2023年04月01日

育休ラスト2ヶ月、仕事復帰への不安をなくすために私がした3つの準備

管理部門・士業の転職

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産休育休入りして約1年…仕事復帰に不安を抱えていた日々

筆者は約1年間の産休・育休を取得し、先日仕事に復帰しました。壮絶な出産、休みのない育児、ふと気づくと復帰目前…!バリバリ仕事をしていた日々がもはや思い出せないくらい、家事育児に追われる日々に慣れてしまった私。つい数か月前までは、復帰後にまともに仕事ができる気がしませんでした。

なんとなく不安だな~という気持ちを抱えたまま毎日を過ごしていましたが、ある時ふと「今からできることを少しでもやっておけば不安も減るのでは?」と気づきます。そして、育休ラスト2ヶ月の過ごし方を少し変えてみたら、実際に思っていた以上にスムーズに仕事に復帰することができたのです。
朝8時から夜8時まで一人で子どもを見ながらでもできた3つの復帰準備をご紹介するので、同じように不安を抱えている育休中のママに、少しでも参考にしていただければ幸いです!

育休ラスト2ヶ月!新米ママがしたスムーズな仕事復帰のための準備とは

スムーズな仕事復帰のポイントは、完全に家事育児モードになっている頭と体に「仕事モードを思い出させること」、「仕事復帰後の生活をできる限り具体的にイメージしておくこと」です。具体的に私が取り組んだことは、これからご紹介する3つです。

1.スキマ時間を情報収集と勉強時間にあてることで、仕事モードに少しずつ慣れておく

まずは、赤ちゃんのお昼寝の時間などを見計らって、まずは10分でもよいので、新聞を読んだり、仕事に関係する情報収集したりしてみましょう。産後数か月がたつと、徐々に赤ちゃんがまとまった時間お昼寝してくれるようになると思います。時間帯や長さはそれぞれの赤ちゃんによって異なりますが、我が家の場合は午前、午後にそれぞれ30分~1時間半程度(日によってかなり差がありましたが…)という感じでした。私は息子の朝寝の時間、なんとなく流しっぱなしにしていた朝の情報番組を思い切って消して、新聞のビジネス欄の記事を中心に読めるだけ読む!と決めて過ごすようにしました。1週間頑張って続けてみると、徐々に慣れて習慣になってきます。育児中はそもそもビジネス用語を用いた文章を読む機会が少ないので、これだけでかなり良い頭の体操になりました。

もう少し時間と体力に余裕があれば、散歩ついでに図書館に出かけて、興味のあるビジネス本を借りてみるのをおすすめします。育休から仕事復帰した後に担当する業務がわかっていればその分野の本でもよいですし、わからなければ自分が興味を持てて、仕事に何らかの形で生かせそうな本をいくつか借りてみましょう。読みながら、勉強になったと思えるところを軽くメモしておくと仕事が始まってからも振り返ることができておすすめです。筆者は、産休前は図書館に数えるほどしか行ったことがありませんでしたが、育休中に図書館通いにはまり、月に2~3回通っていました。仕事の効率化に役立ちそうな本や、復帰後に配属される部署で使えそうな基礎知識が書いてある本を中心に読んでみたところ、どれも復帰後に役立っており、コツコツ読書しておいてよかったなと思っています。なにより、図書館なら読んでも読まなくてもお金がかからないから気楽です!

2.仕事復帰後の働き方の希望を整理しておく

次に意外と重要なのが、仕事復帰後の働き方について自分の希望を整理しておくこと。 子どもの熱が何度以上になったらお迎えに来てくださいという決まりや、延長保育の時間、病児保育の有無、親の参加が必要な行事の数などは、保育園によって異なります。小さな子どもを育てながら復帰すると、やむを得ず早退をしたり休みを取ったりしないといけない場面も出てきますが、どのくらいの頻度が想定されるのかを整理して家族と対応方針について話し合っておくことが大切です。
我が家の場合は、保育園の送りは夫、迎えは私で、体調不良などで呼び出しがあった場合は基本的に私がお迎えにいく、あらかじめ日程が決まっている行事などは極力夫婦で分担して参加するようにする、といった方針を決めました。仕事復帰前の上司との面談で、希望の勤務時間や保育園事情に合わせたお休みの可能性、そういった中で仕事にどのように取り組んでいきたいか(在宅勤務制度などが整備されていれば、そういった制度を活用したいかどうか等)についてあらかじめ伝えておくことで理解を得ることができました。

3.仕事復帰後を想定した暮らしをしてみる

仕事復帰を前に、家事育児の分担を家庭で話し合って決めても、いきなり生活リズムを切り替えるのは難しいものです。そこで、育休中に、仕事復帰後を想定した生活を体験しておくことをおすすめします。具体的には、「仕事復帰後に自分が家を出てから帰ってくる時間までの時間帯」は家事をしない生活に慣れておくことです。我が家の場合は、私が朝8時に出て、仕事を終えて保育園から帰るのが夕方6時という予定だったので、その間できるだけ家事をしないというチャレンジをしました。その間、日中はひたすら息子と遊んでいました。そうすると、朝一人では家事をこなしきれないので、夫に洗濯物を干しておいてほしいとか、帰宅してから食事を用意していると時間がかかるから料理を作り置きしておく必要があるな、とか、仕事復帰後も持続可能な生活をするために必要な工夫が見えてきます。
仕事復帰してから生活リズムを変えるのは負担も大きいので、復帰の前に試行錯誤して、仕事復帰後も無理なく過ごしていくコツを身に着けておけると良いと思います。

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0歳児ママが仕事復帰した感想

さて、ここまで、0歳児ママとして育休から仕事復帰する前に取り組んできた準備についてご紹介をしてきました。実際に仕事に復帰してみた感想は、思っていた通り毎日が大変!だけど、充実していて楽しい!です。
仕事をすべてそつなくこなせているかというと全くそんなことはないのですが、ご紹介したような準備をしていたことで、自分の心に少し余裕ができ、新しい環境を楽しむことができているような気がします。短時間できちんと成果を出すぞ!という良い緊張感を持てるようになったことで、以前よりも集中力が高まりました。家庭では息子と過ごす時間が貴重になったことで、今まで以上に一緒にいられる時間を大切にすることができるようになりました。朝から晩まであっという間に過ぎてしまう、バタバタしている毎日ではありますが、とても充実しています。

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スムーズに仕事復帰するためにできることから始めよう!

この記事を読んでくださっている方の中には、現在まさに育休中で仕事復帰に向けて不安を抱えている方が多いと思います。冒頭にも書きましたが、私も数か月前まで全く同じ立場だったので、その気持ち本当によくわかります。
今抱えている不安を減らし、気持ちよく仕事復帰するために、できることから少しずつ準備をしていきましょう。読んでくださっているあなたのワーママライフが充実したものになることを心より願っています!

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