法務の志望動機【例文付】未経験者・経験者別ポイントやNG例など

更新日:2024/03/28
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法務の志望動機【例文付】未経験者・経験者別ポイントやNG例など

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法務の転職を目指すうえで、「志望動機の書き方」にお悩みの場合もあるのではないでしょうか。なぜ法務職に就きたいのか、なぜその企業の法務に応募したのかといった理由は選考の行方を左右する重要な要素となるため、しっかりと熟考して魅力的な志望動機を作成することが大切です。

そこで、今回は未経験者・経験者別に法務における志望動機のポイントや例文をご紹介します。好印象を持たせるコツやNG例なども併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

法務の志望動機のポイント【未経験者・経験者別】

早速、法務における志望動機のポイントを未経験者・経験者別に見ていきましょう。

未経験者は「法務を目指すきっかけ」が重要

法務未経験者の場合は、「なぜ法務職に就きたいのか」をしっかりと伝えることが大切です。ただし、単に「法律に興味があるため」というような単純な動機では採用担当者の印象に残りづらいため、法務を目指すきっかけになったことがらなどを含めて具体的に述べる必要があります。

たとえば「大学で法律について学んだ際に強い興味を持ち、そこで得た知識を仕事に活かしたいと思った」「法務部でのインターンを通じて、“法律的観点から会社を守る”という責任ある法務の仕事に魅力を感じた」といった具合です。具体的なエピソードをもとに法務に興味を持った理由を伝えることにより、説得力が大幅に増します。

経験者は「前職・現職の退職理由」が重要

法務経験者の場合は、前職・現職の退職理由をいかにポジティブに伝えるかがポイントとなります。たとえ「年収が低いから」「職場環境が良くないから」といったネガティブな理由であっても、そのまま正直に述べてしまうと印象が悪くなるため注意しましょう。

おすすめは、スキルアップやキャリアアップに向けての退職であることを前面に伝えるなど、ポジティブに言い換えることです。たとえば、社内の意思決定の遅さや業務範囲の狭さなどのネガティブ要素が転職理由となる場合、「御社のようなスピード感のある企業で幅広いジャンルの業務にチャレンジし、スキルアップ・キャリアアップを目指したいため」など、前向きな転職理由を伝えることが重要です。

「なぜその企業の法務に応募したのか」が最も重要

未経験者・経験者問わず、志望動機において最も重要となるのが「なぜその企業の法務に応募したのか」を明確に述べることです。企業研究をしっかりと行い、企業理念や事業活動の方向性、仕事内容、キャリアパスなどに関連する理由を伝えるとよいでしょう。

その際に注意したい点は、給与や待遇に関しては言及しないことです。そういった表面的な内容ではなく、競合他社にはないその企業ならではの魅力に惹かれたことをアピールできると、採用担当者の印象に残りやすい傾向があります。

なお、企業研究を行う際は企業のホームページはもちろん、ビジネス誌や社員・経営者のインタビュー記事などもチェックし、多角的な視野で情報を収集することをおすすめします。また、募集要項も念入りに確認し、どのような人材が求められているのかをしっかりと把握することで魅力的な志望動機の作成に繋がります。
特に法務未経験者の場合は経験値の点で法務経験者との差がついてしまっているため、より深く企業研究を行うことが大切です。採用担当者から「こんなところまで注目してくれているのか」と驚かれるような個性的な視点で企業の魅力を見つけられると、書類選考や面接時に印象に残りやすいでしょう。


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「なぜその企業の法務に応募したのか」を掘り下げるコツ

志望企業の歴史や業績、主力となる事業、商品サービス、経営者、顧客といった特徴に注目すると、その企業ならではの強みが自然に見えてくるでしょう。その中で特に魅力を感じる要素をピックアップし、そこにご自身の意欲を重ね合わせることで印象に残る志望動機に仕上がります。

たとえば、以下のような要素を志望動機のテーマにするとよいでしょう。

  • ・事業・ビジネスへの興味・関心
  • ・会社のフェーズへの興味・関心(上場企業、IPO準備企業、アーリーベンチャーなど)
  • ・理念(会社の方向性)への共感
  • ・社会への貢献性への共感
  • ・競合他社に比べる優位性
  • ・業務の進め方への興味・関心
  • ・社風の魅力

とはいえ他社も同じような魅力があることも多く、その企業ならではの魅力を見つけることが難しいと感じる方もいるかもしれません。そういった場合はご自身が会社や仕事を選ぶうえで特に大切にしている要素をいくつか挙げ、「これらの要素がすべて揃っているのは御社だけ」といったニュアンスで志望動機を作成することをおすすめします。


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志望動機で好印象を持たせる3つのポイント

前述のポイントに加え、より好印象を持たせるためには、作成時に3つのポイントがあります。

応募先の企業研究は入念に!

