2019年02月15日

【2020年更新版あり】2019年の経理・財務の転職市場は、どうなるのか?2018年を振り返って、2019年以降を予想!

管理部門・士業の転職

【2020年更新版あり】2019年の経理・財務の転職市場は、どうなるのか?2018年を振り返って、2019年以降を予想!


>> 【最新】2020年の経理財務転職市場はどうなる?2019年データから予想!

2018年の経理・財務の転職市場は、比較的好調でした。
各企業の人手不足が深刻化し、採用意欲が高い状況でした。
またテレビのニュースなどで働き方改革が多く取り上げられたこともあり、自身の働き方を見つめ直すきっかけになった1年だったのかもしれません。

では実際に経理・財務経験者にて転職を希望する方の動向は、どうだったのでしょうか。
「転職時期」・「希望職種」・「年収」・「年齢」・「経験年数」にてまとめましたので、ご確認ください。

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経理・財務の転職希望が増える時期

 経理・財務の転職希望が増える時期

転職希望者が一番多い時期は、3月でした。
多くの企業が3月決算なので、決算業務を終えて後に新天地へ転職出来るよう、3月から準備を始めている方が多いです。
次に多い時期は、5月・11月でした。
どちらもボーナスが近いこともあり、ボーナスをもらった後に転職できるように前もって、活動を開始しています。

ただ時期に関係なく、一定多数の転職希望者はいて、自分の希望条件に合う求人などを常に探している方もいます。


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経理・財務経験者が希望する職種とは

 経理・財務経験者が希望する職種とは

圧倒的に「経理・財務」職を希望している方が多いです。
今まで経験してきたことを今後も活かして働きたい方やさらなるスキルアップを目指す方が多かったです。
また「会計事務所・監査法人」への転職を希望している方も2番目に多く、公認会計士や税理士の資格を保有している人が、会計事務所へ出戻りを希望しているケースもありました。
資格を保有していなくても、会計事務所への転職は可能ですが、求められるスキルが異なるために、仮に転職できたとしても、慣れるまでに時間がかかる方もいます。


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転職希望者の年収状況とは

 転職希望者の年収状況とは

転職を希望している多くの方の年収レンジは、400~699万円の層でした。
日本国内の経理・財務の平均年収が世代別にみると420万~580万なので、平均年収層が転職活動をしています。
理由としては、今後の日本の景気を考えると少しでも年収を上げたいと思う方がいたり、年収に対してのワークライフバランスを改善したいと思う方がいたりといった事例が挙げられます。
一方、高年収を得ている方達は、やりがいを求めて転職活動をする傾向が強い印象です。
IPO支援や管理部門の立ち上げなどのマネジメントメンバーとして、転職を希望しています。


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転職希望者の年齢について

 転職希望者の年齢について

転職希望者が多い年齢は、40代です。2番目に多いのが30代です。
どちらも様々な経験をして、スキルフルに働いている方が多い印象です。
これまで培ってきたもの、他の企業で試したいと思う方もいれば、自分以外のことを気にして、転職を希望する方もいます。

また50代以上の年齢層も活発的に転職活動をしています。
50代の方は、役員や部長などが多く、即戦力として活躍を期待できます。


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転職希望者の経験年数とは

 転職希望者の経験年数とは

10年以上、経理・財務として働いている方が転職を希望しています。
10年以上も経験している方は、係長・課長以上の役職者が多く、比較的年収も高い傾向にあります。
近年多くの企業では、経験が豊富で、マネジメントもできる経理・財務担当者を求めていて、上記の様な経歴を持っている方を探しています。
今後も人手不足が深刻化していくので、経験豊富な担当者へのニーズは、増えていくでしょう。

また10年以上、経理・財務を担当されている方は、役職により年収が異なるのですが平均以上の年収を得ています。

各役職の一番多い年収帯

  • 一般社員:400万~499万
  • リーダー・係長級:500~599万
  • 課長級:600~699万
  • 部長・次長級:1000万~

上場企業や外資系企業で10年以上勤めていると、上記の年収を得ることは不可能ではないのかもしれません。


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転職を成功させている経理・財務経験者とは

どんな方が転職を成功させているのか?
「転職を成功させた日数」・「年齢」・「転職を成功させる方の決定年収」・「資格の有無」に分けて、説明します。

転職を成功させた方の平均活動日数

 転職を成功させた方の平均活動日数

弊社に会員登録してから内定までにかけた日数で1番多いのは、31日~60日間でした。
3か月以内に決まる方が全体の56%と半数以上いて、3か月以内に転職活動を決めると期日を設けた方が良いかもしれません。

