「【2023年上半期】人事・総務の求人傾向」を徹底解説！

この記事では、2023年上半期にMS-Japanが提供する人材紹介サービス「MS Agent」で募集のあった人事・総務の求人データを元に、「2023年上半期の人事・総務求人の傾向」について解説いたします。

想定求人の年収分布、求められるスキル、業種別の求人数の割合など、幅広い視点から人事・総務の求人傾向を分析しています。
人事・総務転職の最新動向を知り、これからのキャリアを考える上で、役立てていただけたらと思います。

2023年上半期の人事・総務求人の平均年収は？

本記事では、2023年上半期に募集された人事・総務の求人データから特徴をまとめました。
まずは、求人に記載された想定年収について。想定年収の中でも下限として設定された想定年収について集計（※）したところ、平均は480.7万、中央値は450万でした。
また、400～599万を下限に設定された求人が最も多く、全体の57％を占めました。つづいて399万以下が23％、600～799万が14％と続き、1000万円以上に下限が設定された求人は全体の2％でした。

また2022年下半期と比較すると、下限想定年収の中央値は変わらず、平均値が前年比101.8％で8.6万円上昇しました。

※本調査内の年収に関する集計は、各求人にて下限年収と上限年収を設定しており、今回は下限年収の値を集計しています

まずは転職エージェントに無料相談する

人事・総務求人で求められたスキル第一位は「労務」

人事・総務求人内で求められるスキルについては、人事領域で最も多くの求人が求めたスキルは「労務」経験で、全求人の3割で求められました。ついで「採用」スキルが29％、「制度・企画」スキルが18％と続く結果となりました。

また、2023年上半期求人で、「労務」「採用」「制度・企画」の領域において求められたさらに詳しいスキルについては、下記の結果となりました。