意外とウッカリやっているかも？！転職活動、やってはいけないタブー3選

例年、3月と12月は中途採用が活発になる傾向が伺えます。一方で、3月に年度末を迎える企業も多く、管理部門・会計事務所・監査法人は特に多忙な時期かと存じます。この時期、就業しながらの転職活動は、じっくりと考える時間が取れず、どこから手をつけて良いかわからなくなってしまう方もいるかもしれません。

そこで今回は、転職活動のノウハウの中でも、特にタブーとなっていることを厳選してご紹介します。転職活動は、新卒の就職活動とは大きく異なり、マニュアル本なども少ないため、タブーとされていることをウッカリやってしまっている方を見かけることがあります。効率的に転職活動するためにも、是非チェックしてみてくださいね。

転職活動、やってはいけないタブー1　アピールしすぎてNG！？～職務経歴書は要点を押さえて簡潔に～

職務経歴書等の添削では、よく『職務経歴書の長さはどの程度が適切なのか』とご質問を頂きます。長いキャリアを記載する職務経歴書ですので、どこを削ってよいかわからない…、と感じる方も多いのではないでしょうか。
一般的には、多くても3枚程度以内にまとめることをお勧めします。理由は、成果物である書類が簡潔でわかりやすいか否かも、選考判断の基準になるからです。
ボリュームだけが多くメリハリがないと、評価が低くなってしまう可能性もゼロではありません。例えば、管理部門以外の業務経験など、現在のコアキャリアとは異なるご経験まで事細かく記載をしてしまうと、コアキャリアのインパクトが薄れてしまいます。
大切なのは、何が強みなのか、何をアピールしたいのか、簡潔でわかりやすいということです。コアキャリア以外は出来る限り簡潔に、アピールしたい部分は具体的且つストレートに箇条書きで、メリハリをつけて記載しましょう。

転職活動、やってはいけないタブー2　転職理由だけでNG！？～前向きな表現に言い換える～

私共のような転職エージェントには、転職理由も本音のお話をして頂ける方が大半です。例えば、やむを得ないご家族の事情や就業環境、はたまた条件面の相違など、転職理由は様々です。
しかし、面接では、就業環境や人間関係のみを転職理由として面接時に言ってしまうと、それだけで選考お見送りになってしまう可能性があります。あまりネガティブな転職理由が続くと、愚痴のように聞こえ、『うちに入社しても長期就業が出来ないのでは』と採用側が懸念するからです。
ポイントは、ポジティブな理由を付け加えることと、ネガティブな理由でも出来る限りポジティブな言い回しに変換することです。特に、「業務幅を広げたい」や「キャリアアップ出来る環境で就業したい」等、ご自身のキャリアに絡めると、その希望職種に対しての意欲や前向きさが伝わります。
ネガティブな事柄をポジティブに変換することは簡単なことではありませんが、言い回し一つで同じ内容でも伝わり方が変わりますので、転職エージェントに相談して転職理由の言い方を考え、工夫しましょう。

転職活動、やってはいけないタブー3　リスケだけでNG！？～面接日程調整は計画的に～

時々、何度か面接日程を変更する方をお見受けします。もちろん、体調や緊急の用や現職の都合など、やむを得ず面接に行けなくなってしまうこともゼロではないと思います。
しかし、2回以上面接日程をリスケジュールすると、最悪の場合、面接をせず選考お見送りになる可能性があります。何度も日程キャンセルが続くと、調整力（タイムマネジメント力）や志望度を採用側が懸念するからです。
大切なのは、無理な時間帯での面接日程調整を避け、確実に面接へ伺うことが出来る日程を伝えることです。また、土壇場でキャンセルをすることも好ましくないので、やむを得ない事情がある場合は、出来る限り速やかに転職エージェントもしくは直接企業へ連絡をしましょう。

転職活動で注意すべきポイントは、他にもたくさんある！

いかがでしたでしょうか？基本的なことでも、意外とウッカリして、見逃している点もあったのではないでしょうか。
上記の代表的なタブー以外にも、気を付けるべきポイントは多くあります。なかなか一人では情報収集も難しい…という場合は、転職エージェントの活用をお勧め致します。履歴書、職務経歴書の添削から面接前の対策など、タブーも含めて転職活動のノウハウを知ることも出来るので、スムーズなご転職が出来ると思います。無料の個別相談会も開催しているので、効率良く転職活動したい方は、是非お気軽にご相談ください。