2023年04月01日

経理もITスキルがないと生き残れない時代なのか!?

管理部門・士業の転職

現在の経理業務は、かつてのようにそろばんや電卓を使うことはほとんどなく、大半がパソコンを使った作業です。そのため経理の専門職として働こうとする場合、簿記・会計の知識や資格を持つことはもちろん重要ですが、それと同時に一定のITスキルを持つことも求められます。

そこで今回は、経理がITスキルを学んだ方がよい理由は何か、経理で働く際に習得しておくべきITスキルは何か、経理にITシステムを導入すると何が変わるのか、などの疑問点について詳しく解説します。


管理部門・士業の転職

経理がITスキルを学んだ方がよい理由

経理がITスキルを学ぶことには、 業務を効率化できるので負担を減らせること、就職・転職の際に企業からの評価の向上、などのメリットがあります。
簿記や会計に関する専門知識とは全く異なる利点を得られるので、経理への就職・転職を考えるなら、ITスキルは身に付けておきたいところです。

業務が効率化され負担が減る

経理のルーティンワークには日次業務、月次業務、年次業務などがありますが、最近ではどの業務もITを使って行われます。
たとえ簿記の資格を持っていても、パソコンの使用速度が遅い、会計ソフトに不慣れで作業が思うように進まないといった状況に直面すると、経理業務のスムーズな進行に支障が出てしまう恐れがあります。

一方、一定のITスキルを学んでおけば、勤務先で使用しているパソコンや会計ソフトへの順応が早くなり、日々のルーティンにも素早く対応できます。
例えば日次業務では納品書や請求書の作成、領収書の処理など膨大な事務作業に追われますが、ITスキルを身に付けておけば素早く業務をこなすことができます。

ITを使わない場合よりも日々の作業効率が大幅に向上し、心身への負担も減らせるでしょう。

ITスキルを持っていると勤務先での評価が高い

経理でITスキルに習熟して日々の業務を素早くこなすことができる人は、そうではない人よりも明らかに生産性が高いです。
そうなれば当然、勤務先での評価は高まります。
一方、ITスキルを身に付けていないと担当できる作業が限定されるという事態も起こってくるので、上司からの評価は上がりにくくなるでしょう。

特にキャリアアップを踏まえた転職を今後考えている場合は、自分の市場価値を高めるためにも、早い段階からITスキルを学んでおくことが大切です。
身に付けたITスキルはどの企業、業界でも評価されます。


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経理が習得したいITスキル

経理が習得したいITスキル

では具体的に、どのようなITスキルを学ぶべきでしょうか。
基本的なPCやタブレット端末の操作スキルはもちろんですが、経理であれば会計ソフトを扱うスキルと、会計データの分析スキルを身に付けておきたいところです。

会計ソフトを扱うスキル

今やほとんどの会社の経理では会計ソフトを導入しています。
勤務先の企業が導入している会計ソフトを使いこなせるスキルがあれば、日々の業務をスムーズに行うことができるでしょう。

勤務先で使用している会計ソフトについて誰よりも詳しくなれば、「このソフトに関して分からないことは、この人に聞けばよい」というポジションを築くことができ、社内からの信頼も獲得できます。

分析スキル

会計ソフトのデータを分析し、コスト削減のアイディアや過去に行った販売促進活動の費用対効果などを経営陣や現場にアドバイスできる能力があると、経理職の人材としての価値が上がります。

前述の通り、経理がITスキルを身に付けると業務効率を大幅に向上させられますが、それに加えて会計データをもとにした分析力、提案力を身に付けると、さらなる強みとなるでしょう。

Excelやアクセスなどのスキル

経理部門では、Excelやアクセスを使いこなせると業務効率をアップでき、行える業務の幅も広がります。
特に自分でマクロを組むことができれば、作業の自動化も容易です。

マクロとはExcelやアクセスで作業工程を削減できる機能のことで、市販の入門書やWeb上でも組み方は学習できるので、是非挑戦してみるとよいでしょう。
知り合いにシステムエンジニアがいれば、やり方を教えてもらうのも1つの方法です。


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ITシステムを導入して生産性を上げる

ITツールを使いこなす技術を身に付けることで、それまで時間をかけて行っていた作業を大幅に時間短縮できる可能性があります。
また、身に付けたITスキルは現在の勤務先での生産性を向上させるのはもちろん、転職時にも存分に生かせるでしょう。

ITスキルが高ければ、業務効率化・生産性向上のため企業のシステム導入プロジェクトにも関われる可能性もあります。

企業によってどのような会計システムを導入しているかは異なりますが、それまで勤めていた企業で身に付けたITスキルは、転職先でも活用・応用できます。


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まとめ

経理というと簿記・会計のスキルが第一と考えられがちですが、それと同じく重要なのがITスキルです。今や多くの企業で会計ソフトが導入されており、経理には使いこなすことが求められます。
今後、経理の専門職として生き残っていくには、ITスキルを学ぶことは必須事項といえるでしょう。

経理がITスキルを身に付けると、日々の経理業務の効率がアップして負担が減ることに加え、企業そのものの業務効率化に関われる可能性や、転職時にも有利になるというメリットがあります。
特に会計ソフトを使えるようになること、会計データを分析して経営陣や現場に問題解決案を提示できるようになり、経理職の人材としての価値を高めることにつながるでしょう。

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