管理部門の何割がキャリアアップを考えている？実際に役に立った資格もご紹介【管理部門604名に聞いたキャリアアップ意欲調査】

近頃はリスキングが話題になるなど、社会人のキャリアアップへの関心は益々高まっていますね。
ですが、管理部門、バックオフィス人材に関しては、社内でも配置人数が少なく職種ごとに専門特化したキャリアを築くなどの理由から、ロールモデルを複数持ちづらくキャリアアップに関する情報収集が難しいという課題もあります。

この記事では、管理部門人材604人を対象に実施した「管理部門の資格取得状況・キャリアアップ意欲に関する調査」の調査結果をまとめています。
管理部門の皆さまがキャリアアップを考える際にぜひお役立てください。

キャリアアップを考えている管理部門の方は「64.4%」
キャリアアップを考える理由とは？
キャリアアップのために現在挑戦中のこととは？
今年度キャリアアップのために挑戦したいと思っていることとは？
実務・就職転職・キャリアアップに、役に立った資格
取得したが、実務・就職転職・キャリアアップに活かせなかった資格
調査概要
管理部門人材のキャリアアップは、専門アドバイザーへのキャリア相談がおすすめ

キャリアアップを考えている管理部門の方は「64.4%」

今回の調査では、「現在、あなたはご自身のキャリアアップについて考えていますか」という設問に対し、目標を立て考えているが29.2%、漠然と考えているが35.2%で、全体の6割を超える64.4%が「考えている」という結果となりました。

また同設問の回答を職種ごとにみた結果が下記のグラフで、「考えている」割合が最も多かったのは法務で71%という結果になりました。

〔職種別〕キャリアアップについて考えていますか？

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キャリアアップを考える理由とは？

続いて理由の内訳としては、キャリアアップを考えている57.3%が選んだ「年収を上げたいから」が最多という結果に。
ついで「仕事の幅を広げたいから」が53.7%、「希少性を磨き市場価値を上げたいから」が43.7%と続きました。

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キャリアアップのために現在挑戦中のこととは？

キャリアアップのために実際に管理部門の方が現在実践していることとしては、回答数が多かった順に「業務に関わる書籍を読む」40.5%、「新たな資格取得のため勉強」38.2%、「セミナー・講習会への参加」37.2%となり、業務に関する自主学習を回答者の半数近くが実施している結果となりました。
またその他の回答では、youtubeの閲覧や、転職活動、副業などといった回答もありました。

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今年度キャリアアップのために挑戦したいと思っていることとは？

今年度挑戦したいことを聞いた設問では、順位は変わりますが上位3つの項目は変わらずという結果になりました。

一方、挑戦したいと思っている方が実践中の方を超えた項目は、差が大きい順に「新たな資格取得のため勉強」「資格・スキル・学位等取得のため、学校・大学・大学院への就学、通信教育・eラーニングへの参加」「社外コミュニティへの参加」となり、これらが特に挑戦したいがなかなか実行にうつしづらいことに考えられているようです。

また、その他の回答では、大学院進学やより高単価の副業という回答がありました。

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実務・就職転職・キャリアアップに、役に立った資格

今回の調査では、挑戦中／挑戦したいこととしてどちらの設問でも上位にあがっていた、資格取得に関してもアンケートを行いました。

回答数が多い順に、「日商簿記2級」21.5%、「TOEIC」17.1％、「日商簿記1級」8.1％と続きました。

また同設問の上位3つを職種ごとにみた結果が下記のグラフです。
管理部門ではどの職種でも、語学力UPという汎用性のあるTOEICだけでなく、簿記2級もキャリアアップに役立った人が多いようでした。〔職種別〕実務・就職転職・キャリアアップに役立った資格を教えてください

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取得したが、実務・就職転職・キャリアアップに活かせなかった資格

続いて、キャリアアップに活かせなかった資格として回答が多かったものも、上位から「TOEIC」7.9％、「日商簿記3級」5.2％、「日商簿記2級」4.6％という結果となりました。

キャリアアップに役立った資格を聞いた設問と比較してみると、上記3資格を始めとして、ほとんどの資格で取得した資格に対しキャリアアップに活かせなかったと感じた方よりもキャリアアップに役立ったと感じた方のほうが多いようでした。

一方で、今回の調査でキャリアアップに役立ったと答えた方より活かせなかったと答えた方が多くなった資格としては「秘書検定（1級・2級）」があがりました。

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調査概要

調査方法：WEBアンケート
調査対象：管理部門職の全国の男女
有効回答数：604名
調査実施日：2023年4月20日～4月26日
調査主体：株式会社MS-Japan
※本調査結果を掲載される場合は、出典「MS-Japan調べ」と明記をお願いいたします。

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管理部門人材のキャリアアップは、専門アドバイザーへのキャリア相談がおすすめ

今回の調査では、管理部門では6割を超える方が現在キャリアアップを考えており、業務に関する自主学習を実施していることがわかりました。
今後のキャリアを考えていく際には、管理部門のキャリアに詳しいアドバイザーにキャリア相談をしてみるのもおすすめです。

弊社は管理部門と士業に特化した転職エージェントです。今回ご紹介した、経理・人事・法務・経営企画・内部監査などの管理部門職に加え、弁護士、公認会計士、税理士などの資格者の方を専門にキャリアのサポートをしてまいりました。
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