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税務職員として働くには、採用試験に合格するほか、専門的な知識を身につける必要があります。
この記事では、税務研修を行う施設である「税務大学校」について詳しく紹介します。 入学を控えている方、税務職員採用試験の受験を検討している方はぜひご参考にしてください。
そもそも大学校は、一般的な大学とは異なり、行政機関が管轄している学校を意味します。 税務大学校とは、国税庁所割の省庁大学校で、税務職員のための研修機関です。そのため、卒業しても学歴として見なされません。また、税務大学校在籍中も公務員にあたるため、給料が発生します。
税務大学校の教官は、国税庁のベテラン職員や、税務関連の有識者である大学教授等などが担っています。
採用試験に合格してすぐ税務職員として現場で働ける訳ではなく、まずは業務上必要な知識や、心構え等を身につける必要があります。 そこで、十分な研修を行うための機関として昭和16年に「大蔵省税務講習所」が設置され、昭和39年に「税務大学校」として改組されました。
また、税務大学校で研修するのは新人だけではありません。現場で働いている職員を対象とした、キャリアアップ目的のカリキュラムも用意されています。
研修機関としての役割が大きい税務大学校ですが、税務に関連する様々な活動を行っているのも特徴です。 租税・税務会計に関する研究や、共同研究、税に関する歴史的資料の所蔵施設の運営、アジア各国の税務職員に対する研修など、様々な役割を担っています。
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埼玉県和光市にある本校に加え、全国12ヵ所の地方研修所があります。本校事務室は、東京都千代田区霞が関です。
税務大学校は、国家公務員である税務職員の採用試験に合格した人だけが入学できます。 試験は1次試験と2次試験があり、1次試験に合格した受験者のみ2次試験に進むことが可能です。
税務職員採用試験には、以下の 受験資格が設けられています。
・試験実施年度に中学校・高校を卒業見込み者 ・試験実施年度に中学校・高校卒業翌日から起算して3年を経過していない者 ・同等の資格があると人事院に認める者
試験内容は、1次試験が基礎能力試験・適性試験・作文試験、2次試験は人物試験・身体検査で構成されます。
1次試験の基礎能力試験は、公務員として必要な基礎的な能力を問われる試験で、文章理解や課題処理、数的処理などの知能分野と、自然科学や人文化学などの知識分野から出題されます。 適性試験は、計算・分類・照合などの比較的難易度の低い問題を制限時間内で可能な限り多く解答し、事務処理能力のスピードと正確性を評価するテストです。 作文試験は、文章表現力と課題に対する理解力を問われます。
2次試験の人物試験は個別面接により、人柄や対人能力等をチェックします。参考のため、面接前に性格検査も行います。 身体検査は血液検査、胸部X線検査、尿検査といった一般内科系検査です。
税務職員採用試験の合否は、 1次試験・2次試験全体を通した成績から得点を算出して判定します。基礎能力試験の配点比率は2/4と半数を占めており、適性試験、人物試験はそれぞれ1/4です。作文試験と身体検査は、得点を算出せず、合否の判定のみ行われます。
受験の難易度を調べるうえで、学校の偏差値がひとつの目安になりますが、税務大学校は研修機関のため偏差値はありません。 税務職員採用試験の合格率は、過去3年間で25~28%程度です。
税務大学校で実施される研修は、大きく分けると以下の3種類です。
上記の内、税務大学校のメインとなるのが「長期研修」です。長期研修は、対象者別や実務経験年数別に14種類に分かれています。 以下で、対象者別に長期研修の内容を見ていきましょう。
新規採用者を対象とした研修は、税務職員の新規採用者を対象とした「普通科」や、国税専門官の新規採用者を対象とした「専門官基礎研修」、国税庁経験者採用試験の合格者を対象とした「社会人基礎研修」の3つに分かれています。 税務職員としてだけでなく、一社会人として、公務員として働くうえで必要な知識、技能等の取得を目指します。
「普通科」は、全寮制で1年実施するのが特徴です。実地研修も行われ、最後の3カ月は確定申告期に、税務署で実際に業務に当たります。 「専門官基礎研修」は、納税が適正かつ円滑に行われるよう納税者や税務署の指導・監督等を行う国税専門官を養成する研修です。期間は3カ月で、終了後に専攻税法研修(2カ月)を受講します。 「社会人基礎研修」は、業務に必要な知識・技能の習得を目指す点は前述した2つと同様ですが、徴収事務に関する基礎知識・技能が含まれます。期間は3カ月です。