志望動機作成にあたり、応募先の企業について事前に調べておくことは、前提条件です。 調べられる範囲で調べておくことで、面接時に話を膨らませることができ、採用担当者に入社意欲の高さや、仕事のやる気を伝えることができます。

ただ企業について調べるだけではなく、志望企業の法務として働くことを見据えて企業研究をすると、より企業理解が高い候補者として、採用担当者から好印象を持たれるでしょう。この点について不明点があれば、エージェントやその企業・業界に詳しい人から情報収集をした上で作成するのがおすすめです。

論理的に構成する

法務業務を遂行するためには、論理的な思考が求められます。そこで、論理的な思考があることをアピールするために、志望動機も論理的な書き方や、わかりやすい実績を記載することがポイントです。 担当者は、内容だけでなく志望動機の書き方も選考材料にしている場合が往々にしてあります。

事前に志望動機の提出が必要な場合は、話の筋が通ったわかりやすい文章であるかどうか、応募前に作成した志望動機を改めてチェックしたり、第三者に確認してもらったりして、添削することを忘れないようにしましょう。

マイナスな印象を持たせるような答え方は注意!

転職を希望する人の中には、現職への不満があって転職を決意する人もいるでしょう。しかし、基本的に、ネガティブな転職動機等マイナスな回答や背景を前面に伝えることは避けましょう。

転職理由がネガティブなものであっても、「現在の会社に不満がある」→「より自分の能力を活かせる会社を希望している」など、前向きな言葉に言い換えるよう努めましょう。採用担当者の心象が良くなります。

法務の志望動機例文【未経験者・経験者別】

志望動機の例文を、未経験者・経験者それぞれについて見てみましょう。

未経験者の志望動機(法科大学院卒や第二新卒の場合)

法学部を卒業後、食品販売会社の事務職として庶務業務を担当していましたが、業績悪化で事業縮小となり退職しました。この経験で、専門性を身に付けることの重要性を感じるようになり、大学で学んだ法律の知識を活かせる法務職を志すようになりました。
貴社を志望した第一の理由は、貴社では入社後のOJTで、未経験の私であっても法務の知識と経験を積むことができる点です。また第二に、貴社は新規ビジネス展開を積極的に進めており、定型業務以外の業務もゆくゆく任せて頂けることを想定できるとのことで、私が考える専門性を高めるという点で寄りビジネスに寄り添った法務人員としてのスキルアップにチャレンジできる点が魅力的です。
必要な知識を素早く身に付け、早期に戦力となれるよう努力いたしますので、何卒よろしくお願いいたします。

未経験者の志望動機(弁護士でインハウスを目指している場合)

司法試験に合格後、司法修習を経て、東京都内の法律事務所に5年間勤務しました。一般民事をメインに扱う法律事務所で、さまざまな案件を取り扱っていましたので、地元に戻って法律事務所を開業するつもりだった私にとっては理想的な環境でした。
ところが、顧客である企業から持ち込まれる依頼に関わり、自分の将来についての考え方が変わりました。契約内容に関する取引先とのトラブル、あるいは従業員との労働関係のトラブルなどは、いずれも未然に防ぐことが可能であり、企業の予防法務に興味を持つようになったからです。
貴社では、日常の契約書チェックなどを励行するのはもちろんのことですが、特に予防法務に力を注ぎたいと思っております。

法務経験者の志望動機(無資格法務実務経験者の場合)

法科大学院を修了し、前職ではリース会社の法務担当として3年間、契約書チェックや、社員からの法務関係の問い合わせ対応の業務を行っておりました。法務職としてのやりがいを感じるようになり、さらに法務職としての専門性を高めたいと思い、貴社を志望いたしました。
求人募集によりますと、貴社は上場を目指しており、内部統制についても本格的に構築されていくとのことです。法務の経験を積みつつ、会社の体制整備に取り組んでいきたい私にとっては理想的な環境と思っております。自分でもしっかりと勉強しながら貴社に貢献していきたいと思っております。

