2024年05月10日

【管理部門・士業の実態調査】2024年度の給与アップと人事評価の実態とは?

管理部門・士業の転職 管理部門・士業の転職

管理部門・士業は、業務の成果が数値化しにくいため、他職種と比較して人事評価や目標設定に難しさを感じる方も多いでしょう。

この記事では、管理部門・士業として働く298人を対象に「給与アップと人事評価の実態調査」のアンケート調査結果をまとめました。

2024年度に給与アップした管理部門・士業は「44.5%」

2024年度の給与アップ状況「新年度に変わるタイミングで、あなたの月給(※)は上がりましたか?」という設問に対し、上がった人の割合は44.5%でした。
昨年度の43%と比較すると、給与が上がった人の割合が1.5%増加しています。

アップ額については、昨年度と同様に「10,001円以上」の回答者が最も多いという結果となりました。
※基本給に加え一律の手当を含む

2024年度の給与アップ状況_職種別・年代別上がった人の割合を従業員数別に見ると、「1,000名以上」の66.7%と、「100~499名」の54.4%が半数を超えています。

同設問の回答を職種別に分類した結果が上記のグラフです。上がった人の割合が過半数に達した職種は「総務」の58.6%と、「人事」の57.6%でした。

年代別に分類すると、「40代」の52.2%が唯一過半数に達していることが分かります。

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給与アップの理由第1位は「定期昇給」の55.2%

給与が上がった理由給与アップの理由は、「定期昇給」が55.2%と最多で、次いで「ベースアップ」が48.3%でした。

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人事評価制度に「満足」している人はわずか37.7%

人事評価制度の満足度人事評価制度への満足度を質問すると、「満足」と回答した人の割合はわずか37.7%でした。
従業員数別に見ると、「10名以下」の53.6%が唯一過半数に達し、次いで「1,000名以上」の47.2%と、従業員数が極端に多い・少ない企業では比較的満足度が高い傾向にあることが分かります。

人事評価制度の満足度_職種別・年代別次に、人事評価の満足度を職種別・年代別に分類しました。
職種別では、「士業・事務所勤務スタッフ」が58.3%と、満足の割合が過半数に達しています。
年代別では、年代に伴って満足度も上がる傾向があることが分かりました。

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人事評価に不満を感じる理由は「評価基準や項目目標設定に納得できない」が1位

人事評価制度に不満を感じる理由人事評価に不満を感じる理由を質問すると、「評価基準や項目目標設定に納得できない」が57.3%と過半数に達し、1位となりました。
これは、管理部門・士業は業務の成果を数値化しにくいため、評価の基準や項目目標設定が曖昧になりやすいことが原因だと考えられるでしょう。

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管理部門・士業の人事評価方法は「定量的な目標設定」「目標設定の面談」

勤務先の人事評価の方法現在の勤務先の人事評価方法は、「定量的な目標設定」が41.2%、「目標設定の面談」が40.7%、次いで「組織目標に基づいた目標設定」が37.1%でした。

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転職で人事評価制度の重要度は?

転職時における人事評価制度の重要度転職活動において、人事評価制度の重要度は、「非常に気にする」が16.1%、「どちらかというと気にする」が55.7%と、合計71.8%でした。
人事評価制度は昇給・昇格にも関わるため、転職先の制度が気になる方も多いようです。

転職時における人事評価制度の重要度_職種別・年代別転職活動における人事評価制度の重要度を職種別・年代別に分類しました。
職種別では、「人事」の82.1%が最も高い割合を占めています。人事では自身が評価されるだけでなく、業務として携わる場合もあるため、重要度が高まっていると考えられます。

年代別では、年齢に伴って重要度が下がり「20・30代」の78.8%が最も高い結果となりました。
「20・30代」は、評価される側の割合が多く、キャリアアップの前段階にいるため、人事評価制度の重要度が高いと考えられます。

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調査概要

調査方法:WEBアンケート
調査対象:全国の管理部門・士業
調査テーマ:「管理部門の給与アップと人事評価の実態調査」
有効回答数:298名
調査実施日:2024年4月17日~4月23日
調査主体:株式会社MS-Japan
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。

■■本リリースの転載・利用に関するお願い■■
本調査結果を掲載・利用される場合は、
出典「MS-Japan調べ(https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12498.html)」と明記をお願いいたします。

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転職前に人事評価制度を詳しく知りたい方は「MS Agent」にご相談ください

今回は、管理部門・士業における人事評価制度の実態をアンケート調査しました。
最後の設問の結果からも分かるように、転職後の昇給・昇格を目指す人にとって、人事評価制度は重要な指標です。
しかし、転職サイトで掲載されている求人票では、人事評価制度の具体的な内容が記載されていないケースが多いでしょう。
そのため、面接などの場で詳しく質問することが重要です。

また、転職エージェントでは、求人掲載側の企業・事務所に入念なヒアリングを行っているため、求人票に掲載されていない社内の情報を詳しく把握しています。
人事評価制度の内容はもちろん、上司にあたる人の人柄や社内文化などの情報提供も可能です。
さらに、聞きにくい質問はエージェントが代行して質問することもできます。

弊社MS-Japanが提供する「MS Agent」は、管理部門・士業に特化し、30年以上の実績がある転職エージェントです。
長年培った独自のノウハウと、企業・事務所とのネットワークで転職活動をトータルサポート致します。
管理部門・士業の転職で、入社後のキャリアアップが気になる方は、お気軽にご相談ください。

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