠ります。
夜中、息子が泣いてしまったら、私も起きてトントン。

だいぶリアルで細かいですが、一日の流れはこんな感じです。
仕事復帰後のリアルな感想…じたばたしていたら夜になっている

実際に仕事復帰してからは、本当に一日が嵐のように過ぎ去っていきます。朝起きてから家を出るまでバタバタ、通勤中はせっせと新聞を読み、仕事中は集中し、保育園に迎えに行く帰り道に一瞬一息ついたと思ったら、帰宅後怒涛の家事育児タイム。寝かしつけを終えて、自分のご飯を食べ、ちょっとテレビを見始めたと思ったらもうこんな時間!今日も夜泣きに備えて早めに寝なければ…!!
そんな感じで、じたばたしていたら夜になっています。出産前に持て余していたあの暇な時間、返ってきておくれ~!

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仕事復帰後、平日を乗り切るためのコツ

夫婦それぞれの仕事の負荷は各家庭で異なるので、唯一無二の正解はありませんが、我が家の場合はご紹介したようなスケジュールでリズムができてきました。ここで、平日を無理なく乗り切るために我が家がしている工夫をもう少し具体的にご紹介します。

①夫婦で家事育児の分担を決めておく

毎日発生するような家事は、具体的に何をどちらがやるのか、その間息子をどちらが見るのかをあらかじめ決めておくのがおすすめです。我が家は平日にお互いの動きに合わせて、無理なく担当できそうなものを話し合って決めました。どちらにとっても負担が大きいもの(我が家の場合は、毎日の朝食・夕食作り)は極力両方がやらなくて済むようにしました。ちなみに、地味に毎日発生する「名もなき家事」も、意識して分担できるとよいです。洗って乾かしたお皿を片付けるとか、ごみを集めて捨てに行くとかですね。我が家の場合は、試行錯誤を経て、朝は私が主に家事をしつつ、夫が息子を見て、夕方以降は主に私が息子を見て、夫ができるだけ家事をする、という形に落ち着いています。

②平日の家事は最小限に!

平日に行う家事が最小限で済むように、土日を少し活用したり、ロボット掃除機など便利家電を導入したりするなどしましょう。我が家の場合は、日曜日の午後、息子のお昼寝タイムの2時間程度で一気におかずの作り置きをします。基本的にお手軽メニューばかりで、お気に入りレシピを保存しておいて、隔週で同じものを作ったりもします。飽きちゃった、という時のために、コープのフライパンで数分炒めるだけの冷凍キットや冷凍餃子をいくつかストックして、活用しています。掃除や洗濯など、1,2日しなくても問題ないものはやらないこともあります。アイロンがけは土日の夜、テレビを見ながらのんびりとやっています。

③1時間、ホッとする時間を確保しよう

ワーママライフは始まったばかり。短期間限定の生活ではなく、この後もずっと続いていくものです。完璧主義では、心の余裕もなくなってしまいます。「余った時間を自由時間にする」というよりは、「1日の中でここは自分の時間にしたい!と決めて、そのためにほかの時間の使い方を工夫する」という考え方のほうが、うまく時間を確保できるのではないかと思います。筆者は、自分ののんびりタイムが欲しいので、息子をできるだけ早く寝かせています!

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0歳児ワーママの仕事復帰後のコツ~産休前とは働くスタイルを変えるべし~

産休に入る前は、必要があれば残業し、やりたい仕事にはどんどん手を伸ばせていましたが、仕事復帰後はそうはいきません。初めはもどかしい気持ちもありましたが、仕事に取り組む姿勢を変えたら、気持ちも楽になりました。

①効率化を徹底する!

育休から時短勤務で復帰したけれど、思っていたよりも仕事の負荷が減らなかった…というのはよく聞く話です。たいして変わらない量の仕事を前よりも短い時間で終わらせるためには、とにかく効率化を意識すること。具体的には、PCの単語登録を活用する、ショートカットキーを覚える、移動する際には必要な作業をいくつかまとめて済ませるなどがありますね。数秒の時間も積もれば何時間にもなります。

②仕事の組み立て方を変えてみる

仕事の種類ごとに取り組む時間を決めること、15分単位でやることを意識するのがおすすめです。筆者はいろんな仕事を一つの時間帯にやろうとすると、頭の切り替えに時間がかかり、思うように進まないことが多かったです。そこで、性質の似た仕事をひとまとめにして一気に取り組んだところ、かなり集中して取り組めるようになりました。
例えば、記事作成やメールの作成は午前中に行い、午後はパワポを使った資料の作成をするなどです。また、以前は集中してあっという間に時間は過ぎたが仕事はそこまで進んでいなかった…ということがありましたが、15分単位でやることを細かく意識するようにしたら、だらだら時間が過ぎることがなくなり、スピード感をもって仕事を進められるようになりました。

③周りの人に助けてもらうことを怖がらない

仕事復帰をしてからどれだけ周りに迷惑をかけまいと頑張っていても、小さな子どもがいる以上は、子どもの体調不良や保育園行事などで急遽仕事を早退することになったり、お休みしなければならなくなったりします。無理をして一人で抱え込んだり、申し訳なさで委縮をしたりするのではなく、いざというときは頼れるような関係性を周囲と作ることに力を注ぎましょう。できることとできないことをきちんと周囲に伝えること、何かをしてもらったときにはきちんとお礼を言うこと、自分に余裕がある別のときに何かを手伝ってあげることなどを意識したら、きっと良い関係が築けると思います。

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まとめ

ここまで、産後10か月で育休から仕事復帰した筆者の体験や一日のスケジュール、仕事復帰後に家庭や職場で気を付けていることをご紹介してきました。
育休からの仕事復帰が近づくにつれて、仕事と家事育児、両立ができるのか不安になることもありましたが、いざ復帰してみて思うのは、やってみればなんとかなるということ。自分も家族も、心も体も健康に過ごせたら100点!という気持ちで、気張らずに毎日を過ごしていけたらよいですね。筆者もこれを読んでいるあなたと同じワーママ初心者です。バタバタした毎日の中にもホッとする瞬間や楽しむ瞬間を大事にして、一緒に乗り越えていきましょう!

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