次に、3年以上の実務経験がある職員を対象とした研修には、「中等科」と「専科」があります。 「中等科」は普通科修了後、実務経験を3年間積んだ職員を対象とした研修です。3カ月かけて、調査・徴収事務に関して学び、より専門的な知識を深めていきます。 「専科」は、専攻税法研修を修了後、3年間の実務経験を経た職員が対象です。期間は7カ月で、専門官として、さらに高度な知識・技能を習得します。 単純に知識を増やすだけでなく、専門官職にふさわしい広い視野、的確な判断力等を養うことも目的としています。
最後に、5年以上実務経験がある職員を対象とした研修が「本科」です。対象となるのは採用後5年以上17年未満の職員のうち、選抜試験を通過した職員です。 期間は1年間で、特に高度かつ専門的な内容の研修が実施されます。 専門官にふさわしい知識と技能を習得し、税務の中核として活躍できるような人材の育成スキルが目的です。
税務大学校では、最短で3カ月間、最長で1年間は全寮制での研修を行います。 ここでは、税務大学校の寮での暮らしぶりについて詳しく見ていきましょう。
寮の部屋は個室で、机や椅子、ベッド、シャワー、クローゼットが完備されています。 また、共用ではありますが、洗濯機や乾燥機、掃除機、電子レンジ、冷蔵庫など、生活家電は一通りそろっています。個人利用の家電は、パソコンやプリンター、ドライヤー、シェーバーなどは一部持ち込み可です。
ただし、寮備付けの家電と重複するもの、大型家電、ゲーム類は持ち込めません。大浴場や談話室など共有スペースもあり、談話室内ではテレビを見ることができます。
寮の敷地内には自家用車やバイクでの乗り入れや飲酒、喫煙は禁止されています。喫煙者は事前届け出をすることで、喫煙室を利用できます。 また、研修時間外は外出できますが、門限が設定されています。年度によって変動がありますが、平日20時、休日22時に設定されているようです。
外泊は可能ですが、事前に外泊届を提出する必要があります。 さらに、定期的に居室点検が行われ、不用品の持ち込みや整理整頓、自習の様子などのチェックが行われます。
寮には図書室のほか、式典会場としても利用される体育館、売店、食堂、大浴場などがあります。 平日の食事は食堂で食べることができますが、休日は営業していないため、基本的には外食や自炊になります。
寮生活ゆえの制限はある一方で、休日を利用して同期と食事会や飲み会を行うなど、自由時間をうまく使ってリフレッシュしているケースが多く見受けられます。 同期同士、先輩職員との懇親会もあり、横だけでなく縦のつながりも深められる場です。
税務大学校は税務職員のための研修施設であるため、職員以外は通えません。しかし、一般公開されている講座であれば、誰でも受講可能です。
一般公開講座は、税を考える週間(毎年11月11日から11月17日まで)に開かれます。 大学教授や税務大学校職員等が講師を務め、税に対する知識や理解を深めて、納税意識向上につなげるプログラムが組まれています。
2023年度はインボイス制度や、国税のキャッシュレス納付、相続税・贈与税などをテーマにした講座が開催されました。 時事を取り入れた内容や、身近な税の豆知識などを学べる講座もあります。国税庁のホームページでは、講座の詳細な内容のほか、資料も確認できます。ぜひチェックしてみてください。
また、一般公開講座はオンデマンド配信で、期間中はいつでも、どの講座でも無料で受講できるのが特徴です。 税務大学校の入学を控えている方や、税務職員採用試験受験を検討している方は受講することをおすすめします。 研修の雰囲気を知るために役立つうえ、税に関する知識に触れ、理解を深めるきっかけにもなるはずです。
税務大学校は、税務職員として働くためのスキルを身につけ、さらにステップアップできる研修を実施している施設です。 専門知識を要求される職業だけに、研修体制が充実しているのは安心感があると言えるでしょう。
税務大学校に入るには、まずは税務職員採用試験に合格する必要があります。 試験対策はもちろん大切ですが、一般公開講座等を利用し、採用後の研修内容や雰囲気に触れておくのも有効です。
【参照元】 ・所在地|税務大学校|国税庁 ・税務職員採用試験区分別実施状況 2021年度|人事院 ・税務職員採用試験区分別実施状況 2022年度|人事院 ・税務職員採用試験区分別実施状況 2023年度|人事院
この記事を監修したキャリアアドバイザー
竹内 進太朗
大学卒業後、新卒でMS-Japanに入社。法律事務所や会計事務所、監査法人、社労士事務所、FAS系コンサルティングファームなどの士業領域の採用支援、及びその領域でのご転職を検討されている方の転職支援を行っています。
会計事務所・監査法人 ・ 法律・特許事務所 ・ 公認会計士 ・ 税理士 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!
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