2024年01月29日

管理部門・士業「マネジメント層」の転職市場予測【2024】キャリアアドバイザーが解説

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この記事では、2023年の求人データを分析し、2024年における管理部門・士業「マネジメント層」の平均年収を解説します。
弊社「MS Agent」キャリアアドバイザーによる職種別の「マネジメント層」転職市場予測もご紹介するので、今年転職を検討している方はぜひご覧ください。

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「マネジメント求人」の想定平均年収は732万円

2023年の1年間に募集された管理部門・士業のマネジメント求人の想定平均年収は、732万円です。
対して、スタッフ層の想定平均年収は599万円で、133万円の差がありました。

職種別に詳しく見ていきましょう。

「マネジメント求人」の想定平均年収は732万円管理部門職種のマネジメント求人の平均年収は730万円、士業が872万円、士業事務所スタッフが563万円でした。スタッフ層との差が最も大きい職種は、士業の175万円です。


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【職種別】マネジメント求人の想定平均年収一覧

【職種別】マネジメント求人の想定平均年収一覧2023年の1年間に募集された管理部門・士業の職種別マネジメント求人の平均想定年収は上記表の通りです。

2024年におけるマネジメント層の転職市場は、いずれの業種でも「働き方の多様化」「DX化」がキーワードとなると推測できます。
コロナ禍の影響によりリモートワークやフレックス制度などの働き方の多様化が広がりました。それに伴い、企業内のDX化が急速に進み、業務効率化やシステム導入・活用に詳しい人材への需要が高まっています。
特に、ベンチャー企業やIT企業などのDX推進に積極的な企業では、新たな働き方や技術への適応が求められています。

また、昨今の物価上昇や採用難など社会情勢から、2024年は賃上げに踏み切る企業が増えることが予想され、求人の好条件化が進む可能性もあるでしょう。

以下では、弊社キャリアアドバイザーによる職種別転職市場予測をご紹介します。

経理

経理マネジメント求人の平均想定年収は737万円で、スタッフ層との差は149万円でした。

キャリアアドバイザーによる経理マネジメント層の転職市場予測

2024年の経理マネジメント層の転職市場は、コロナ禍による一時的な採用控えからの「リバウンド需要」により、コロナ流行前の求人水準を上回る求人増加の見込みです。その中でも、未経験者歓迎の求人や若手経理経験者向けの求人が増加傾向になると予測されています。
ただし、組織運営や人事評価などマネジメント経験のある人材のニーズも引き続き高いため、積極的な転職活動が推奨されるでしょう。

現在、経理マネジメント層のニーズは、事業拡大や組織強化を図りたい企業で高まっています。
業界別では、コロナ禍の影響などで事業拡大したIT・通信業界におけるニーズが非常に高いですが、業界に関わらずそれぞれの企業課題に対応するため、マネジメント人材を求めていることに間違いはありません。

人事

人事マネジメント求人の平均想定年収は699万円で、スタッフ層との差は141万円でした。

キャリアアドバイザーによる人事マネジメント層の転職市場予測

2024年における人事マネジメント層の転職市場は、特に「採用」「労務」「人事企画・制度」のポジションでのニーズが高まっています。
苦戦しがちなエンジニア採用の改善経験、人事ITソフトの使用や導入経験、人事制度の策定や改定の経験などが高く評価されるでしょう。
DX化の推進により、採用ニーズに変化が生じており、戦略立案やマネジメント、業務効率化を担える人材の需要が増加傾向です。

転職活動では自分の強みをしっかりと伝え、組織や会社にどれだけプラスの影響を与えられるかをアピールすることが重要です。
キャリアアドバイザーと協力し、自身のキャリアプランに合った求人を見つけましょう。

法務

法務マネジメント求人の平均想定年収は754万円で、スタッフ層との差は100万円でした。

キャリアアドバイザーによるマネジメント層の転職市場予測

2024年の法務マネジメント層の転職市場は、その特異性と進化を反映しています。
昨今の法令・コンプライアンス遵守強化の風潮や企業のグローバル化により、市場はコンプライアンス・モニタリング、データプライバシー、リスクマネジメントなど、専門性の高いスキルへの注目が高まっています。法規制の解釈や適切な対応、提案能力に加え、業界特性や企業ニーズへの理解が求められるでしょう。

