2023年01月12日

未経験でも大手企業への人事に転職できる?

管理部門・士業の転職

人事とはその名の通り人材に関わる業務であり、どの企業でも経営に関わる重要な部署です。

大手企業の人事はハードルが高いと思う方が多く、図らずとも転職先の選択肢から外してしまう人も少なくありません。

しかし、転職活動の進め方によっては未経験でも大手企業の人事部に転職できる可能性はゼロではありません。

今回は、未経験でも大手企業の人事に転職できるのかどうかについて解説していきます。

大手企業が人事部に求める人材とは

大手企業が人事部に求める人材について主なポイントを解説していきます。

高いコミュニケーション能力がある

大手であろうが人事は、当然ながら人に関わる仕事を担うことになります。
大手企業であれば社内外問わず、さまざまな人と関わる機会は必然的に多くなることは間違いありません。
そのため、コミュニケーション能力という要素はしっかり確認されることになります。

コミュニケーションとは双方向のものであり、話す力だけではなく聞く力も必要になります。

突然ですが、ピンポンルールというものを耳にしたことはないでしょうか。 これは、会話量は4:6にすることで会話が弾むというものです。
自分が4割話すなら相手の話を6割聞く、自分が6割話すなら相手の話を4割聞く、 するとちょうど良いバランスになると言うものです。

基本的なコミュニケーションが取れることは前提として仕事を円滑に進めるために必要なコミュニケーションが 取れる力がある人は、どんな会社でも必要とされるものですが、 組織の大きな大手企業の人事部であればなおさら欲しがられる人材であると言えるでしょう。


高いコンプライアンス意識がある

ネット社会になりコンプライアンス意識の重要性は高まっています。
特に知名度のある大手企業で働く場合は、高いコンプライアンス意識が必要とされます。

たとえばSNSの活用などコンプライアンス違反が生じやすいケースを幅広く理解し、 コンプライアンスに抵触しない情報発信の仕方などについて考えられる人材は、 多くの企業や消費者と関係を持つ大手企業の人事部に適性があると言えるかもしれません。


高いプレゼン能力

大手企業の人事部には、伝える力が必要と言えます。
例えば自身の会社の魅力を多くの人に伝えるプレゼン能力などが求められます。

対外的に企業の魅力をアピールできる人材は、大手企業の人事部に適している可能性が高く、 評価されやすいと考えられます。


戦略・制度構築力がある

人事部の仕事は、すでにある仕事をこなすだけではなく、課題を抽出し、課題解決のための戦略を考え、 解決のために動く力も求められます。
また大手企業の場合は、集めた多くの人材を育成できる制度構築力なども必要となります。

高い戦略構築力、制度構築力がある人材は、大手企業の人事部でも活躍できる可能性が高いと言えるでしょう。

【参考URL】
大手企業の人事として働くこと・転職するためには


まずは転職エージェントに無料相談する

人事未経験だと転職が難しい?大手の人事部に転職するには

未経験者であっても人事に転職することは可能です。
ただし、大手の人事部に転職するとなると、求人数も少なく厳しい側面があると言えるでしょう。

一般的に未経験者よりも経験者の方が高く評価される傾向があります。
未経験者でも採用されるとなると、年齢が若くポテンシャルが高かったり、 人事に活かせる専門的な資格を持っていたりと、 未経験であっても採用したいと企業側が思うような魅力が必要と言えます。

大手人事に限らなくても、近年伸びているIT系やベンチャー企業などは人手不足な傾向があり 未経験であっても人事として採用してもらえる可能性があると言えるでしょう。

まずは未経験でも採用してくれる企業で経験を積み、大手企業の人事部への転職を目指す道もあります。
いきなり大手企業の人事部に採用されることはハードルが高いですが、 将来的なステップアップを見据え計画的にキャリアを積むことで、 大手企業の人事部への道がひらける場合もあります。

