【管理部門450名に聞いた5月病経験実態調査】最も経験率の高い職種とは？

働く環境において変化を感じやすい4月から、少し落ち着いてきたこのタイミング。
春先から夏にかけて起こる精神的もしくは身体的不調を表す「5月病」を実感し、働くことに憂鬱さを覚えた方も少なくないのではないでしょうか。

この記事では、管理部門人材450人を対象に実施した「管理部門の５月病経験実態調査」の調査結果をまとめています。
まだ5月病から抜け出せない方、毎年この季節は憂鬱さを感じる方などは、ぜひ管理部門の皆さまが実施していた対策などをお役立てください。

管理部門の「4割」が5月病経験あり！

管理部門の5月病経験のグラフ

今回の調査では、管理部門の38%が5月病を経験したことがあることがわかりました。
また同設問の回答を職種ごとにみた結果では、5月病を経験した割合が最も高かった職種は経理で48％、一方最も低い職種が内部監査で12％でした。

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5月病経験者の8割が「元気ややる気の低下」を実感

5月病を実感した症状のグラフ

続いて、5月病の症状について聞いた設問では、「元気ややる気の低下」を感じた方が最も多く77％で、ついで「疲労感・だるさ」が69%で続くという結果で、気力の低下に関わるような症状が上位に並ぶ結果となりました。

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5月病対策では、7割が「休息・休暇・十分な睡眠をとる」に効果を実感

5月病対策のグラフ

また、5月病対策について聞いた設問では、「休息することや休暇を取る、十分な睡眠をとる」ことで効果を感じた方が最も多く69％で、「運動や食事、趣味などリラックスできる時間を作る」が56％で続き、自分の時間を確保することに効果を感じる方が多いことがわかりました。
一方、そのうち治ると軽く考えられがちな5月病ですが、「服薬や心療内科の受診で症状の解消に努め」効果を感じた方が13%もいたという結果も明らかとなりました。

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5月病の原因は、「職場への不満」が「長期休暇が終わったストレス」に僅差で続く結果に

5月病の原因のグラフ

さらに、5月病の原因について聞いた設問では、「長期休暇が終わってしまったことへのストレス」を挙げた方が最も多く44％にのぼった一方で、「職場への不満」も40％と僅差で続く結果となりました。
またその他の回答としては、複数の方から「業務過多」「繁忙期が終わったこと」といった回答がありました。

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8割が5月病による業務の影響を感じる

5月病による業務への影響のグラフ

一方、5月病と業務の関係について聞いた設問では、76％が「5月病による業務への影響を感じる」ということがわかりました。

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4割が5月病きっかけで「転職した・転職を検討」と回答

5月病をきっかけに転職を考えた経験割合のグラフ

また、36％が「5月病をきっかけに転職を希望した・実際に転職をした」と回答しており、5月病が自分の働き方を見直すきっかけになっている人も少なくないことが今回の調査によって明らかになりました。

調査概要

調査方法：WEBアンケート
調査対象：管理部門に従事する全国の男女
調査テーマ：「管理部門の５月病経験実態調査」
有効回答数：450名
調査実施日：2023年5月31日～6月6日
調査主体：株式会社MS-Japan
※本調査結果を掲載される場合は、出典「MS-Japan調べ」と明記をお願いいたします。

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管理部門人材のキャリアアップは、専門アドバイザーへのキャリア相談がおすすめ

今回の調査では、5月病を経験したことのある管理部門の8割が、5月病による業務への影響を感じており、4割は5月病をきっかけに転職を希望した・実際に転職をしたことが明らかになりました。
読者のみなさんは、今年はどのようにお過ごしでしたか…？

働く環境において変化を感じやすい4月から、少し落ち着いてきたこのタイミングで、改めて自分の働き方を見直す方は多いようです。

自分の理想のキャリア設計や、ライフステージに合った職場選びの際には、管理部門のキャリアに詳しいアドバイザーにキャリア相談をしてみるのもおすすめです。
弊社は管理部門と士業に特化した転職エージェントです。今回ご紹介した、経理・人事・法務・経営企画・内部監査などの管理部門職に加え、弁護士、公認会計士、税理士などの資格者の方を専門にキャリアのサポートをしてまいりました。
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