また、法務の重要性・必要性の高まりに伴い、即戦力人材として経験豊富なシニア層に対する関心も高まっています。その中で、自身の経験を発揮し法務人材の育成に貢献できるマネジメント人材は重宝されるでしょう。

経営企画

経営企画マネジメント求人の平均想定年収は784万円で、スタッフ層との差は83万円でした。

キャリアアドバイザーによる経営企画マネジメント層の転職市場予測

2024年における経営企画マネジメント層の転職市場でも、「リバウンド需要」が見受けられ、特にベテラン層に対する需要が高まっていくでしょう。事業拡大や組織強化を目指す企業では、経験豊富なマネジメント層に対する需要が特に顕著です​​​​。
IT・通信や建築・土木、製造、化学・素材、物流などの様々な業界で、それぞれの課題に対応するための人材を求めています​​。

特に経験者の母数が少ない経営企画は、企業間の人材獲得競争が激化しているため、採用に力を入れると同時に、社員の満足度を高める取り組みを行っています。その一環として「地域限定社員制度」を導入する企業が増えており、希望する地域で長く働くことが可能です​​。

内部監査

内部監査マネジメント求人の平均想定年収は793万円で、スタッフ層との差は88万円でした。

キャリアアドバイザーによる内部監査マネジメント層の転職市場予測

2024年における内部監査マネジメント層の転職市場は、デジタル化と専門化の進展が特徴です。リスク管理と監査プロセスの効率化に向けて、デジタルツールやAI技術を活用する企業が増えています。このため、テクノロジーとコンプライアンスに精通した内部監査マネジメント層への需要が高まっています。

「リバウンド需要」の影響は内部監査においても同様で、内部監査関連の求人は増加傾向にあります。経済や、国際問題等の地政学的リスクに対応できる高度なリスク管理能力を持つ経験豊富なマネジメント層への需要はさらに高まっている傾向です。
また、サイバーセキュリティやESG(環境、社会、ガバナンス)に関する知識と経験も重視されています。
特に金融、IT、製造業分野での求人が増加しており、業界特有のリスク・規制への対応力が高く評価されるでしょう。

公認会計士

公認会計士マネジメント求人の平均想定年収は881万円で、スタッフ層との差は140万円でした。

キャリアアドバイザーによる公認会計士マネジメント層の転職市場予測

2024年における公認会計士マネジメント層の転職市場は、この数年の流れとなっているデジタル化とグローバル化がトレンドです。
会計業界でもDXが進み、業務効率化やシステムの導入・活用に精通した人材への需要が高まっています。中でも国際会計基準(IFRS)の導入・適用を進める海外売上比率の高い企業や、積極的にデジタル技術を活用する企業を中心に新たな働き方や技術への適応力が求められています。
また、「リバウンド需要」の発生により求人数が増え、特にデジタル技術や戦略的な意思決定に貢献できる経験豊かなミドル~トップマネジメント層人材への需要が増加傾向です。
このため、公認会計士のマネジメント層にとって、かつてない程に多くの選択肢が存在しているとお考えいただければと思います。

具体的な経験者(ベテラン)層へのニーズについて、特にファイナンシャルプランニング&アナリシス(FP&A)、財務コントローラー、コーポレート部門責任者、経理財務マネージャーなどのポジションで高まっています。これらのポジションでは、デジタル化に伴う高度な分析能力や戦略的な意思決定に必要な根拠・事実情報に基づくサポート能力が重視されています。

業界別には、特に国際化を進めるグローバル企業やデジタル技術を活用するIT系企業が、それぞれの課題に対応するための専門性の高い人材を求めています。

税理士

税理士マネジメント求人の平均想定年収は852万円で、スタッフ層との差は67万円でした。

キャリアアドバイザーによる税理士マネジメント層の転職市場予測

2024年における税理士マネジメント層の転職市場は、デジタル化と自動化の進展が特徴的です。従来からマネジメント層に必要とされていた営業力・顧客折衝力・人材マネジメント力に加え、業務効率化やシステム導入・活用に詳しい人材への需要が高まっています。