客観的に判断するためにも、人事への転職に強い転職エージェントに相談してみると良いでしょう。
自分では気づきにくい強みなどに気付ける場合もあります。

また未経験であっても、人事の業務に活かせる経験を有している人は採用される可能性が高い傾向にあります。

例えば営業の経験があれば、人と接する力やコミュニケーション能力などが高いと評価され、 未経験から人事へ転職できる場合もあります。
特に、人材系の会社で営業経験がある方は採用業務との親和性が高く、よりご評価いただける可能性は高くなります。


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年齢別に見た人事未経験者に求められるスキルとは

年齢別に「これが必要」と求められるスキルを言い切ることは難しいですが、 一般的に必要とされるスキルについて紹介していきます。


20代、第二新卒

一般的に年齢が若いほどポテンシャル採用の可能性が高くなります。

20代や第二新卒であれば、未経験であっても人事に採用される可能性が高いと言えるでしょう。

の場合、未経験からなぜ人事を目指すのか、人事としてどのようなキャリアを 歩んでいきたいのかをしっかりと言語化してアピールすることが重要なポイントの一つと言えます。

人事としてどのように会社に貢献していきたいと考えているのかなどを、 第三者にもわかりやすく伝えることができれば、ポテンシャル採用される可能性が高くなると言えるでしょう。


30代

30代の場合は、人事は未経験であってもそれなりに社会経験を積んでいると判断されます。

そのため、今まで培ってきた経験やスキルと、 それをどのように人事に活かしていけるかを伝えることが必要とされます。

人事の仕事に活かせるスキルがあれば、未経験であっても人事に転職できる可能性があると言えるでしょう。


40代以上

40代以上の場合は、未経験で人事に採用される可能性は若い人よりは低いと言えます。

一般的に、40代以上となるとマネジメント能力も求められます。
人事経験はないものの、マネジメント経験が豊富であった場合、可能性としては高くないですが、 ご評価いただける可能性はあるかもしれません。

【参考URL】
未経験から人事に転職するには?転職成功につながる志望動機の書き方やポイントとは


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大手の人事はどう違う?未経験にも分かりやすく解説!

大手企業の人事の特徴をご紹介します。

仕事が細分化されている

大手企業は潤沢な人が確保されている分、それぞれの担当が専門領域を担い、効率化などを行っています。

人事の仕事も細分化されており、担当している分野の仕事を担う場合が多いと言えます。
そのため、専門性を高められる可能性が高いと言えるでしょう。

対して中小企業の場合は、1人の社員が幅広い業務を担っていることが特徴として挙げられます。

幅広い業務を経験できることは中小企業の特徴と言えるかもしれません。


関わる人が多い

大手企業は多くの人が勤務しています。
人に関わる仕事全般を担う人事は、関わる人が多いと言えるでしょう。

そのため、高いコミュニケーション能力が求められます。
中小企業の場合も多くの人と関わりますが、会社の規模が違いますので、人数などに違いがあります。


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まとめ

未経験でも大手企業の人事に転職できる場合はありますが、厳しい側面があると言えます。

年齢が若ければポテンシャル採用の可能性もありますが、年齢が高い場合は、戦略的に人事への転職を狙う方法も有効と考えられます。

自分がどのようなキャリアを歩みたいかを考え、自分の希望の合った道を選択できるように努力していくと良いでしょう。

信頼できる第三者の意見を聞きたいときは、転職エージェントに相談してみる方法も有効と言えます。

この記事を監修したキャリアアドバイザー

柴 優太朗

大学卒業後、現職へ入社。
入社後は、RA(リクルーティングアドバイザー)として100社以上を担当し、スタッフクラス~管理職クラスまで幅広い中途採用支援に従事。
社内では珍しい異動の機会をいただき、2021年4月からCA(キャリアアドバイザー)として、人事総務領域専任担当として転職支援に従事。

経理・財務 ・ 人事・総務 ・ 法務 ・ 経営企画・内部監査 ・ 役員・その他 ・ 社会保険労務士事務所 ・ 公認会計士 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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