2023年08月02日

【2023年上半期】税理士の求人傾向を徹底解説!

管理部門・士業の転職

この記事では、2023年上半期にMS-Japanが提供する人材紹介サービス「MS Agent」で募集のあった税理士の求人データ(科目合格者可を含む)を元に、「2023年上半期の税理士求人の傾向」について解説いたします。

想定求人の年収分布、求められるスキル、業種別の求人数の割合など、幅広い視点から税理士の求人傾向を分析しています。
税理士の最新動向を知り、これからのキャリアを考える上で、役立てていただけたらと思います。

税理士求人の業種は会計事務所が66%

業種税理士求人を業種で分類すると、「会計事務所」が66%と半数以上を占め、次いで「コンサルティング」が15%、「製造」が12%でした。会計事務所以外の「その他士業事務所」でも2%ほど募集されていました。

2022年下半期は「会計事務所」が64%、「製造」12%、「コンサルティング」が10%であったことと比較すると、「コンサルティング」の税理士求人が増加しているのが分かります。


まずは転職エージェントに無料相談する

税理士求人における想定年収の下限

資格保有者求人の下限想定年収
科目合格者求人の下限想定年収税理士資格保持者に限定した求人の下限想定年収の平均は580万、中央値は550万でした。400~599万を下限に設定された求人が最も多く全体の48%を占め、600万以上の求人は44%で、経験の浅い若手向けの求人が多く募集されたようでした。

また、税理士試験科目合格者可の求人では、平均は439万、中央値は400万で、400~599万の求人が最も多く全体の44%、ついで399万以下が42%を占め、600万以上の求人は15%という結果となりました。


まずは転職エージェントに無料相談する

税理士に求められるスキル

次に、税理士に求められるスキルについて解説します。
ここでは、会計事務所の求人と、インハウスとも呼ばれる企業内税理士に分けてみていきます。 会計事務所の税理士求人では、「基本業務」と「申告書作成」の業務がメインであり、それに伴うスキルが求められていました。

それぞれの内訳について解説します。

税理士に求める会計事務所・基本業務スキルの内訳
税理士に求める会計事務所・基本業務スキルの内訳2「基本業務」は、月次決算や記帳代行、税務相談、月次巡回監査のスキルがほとんどの求人で求められています。また、「申告書作成」は、確定申告書(法人)、相続税申告書、決算書(年次)、確定申告書(個人)など、求めている求人は約半数でした。

税理士に求める会計事務所・基本業務スキルの内訳3対して、インハウス税理士では「決算業務」が重視されており、税務申告書作成や年次決算、連結決算(国内・海外)などが求められています。


まずは転職エージェントに無料相談する

マネジメント経験不要な税理士求人が68%

マネジメント業務入社後にマネジメント業務が想定される税理士求人(入社後すぐ・前提含む)は、32%にとどまり、半数以上の68%はマネジメント経験不要の求人でした。

一方、想定下限年収が600万円以上の求人では、マネジメント業務が想定される求人・マネジメント経験不要の求人ともに50%という結果になりました。 大きな差はないものの、想定年収が高い求人ではマネジメント業務が発生する可能性が上がることが分かります。


まずは転職エージェントに無料相談する

語学力が求められる税理士求人は56%

英語力全年収における税理士求人で英語力が求められる割合は56%でした。
一方、年収600万円以上の求人では約65%も英語力を求められており、マネジメント経験と同様に年収が上がるに伴い、英語力も求められる傾向が高まるといえるでしょう。


まずは転職エージェントに無料相談する

78%の税理士求人が科目合格者可

税理士資格税理士求人の内、税理士資格必須の求人はわずか22%で、科目合格者も含める求人は78%でした。
一方、年収600万円以上の求人では、税理士資格必須の求人が48%と26ポイントの差が生じました。
しかし、年収600万円以上の求人でも52%は科目合格者可であることから、科目合格の状態でも高年収を狙うことはできるといえるでしょう。


まずは転職エージェントに無料相談する

税理士求人の募集背景は82%が増員募集

募集背景求人を募集した背景は、「増員募集」が82%を占める結果となりました。
2022年下半期は「増員募集」が77%であったことと比較すると、税理士人材は増員傾向にあるといえるでしょう。

調査概要
2023年1月~6月に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあった税理士(科目合格者可求人を含む)の求人
調査主体:MS-Japan


まずは転職エージェントに無料相談する

税理士のキャリアアップは、転職エージェントへのキャリア相談がおすすめ

今回は、2023年上半期の税理士求人の傾向について解説しました。
市場の動きや新鮮なトレンド情報は、転職活動だけでなく、キャリアプランを考える上でも重要です。
今後のキャリアについてお悩みの場合は、税理士をはじめとする士業のキャリアに詳しい転職エージェントに相談をしてみるのもおすすめです。

弊社MS-Japanが提供する「MS Agent」は、管理部門と士業に特化し、30年以上の実績がある転職エージェントです。税理士業界の転職サポート経験豊富なキャリアアドバイザーも多数在籍しています。
キャリア相談や求人紹介、応募書類の添削など、全て無料で受け付けておりますので、是非お気軽にご相談ください!

あなたへのおすすめ求人

サイトメニュー

職種で求人を探す
資格で求人を探す
勤務地で求人を探す
資格の転職情報を調べる
転職セミナー・個別相談会
転職サービス紹介
転職ノウハウ
求人企業の皆様へ
MS-Japanについて

業界最大級の求人数・転職支援実績!管理部門・士業の転職に精通した専門アドバイザーがキャリア相談~入社までサポートいたします。

無料でキャリア相談する

関連おすすめ記事

新着記事

業界最大級の求人数・転職支援実績!管理部門・士業の転職に精通した専門アドバイザーがキャリア相談~入社までサポートいたします。

無料でキャリア相談する