【第152回簿記試験特集】簿記3級・2級の合格率は?資格取得後はどうする?

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2019/06/07

【第152回簿記試験特集】簿記3級・2級の合格率は?資格取得後はどうする?

日商簿記試験の第152回が、今週末に行われます。初めて受験する方も、2回目以降の方もいらっしゃるかと思いますが、何度やっても受験直前は緊張するものですよね。
今回は、試験前に確認しておきたい、簿記試験の合格率や、資格取得後のことなどについてまとめましたので、今後のキャリアを考える参考にしていただければと思います。

【簿記試験前に再確認!】簿記3級・2級の合格率は?資格取得後はどうする?

簿記試験の概要を簡単におさらい

日商簿記試験の日程と概要まとめ

商工会議所が実施する日商簿記検定、第152回は3級・2級・1級の3種類の試験が行われます。3級・2級は年3回、1級は年2回試験が実施される予定です。
2019年度の試験日程・申し込み期限・合格発表の実施スケジュールは下記の通りです。

2019年度日商簿記試験 スケジュール

試験日程 申し込み期限 合格発表(WEB)
3級 第152回 6月9日(日) 4月26日(金)18:00 6月28日(金)11:00〜
第153回 11月17日(日) 10月4日(金)18:00 12月6日(金)11:00〜
第154回 2月23日(日) 1月10日(金)18:00 3月13日(金)11:00〜
2級 第152回 6月9日(日) 4月26日(金)18:00 6月28日(金)11:00〜
第153回 11月17日(日) 10月4日(金)18:00 12月6日(金)11:00〜
第154回 2月23日(日) 1月10日(金)18:00 3月13日(金)11:00〜
1級 第152回 6月9日(日) 4月26日(金)18:00 7月29日(月)11:00〜
第153回 11月17日(日) 10月4日(金)18:00 1月6日(月)11:00〜


また、受験料、試験科目、合格基準などの概要も、級ごとに異なるのでチェックしておきましょう。

試験概要

受験料 試験科目 制限時間 合格基準
3級 2800円 商業簿記 2時間 70%以上
2級 4630円 商業簿記
工業簿記
2時間 70%以上
1級 7710円 商業簿記
会計学
1時間30分 70%以上
ただし1科目ごとの得点は40%以上
工業簿記
原価計算
1時間30分


※受験料は税込(8%)の金額。

簿記3級・2級・1級の難易度や合格率は?

簿記試験の気になる合格率はどうでしょうか。
実施回によって差はあるようですが、2018年度のデータですと、簿記3級はおよそ4割以上、回によっては半数以上の受験者が合格されているようです。
簿記2級になると受験者も3級より減りますが、難易度も上がるため合格率もぐっと下がり、14%前後のようです。
簿記1級となると、更に合格率は下がり、10%前後になります。

2018年度日商簿記試験 受験者数と合格率

実受験者数 合格者数 合格率
3級 第149回 79,412名 35,189名 44.3%
第150回 88,774名 38,884名 43.8%
第151回 80,360名 44,302名 55.1%
2級 第149回 38,352名 5,964名 15.6%
第150回 49,516名 7,276名 14.7%
第151回 49,776名 6,297名 12.7%
1級 第149回 7,501名 1,007名 13.4%
第150回 7,588名 680名 9.0%


級ごとの難易度としては、簿記3級は標準学習目安が約70時間のようですので、およそ1日2時間、1か月強の学習で合格される方が多いようです。
簿記2級になると、標準学習目安は200時間程度なので、働きながら勉強される方など1日2時間程度の学習ですと、3~4か月で合格される方が多いようです。
さらに簿記1級は、標準学習目安が500時間程度ですので、働きながら取得する場合、平日2時間、休日5時間の学習時間を取ったとして、約6か月強。
集中して1日5時間の勉強を毎日続けたとしても約4か月弱の学習時間がかかるようですので、合格の難易度は結構高そうです。

簿記の資格を取ると転職に有利?

日商簿記の何級を取ると転職に有利なのか

簿記試験に合格した後、資格をどうやって活かしますか?
就職や転職を考えたときに、少しでも簿記の資格が有利になったらいいな…と思う方も多いのではないでしょうか。

結論としては、「日商簿記2級」を所持していると、転職の際に有利になりやすいようです。
簿記3級は小規模な企業向けの学習がメインなのに対して、簿記2級は一般的な中小企業向けの会計実務などの知識が付きます。
そのため、一般企業に転職をする際には簿記2級を持っていると、即戦力としての知識を持っていると判断され、有利になりやすいようです。
また、会計事務所への就職や転職をする際にも、必須条件として「簿記2級以上」としているところが多いため、転職で簿記の資格を活かしたいと思ったら、まずは簿記2級取得を目標にすると良いでしょう。

簿記を取れば、未経験でも経理や会計事務所に転職しやすい?

簿記に合格して、経理や会計事務所にキャリアチェンジしたいという方もいらっしゃいます。
実際に、これまでは全く違う職種で働いていた方が、未経験で一般企業の経理や会計事務所に転職することはできるのでしょうか。

一般的に経理職の場合においては、簿記の資格がなくても未経験者が採用されるケースはあります。
ただ、資格は持っていなくても、「簿記2級程度の知識」など、少なからず経理の素養が求められることが多いため、未経験の方は簿記の勉強をしておいた方が、キャリアチェンジに成功しやすいといえます。
特に、20代の場合はポテンシャルで採用される場合も多いですが、30代となると求められるレベルも上がりますので、簿記資格を取得しておいた方が、転職できる可能性が上がるでしょう。

一方で会計事務所に未経験で転職する場合は、簿記2級の資格取得が必須となるケースが多いです。
会計事務所は税理士や公認会計士を中心としてより専門性の高い業務を行いますので、税理士や公認会計士の資格は持っていなくとも、せめて簿記2級は持っていてほしいといったところが多いようです。

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簿記資格取得後のキャリアを考えよう

未経験で応募できる、経理や会計事務所の求人ってどれくらいある?

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▽参照サイト
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