設けた期日以内に転職するためには、各社に合わせた面接準備が必要です。そのために必要な情報を転職エージェントに聞いたり、不安なことを解消するために行動したりと行動していくことが大事です。


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転職を成功させた年齢とは

 転職を成功させた年齢とは

転職希望者同様に、40代・30代が多い傾向です。
やはり多くの企業が即戦力を求めている傾向にあり、40代・30代の経理・財務経験者は、人気です。
また人手不足ということもあり、次世代を担う若手(多少経理・財務経験がある)やシニア層の採用も増えてきています。


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転職成功している方の決定年収とは

 転職成功している方の決定年収とは

多くは、400~699万円の層です。多くの方が現年収よりアップさせている印象ですが、経理の平均年収程度です。
また経験・スキルを積んでいる層は、700万以上の高額年収にて転職をしています。
経理・財務職は、経験・スキルが年収に大きく影響するために、これまでの実績をアピールできれば、好条件を提示される可能性が上がります。


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転職を成功させている方は資格を持っているのか。

 転職を成功させている方が持っている資格を持っているのか。

約27%の方は、資格を保有しています。
保有している資格は、公認会計士・税理士科目・USCPAなどの難関資格から簿記2級など経理業務に付随する資格です。
特に公認会計士や税理士資格を保有している方は、無資格の方に比べて決定年収が高く、資格保有者への評価が高い傾向にあります。

無資格者の方でも高収入を得ている方もいて、その方々の多くは部長候補や幹部候補など高いスキルを求められるポジションに就いています。そのようなポジションに就けるということは、スキル・経験も資格の有無に関係なくしっかりと評価されているということです。


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転職成功させた方の事例

①(40代男性)
前職:会計事務所
年収:1000万
資格:公認会計士

内定先:金融系企業の経理でマネジャー候補
年収:1300万(前職より300万UP)
内定までの期間:47日間

過去に大手監査法人で働いており、スキル面での不安はありませんでした。
また人当たりが良く、スピード感・柔軟性もあり、即戦力として期待できると企業側から評価をされ、内定になりました。

②(30代男性)
前職:サービス系企業の経理
年収:750万
資格:日商簿記2級

内定先:大手企業出資の子会社にて経理メインの管理部門マネジャー
年収:800万(前職より50万UP)
内定までの期間:34日間

経理スキルが高く、過去に管理部門の立ち上げも経験されていて、スキル・経験ともに好評価でした。また条件次第では、早期の入社も可能だったため、内定まで1カ月程度と短期間で終えることが出来ました。

スキルや経験がある方は、年収アップをして転職しているケースが多々見られました。


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2018年の転職動向を踏まえて、2019年以降の転職市場はどうなるのか

経理・財務経験者の転職状況は、他の職種同様に活発的でした。特に経験・スキルのある方が転職活動に活発的だったため、2019年も同様に活動されることが考えられます。

企業側も深刻な人手不足は解消されず、まだまだ人材を欲している企業は多いです。 そのため、転職活動している人への求人打診は、今後も増えてくると思います。
AIやRPAなどで単純業務が自動化されつつある今、スキルや経験がある人をより求める傾向になるでしょう。

既にスキルや経験がある方で、「よりやりがいを感じたい」・「より年収を上げたい」・「ワークライフバランスを良くしたい」などがあれば転職活動をスタートしてみてはいかがでしょうか。
また少し自信がない方でも、今後のキャリアについて不安があれば、さまざまな方に相談してみてください。多くの意見を聞くことで、自分だけの長所短所が見えるかもしれません。 それを分かっているのと分かっていないとでは、キャリアプランが大きくずれてしまい、後悔するかもしれません。

弊社MS-Japanは、管理部門に特化した転職エージェントです。
経理・財務を得意とするキャリアアドバイザーが数多く在籍し、さまざまな要望にお応えしてきました。
また企業ごとに専門アドバイザーがおり、その担当と直接やりとりができるため、より新鮮な情報を知ることが可能です。

少しでも転職に興味がある方は、ぜひ弊社にご登録ください。

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