2023年04月12日

「ホワイト企業の経理」に転職する6つのポイントとは

管理部門・士業の転職

「転職はしたいけど、残業が多いなど労働環境が悪い会社には行きたくない・・・」と考えている方もいることでしょう。
やっとの思いで転職して、入社したらブラック企業だった場合元も子もありません。
この記事ではブラック企業とホワイト企業の違いやホワイト企業の経理の見分ける6つのポイントについてご紹介します。

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ホワイト企業とブラック企業の違い


ブラック企業の経理

ブラック企業の経営者は「収益を生み出さない部門にはできるだけお金をかけたくない」と考える傾向が強いため、経理部門へのコストを徹底的に削られています。
人件費と教育費の限度を超えたコストカットは、ワークライフバランスや社内の糞に気悪化にもつながります。

まず、人件費がカットされると人員が補充されないため、慢性的な人手不足となり、社員一人ひとりにかかる負担が大きくなります。
長時間の残業だけでなく、決算期の前などは土日にも出勤し、深夜にまで残業が及ぶことあるでしょう。

ただし、残業代が支払われるのはまだ良い方で、多くのブラック企業はサービス残業とされています。
内勤の事務職でも、みなし残業制が採用されるケースもあります。
閑散期でも、社員が足りないため有給を取得するのは困難で、基本給が低く、昇給される場合も上げ幅は小さくなります。

また、教育費がカットされると、業務マニュアルが整備されず、社員を育てるジョブローテーションも実施されないでしょう。
スキルアップのためのセミナーも参加費は自己負担とされています。

以上のように社員に対してお金をかけず、負担ばかりを押し付けるため、ブラック企業は会社全体の雰囲気がよくありません。
社員は疲れ切っていて、またピリピリとした空気があるでしょう。ミスをすれば、パワハラまがいの激しい叱責にあうこともあるでしょう。


ホワイト企業の経理

ホワイト企業の経理は、ブラック企業と違い、人員数が適正であるために、過度な残業はありません。

決算期や月末・月初の繁忙期には多少の残業があるものの、ほかの時期には定時で上がることができます。
繁忙期の残業も、労働基準法で定められた月45時間以内に抑えられ、会社から「極力残業をしないように」と厳しく指導されます。
閑散期の有給休暇は、計画的に取得できます。繁忙期でも、休日出勤したときには平日に代休が取れるでしょう。

社員の教育についてもしっかりと考えられ、マニュアルは整備されて、定期的に更新されます。
経理業務に必要なセミナーなどの参加費は会社負担で、簿記2級や1級に合格した際の表彰や資格手当などがつく企業もあります。

業務でわからないことがあった場合は、顧問税理士や会計士のサポートを受けることができます。

コンプライアンスについての指導が徹底され、「正しい決算」を強く指示されますが、計算は何重にもチェックされ、万が一ミスがあれば、担当者ではなく上司が責任を取る体制となっているでしょう。


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ホワイト企業の経理を見分ける6つのポイント

では、ホワイト企業の経理を見分けるためにはどうすれば良いかを見ていきましょう。


1.業務範囲

経理業務は、企業規模や業界、担当者の経験値によって担当する業務の範囲が異なります。
求人情報の「仕事内容」欄でどこまでの業務を担当するのか必ず確認しましょう。

そこで注意しておきたい文言があります。「そのほか、バックオフィスに関わる業務全般」と記載がある場合は、面接時に内訳を確認しましょう。
経理業務ではない雑務を任され、管理部門の何でも屋さんとして扱われてしまう可能性も否定できません。

また、「社内研修制度あり」と記載がある場合は、社員教育にコストをかけられるホワイト企業である可能性が高いです。


2.平均年収

経理は専門的な知識が必要なことから、ほかの事務職よりも平均年収が高い傾向にあります。
ただし、給与が高いからといってホワイト企業であるわけではありません。
一般的に、大手企業の経理として働く場合、20代であれば年収は300~400万円程度、 30代では450~550万円程度の年収が目安となります。

経験年数や役職の有無によっても異なりますが、ホワイト企業を見分ける際には、平均年収を明らかに下回っていないかを確認しましょう。

【関連記事】
経理の平均年収はいくら?年収アップのポイントをご紹介


3.残業時間

労働基準法では、残業時間の上限を「月45時間」、「年間360時間」と定めています。
ホワイト企業ではこの上限時間を超えないための管理体制が確立されているはずです。

また、繁忙期と閑散期の平均残業時間や固定残業制度の有無、固定残業制度の場合は基本給に含まれていないかなど、求人情報をしっかりと読み取りましょう。

残業時間が適正かどうか判断するのが難しい場合は、転職エージェントに登録し、サポートしてもらっても良いでしょう。

【関連記事】
経理の転職をエージェントに頼むメリット・デメリット


4.離職率

ブラック企業は離職率が高いため、社員の平均勤続年数が短く、平均年齢も低い傾向にあります。
企業のクチコミサイトを参考にしたり、職場見学で社員の年齢層を把握したりしましょう。


5.福利厚生

福利厚生には、健康保険や雇用保険、厚生年金保険、労災保険などの法律によって義務付けられている「法定福利」と、通勤手当や住宅手当、休暇制度、財形形成など企業が独自に設定できる「法定外福利」があります。

当然の待遇として認識されがちですが、ブラック企業ではこれらの福利厚生が整備されていないケースもあります。

求人情報や公式サイトの採用ページの記載を必ず確かめましょう。近年増えているテレワークや在宅勤務も法定外福利に含まれます。


6.業績の安定性

ブラック企業とホワイト企業を見分けるためには、業績の推移をしっかりとチェックしましょう。業績が堅調に伸びているなら問題はありません。
しかし、業績が低迷している、あるいは波がある場合には、人件費が削られてサービス残業を強いられる可能性があります。


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失敗しない転職活動とは


求人情報を比較する

まずは、求人情報サイトに登録して、様々な経理の求人情報を比較しましょう。
求人情報を検索するだけでなく、職務経歴や希望条件を登録することで、おすすめの求人情報をお知らせしてくれます。
現在経理を募集している企業の中で、自身に応募要件が当てはまる求人情報の平均年収や待遇を把握しましょう。


転職エージェントを利用する

人手不足が続くブラック企業では、応募者を獲得するため、一見魅力的に見える求人情報を掲載しています。
そのような状況で、求人情報や公式サイトの情報だけを頼りにホワイト企業を見分けるのは至難の業です。
転職活動で失敗しないためには、募集企業の実情を把握している転職エージェントの利用をおすすめします。

【関連記事】
経理転職は利用サービス選択で決まる!転職エージェント利用の5つのメリット


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ホワイト企業の経理をしっかり見極めよう

ホワイト企業の経理をしっかり見極めよう

働き方に関する価値観は人それぞれであり、単純にブラック企業とホワイト企業は、明確に分けることはできません。
ただし、「入社してみたら想定していた働き方と違った」というケースはよくあり、事前の下調べはとても重要です。

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企業に精通した専任のアドバイザーから、転職を検討している企業の内部情報が得られたり、直接聞きにくい情報を聞きだしたりすることもできます。
経理として転職をご検討されている方は、是非ご相談下さい。

この記事を監修したキャリアアドバイザー

窪塚 勝則

大学卒業後、大手出版系企業を経て現職へ入社。
主に大手・新興上場企業を対象とする法人営業職を4年、キャリアアドバイザーとして10年以上に及ぶ。

経理・財務 ・ 経営企画・内部監査 ・ 会計事務所・監査法人 ・ 役員・その他 ・ 公認会計士 ・ 税理士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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