特に、税制改正や国際税務の変化に対応する企業では、新たな業務や技術への適応力が求められており、デジタル技術や戦略的な意思決定に貢献できる経験豊かなマネジメント層への需要も増加しています。
有資格者の市場価値は非常に高まっており、特に専門性の高い人材やマネジメントスキルの高い人材に対しては、好条件での給与提示も増加傾向だと言えるでしょう。

弁護士

弁護士マネジメント求人の平均想定年収は809万円で、スタッフ層との差は197万円でした。

キャリアアドバイザーによる弁護士マネジメント層の転職市場予測

2024年における弁護士マネジメント層の転職市場においても、法律業界のDX化に伴い、業務効率化やシステム導入・活用に詳しい人材、または順応できる対応力がある方への需要が増加傾向です。
そのため、転職市場でアピールできる経験・実績を持ったうえで、より理想的な環境へのアプローチをすることが、より良い転職への第一歩となります。

マネジメント層へのニーズは、契約法務を軸としてプラスアルファの経験・スキルが問われます。ヒューマンスキルとしては、高度な分析能力や各部署との折衝能力が特に重要です。

士業事務所スタッフ

続いて、監査法人、会計事務所、法律事務所スタッフのマネジメント層についての、キャリアアドバイザーによる職種別転職市場予測です。

キャリアアドバイザーによる監査法人スタッフマネジメント層の転職市場予測

監査法人スタッフのマネジメント層においても、デジタル化とグローバル化が進んでいます。公認会計士と同様に、デジタルツールとクラウドシステムに精通した人材の需要が増加傾向です​​。
特に、AIやブロックチェーン技術の進化により、監査プロセスの高度化が進んでおり、これらの技術を活用した戦略的な洞察スキルは高く評価されるでしょう。

マネジメント層へのニーズは、特に環境・社会・ガバナンス(ESG)報告、ビッグデータ分析、クラウド監査ツールの活用などが高まっています。これらのポジションでは、技術の進化に伴う高度な分析能力や戦略的な意思決定のサポートが重視されています​​。

キャリアアドバイザーによる会計事務所スタッフマネジメント層転職市場予測

近年、会計事務所の人材不足は急速に進んでおり、大手税理士法人から少人数の会計事務所まで幅広い事務所が人で不足に悩まれています。
近年では、コロナウイルスの影響による働き方の見直しが大きく生活に影響を与え、それを機にリモートワークが進み、中には独立してフリーランスになる方も増えました。

また、2023年の税理士試験では、受験要件緩和によって受験者数が増加し、ここ数年落ち込んでいた合格者数も増加しました。これにより今後、若手ポテンシャル層の業界流入も強くなることが考えられます
会計事務所スタッフのマネジメント層に求められるスキルとしては、新しいシステムへの順応、また管理がしづらくなる労働環境の中でどのようにメンバーのマネジメント(教育・適切な業務の割り振り)を行えるかが求められます。

また、経験者採用が難航しているため、若手ポテンシャル層まで範囲を広げ、バイリンガルやITスキル、税理士科目合格者は、「将来的な管理職候補」としての採用が今後も増加していくでしょう。

キャリアアドバイザーによる法律事務所スタッフのマネジメント層の転職市場予測

近年、ビジネス拡大のために日本国内向けのマーケットだけではなく、より成長が期待できる海外マーケットに進出する企業が増えています。そのため、法律事務所においても海外への拠点展開や、海外の法律事務所や企業とビジネスを行う機会が増えています。

そうした傾向の中、弁護士をサポートする法律事務所スタッフのマネジメント層においても、ビジネスレベルの高い英語力・経験が豊富にある人材の市場価値が非常に高まっています


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【業種別】マネジメント求人の想定平均年収

【業種別】マネジメント求人の想定平均年収マネジメント求人の想定平均年収を業種分類別に比較すると、士業事務所では711万円、一般企業は733万円でした。


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【業種別】マネジメント求人の想定平均年収ランキング

【業種別】マネジメント求人の想定平均年収ランキングマネジメント求人の想定平均年収をランキング形式でまとめました。
1位は金融の834万円、2位はメディカル・バイオの772万円、3位はIT・通信の756万円でした。
スタッフ層とマネジメント層の差を見ると、医療・福祉と178万円が最も大きく、次いでメディカル・バイオとWEB・インターネットの165万円です。


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