管理部門の出身学部・学科の実態調査2024

2024年1月13日～14日に、大学入学共通テストが実施されます。2021年からセンター試験に代わり実施されており、より思考力・判断力を判断するために、時間をかけて解く問題が増えました。
特に将来やりたい仕事がある人にとって、大学で何について学ぶかは重要な項目の一つです。
今回は、2023年1月1日～2023年12月19日に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあった大学・大学院卒の転職希望者のデータをもとに、「管理部門の出身学部・学科」について調査しました。

なお、本記事では経理・財務、人事・総務、法務、経営企画、内部監査として働く人を「管理部門」としております。

管理部門で働く人の出身学部・学科は？

管理部門で働く人の出身学部・学科で最も割合が多いのは「経済・経営・商学関連」の39.8％でした。次いで、「法律・政治関連」が21.9％、「文学・人文・人間・心理関連」が8.8％と続きます。

年代別で見てみると、どの年代も「経済・経営・商学関連」と「法律・政治関連」で半数を占める中で、50代以上は71.7％を占めることが分かりました。また、「外国語・国際関連」は年代が若いほど割合が多くなっており、グローバル化に伴い学部・学科数や出身者が増加している可能性が高いと考えられます。

なお、その他は「家政・生活関連」「芸術関連」「農・獣・畜産・水産関連」「健康・スポーツ関連」「医療・衛生関連」などでした。

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経理・財務は経済・経営関連の学部・学科が多い？

経理・財務経験者の出身学部・学科において、「経済・経営・商学関連」が最多の51.8％でした。次いで「法律・政治関連」が12.8％、「文学・人文・人間・心理関連」が7.9％と続きました。

年代別でも、ほとんどの年代で「経済・経営・商学関連」が半数以上を占めていることが分かります。

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人事・総務の出身学部・学科に傾向はある？

人事・総務経験者の出身学部・学科トップ3は、「経済・経営・商学関連」が31.8％、「法律・政治関連」が17.6％、「文学・人文・人間・心理関連」が12.4％という結果となりました。

年代別においては、「経済・経営・商学関連」の割合が多いものの、20代～40代は他職種と比較すると他の学部・学科の割合が多く、人事・総務ならではの学部・学科の偏りはありませんでした。

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法務は法学部じゃないとなれない？

法務経験者の出身学部・学科では、「法律・政治関連」が72.5％と2番目に割合の多い「経済・経営・商学関連」の10.5％と大きく差がでる結果となりました。

年代別で見てみると、20代・30代は8割程度が「法律・政治関連」の学部・学科出身者であることが分かりました。

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調査概要

2023年1月1日～2023年12月19日に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあった大学・大学院卒の転職希望者
調査主体：株式会社MS-Japan（https://www.jmsc.co.jp/）
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。

■■本リリースの転載・利用に関するお願い■■
本調査結果を掲載・利用される場合は、
出典「MS-Japan調べ（https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12400.html）」
と明記をお願いいたします。

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管理部門への就職・転職は、専門アドバイザーへのキャリア相談がおすすめ

今回は、管理部門で働く人の出身学部・学科を調査しました。
経理・財務や法務など、特に専門知識が求められる職種では偏りがあるものの、様々な学部・学科の出身者がいることが分かりました。
今後のキャリアを考えていく際には、管理部門のキャリアに詳しいアドバイザーにキャリア相談をしてみるのもおすすめです。

弊社は管理部門と士業に特化した転職エージェントです。経理・人事・法務・経営企画・内部監査などの管理部門職に加え、弁護士、公認会計士、税理士などの資格者の方を専門にキャリアのサポートをしてまいりました。
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