法務経験者の志望動機(弁護士)

司法試験に合格後、法律事務所に勤務した後にシステム開発会社に転職し、インハウスとして7年間のキャリアを積んできました。係争事件対応も数多く経験し、最近では、度重なる仕様変更のため開発が遅れた案件で、発注者側の損害賠償請求を撤回させるまでの対応も担当しております。
今回、ソフト開発会社として数多くの訴訟に勝訴してきた貴社が法務部員を募集していると知り、ぜひ入社したいと考え応募させていただきました。
これまでの経験や知識を御社で存分に活かしたく思っております。


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法務の志望動機NG例

法務の志望動機NG例

一方で、志望動機のNGとなる例を見てみましょう。

法務未経験者の志望動機NG例

○○大学法科大学院を修了し、司法試験を3度受験しましたが不合格だったため、企業の法務部を志望することといたしました。司法試験は不合格だったものの、法律の知識には自信があります。
貴社は他社より待遇が良いため理想的な職場と思っております。
法律の知識を活かし、法務面から貴社をサポートしたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。

この志望動機がNGである理由は、アピールポイントが「法務の知識で貴社をサポートする」というものであることです。

法務部門に応募する人材は多くが法律の知識を持っているため、法律知識は差別化のポイントにはなりません。
企業は、法律の知識はもちろんとして、「ビジネスに対する理解」がある人材を求めています。会社のホームページを熟読するなどし、応募先企業の事業内容について理解を深める必要があるでしょう。

また、「待遇」を応募の理由としていることもNGな理由です。
待遇を理由とするのは、あまり印象が良くないため、できるだけ避けた方が良いでしょう。

法務経験者の志望動機NG例

前職ではソフトウエア開発会社で法務を担当していました。しかし、業内容がソフトウエア関連の契約書チェックばかりで広がりを感じられませんでした。
もっと幅広い業務を経験し、スキルアップしたいと思い、貴社を志望いたしました。
何卒よろしくお願いいたします。

この志望動機がNGである理由は、前職の不満が強く出すぎていることです。
組織の状況や、その状況に基づいて求められている自分の立ち位置を感じている様子がなく、不満を感じているばかりに受け取られてしまうため、面接官に「うちに入っても、気に入らないことがあればまた転職してしまうのでは?」と思われる可能性があります。


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ここまで法務における志望動機のポイントを解説してきましたが、なかには「引きのある志望動機が思い浮かばない」「この志望動機で良い印象を持たせられるのか自信がない」などと不安を感じる場合もあるでしょう。そのような時に心強い存在となるのが、転職エージェントです。

企業や転職成功者とのコネクションによって職場の雰囲気や労働環境といった細かな情報を保有しており、志望動機を考える際に的確なアドバイスを得ることが可能です。
また、専任のキャリアアドバイザーが応募書類の添削や面接対策を行ってくれるケースも多く、安心感を持って書類選考や面接に臨めます。もちろんこれまでの経歴や保有スキルを活かせる求人を紹介してもらうこともできるため、自力で転職活動を行うよりもスムーズに転職成功を目指せるでしょう。

ただし、一口に転職エージェントといっても数が多く、利用するサービスによってサポート内容や使い勝手、取り扱いのある求人ジャンルなどが大きく異なります。
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まとめ

法務の志望動機を作成する際は、未経験者の場合は「法務を目指すきっかけ」を、経験者の場合は「前職・現職の退職理由」を上手に伝えられるように意識するとよいでしょう。さらに、企業研究を念入りに行ったうえでその企業ならではの魅力や求める人材像などに注目し、「なぜその企業の法務に応募したのか」を明確に述べることが重要です。

また、法務には論理的な思考ができる人材が求められるため、志望理由はわかりやすく論理的にまとめることを意識してみてください。もし自力で考えることに難しさを感じる場合は、転職エージェントの活用によってアドバイスを得ながら作成することをおすすめします。

ぜひ採用担当者から「自社にフィットした人材」と思ってもらえるような魅力的な志望動機に仕上げて、転職活動を有利に進めていきましょう。

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この記事を監修した人

大学卒業後、新卒でITベンダーに入社し、営業としてエネルギー業界のお客様を担当。その後、損害保険会社で法務業務に従事。
キャリアアドバイザーとしてMS-Japanに入社後は、法務、弁護士、法科大学院修了生などリーガル領域を中心に担当。
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