2023年08月03日

ボーナス後の転職ってありなの!?気を付けるべき「落とし穴」って?

管理部門・士業の転職

6月中旬から7月上旬にかけて多くの企業で夏のボーナスが支給されます。
社会人にとってボーナスは楽しみの1つでもありますが、ボーナス支給後のタイミングは様々な理由で転職を考えるタイミングでもあります。

本記事では、ボーナス支給後に転職を考えている方向けに、ボーナス支給後の転職は転職活動にどう影響するのか、ボーナスの金額に満足出来ず、転職を考えることは問題ないのかなどボーナスと転職の関係を解説しています。
実は多くの方が転職を考えるこのタイミングだからこそ、一度立ち止まってご自身の考えを振り返りましょう。


管理部門・士業の転職

ボーナスと転職のタイミングについて

一般的に、ボーナス後は多くの人が転職を考えるタイミングです。なぜなら、ボーナスを受け取ってからの方が、損なく転職することができるからです。
一方で、ボーナス後は他の多くの人も転職を考えるため、競争が激しくなるというデメリットも存在します。
転職活動に費やす時間や、求職者としての競争優位性も考えて、最適なタイミングを見極めることが重要です。

転職はボーナス支給を待つべきか?…の判断基準

ボーナス支給を待って転職をするべきかどうかは、個々の状況によります。ボーナスが非常に大きな割合を占める場合や、ボーナス支給が目前である場合は、支給を待つ価値があるかもしれません。
しかし転職活動を進めている中で、より良い職場環境やキャリアのチャンスを得ることができる場合、ボーナス支給を待つことによる機会コストを考えるべきです。こうした複数の視点から自身の状況を慎重に評価し、ボーナス支給を待つべきかどうかの判断を行いましょう。


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ボーナスへの不満から始める転職活動とは?

ボーナスは大きなインセンティブであり、就職や転職の際にはボーナスの支給額も転職先を決める上での重要な要素です。
逆に言えば、現在の職場におけるボーナスの支給額が予想外に低かった場合、それが転職活動を始めるきっかけとなることもあります。

ボーナスの満足度と転職意欲のアンケート調査

2023年夏のボーナス支給の時期(7月10日)に Twitter を利用したアンケート調査を行いました。

ボーナスアンケート第一弾

ボーナスアンケート第二弾

ボーナスアンケート第三弾

ボーナスアンケート第四弾

このアンケート調査結果では、昨年の夏のボーナスに比べて支給額が増えた方が多いにも関わらず、支給額に満足していない方や転職を考えている方が多いということが分かります。
こちらの記事をご覧いただいている方の多くもボーナスの支給額に満足いかず、転職を考えている方と思われますが、同じような考えを持っている方が大半であるということです。

しかし、ボーナスの支給額に満足いかないという理由で焦って転職活動を始めてしまうと思い通りに転職活動が進まなかったり、転職できても転職後のギャップが大きかったりと思い描いている働き方を叶えることが出来ません。
ここから紹介するボーナス後の転職活動のポイントについて一度振り返りましょう。

ボーナスが低い場合、それは転職の正当な理由となるか?

そもそも、ボーナスが低いと感じるかどうかは、個々の状況と視点によります。
もしも、自分が努力した結果が正当に評価されていないと感じるなら、それは十分に転職を検討する正当な理由です。
重要なのは、自分の価値を正確に理解し、それを反映した報酬としてボーナスを受け取る権利を持っているという事実です。
そのためには、自身の市場価値を評価し、それが現在の報酬と比較して適切であるかどうかを確認することが重要です。もし、自身の市場価値が現在の報酬を上回っていると判断した場合、転職を考えることは合理的です。


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転職前に理解するべきボーナスの制度

転職を考える前に、現在の職場のボーナス制度を理解することが重要です。
全ての企業が同じボーナス制度を採用しているわけではなく、企業によっては、業績に連動したボーナス、固定ボーナス、期待値のみのボーナス、株式オプションなど、さまざまな形の制度でボーナス支給しています。
企業規定などを確認して、現在の職場のボーナス制度を確認しましょう。また、規定通りのボーナスを受け取れていないと判断した場合は一度人事などに確認してみる事をお勧めします。

転職先でのボーナス見込みの計算方法

上記でも説明したようにボーナス制度は企業によって異なります。
転職先でのボーナスの見込みを計算するためには、まずその企業がどのようなボーナス制度を採用しているかを把握しましょう。
その上で、自身の業績や役割、企業全体の業績などを考慮に入れて、将来的なボーナスの見込みを計算します。

しかし、必ずしもこれが実際のボーナスと一致するとは限らず、その計算はあくまで参考の一つであることを理解しておくことが重要です。


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転職活動中、応募先企業のボーナス事情はどう探る?

応募先企業のボーナス事情はいつ聞くべきか?

転職活動中、応募する企業を選ぶにあたってボーナスは重要な決め手ですが、ボーナスについて質問するにはタイミングが重要です。
あまり早く質問してしまうと、あなたが仕事よりもお金を追い求める人物であると認識されるリスクがありますし、一方質問をする機会を失うとボーナス制度に関して認識しないまま企業からオファーを受ける事になってしまいます。

適切なタイミングは、ご自身が応募先企業のカルチャーとマッチし、仕事の内容や業績に対する期待が明確になった時点(一般的には2次面接以降)と考えられます。
また、自分自身でボーナスなどの待遇に関して直接質問できない場合は、転職エージェントを介して質問することをおすすめします。

企業が提示するボーナスの待遇は信用してもいいのか?

一般的に、企業が提示するボーナスの待遇には信頼性があります。
しかし、それが保証されるものか、あるいは業績によって変動するものかは確認する必要があります。
企業が示すボーナス待遇について不明な点がある場合、それを質問することは重要です。
転職前に知りたい情報を十分に集め、理解した上で転職先を決定することが、転職成功の鍵と言えます。


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ボーナスが無い企業への転職ってどうなの?

ボーナスが無い企業に転職するメリットとデメリット

ここまではボーナスがある企業の転職について言及してきましたが、年俸制を置いている企業などではボーナス制度がない企業もあります。
ボーナスが無い企業に転職することには、以下のようなメリットとデメリットがあります。

【メリット】
定期的な給与が安定している:
ボーナスが無い企業では、月々の給与が比較的安定していることが多く、生活設計がしやすい場合があります。
給与体系がシンプル:
ボーナスを計算に入れる必要がないため、自分が受け取る給与の総額が明確です。

【デメリット】
業績による報酬がない:
ボーナスがない企業では、業績による報酬が得られないため、自身のパフォーマンスが給与に評価されにくい場合があります。

ボーナスがある企業とない企業、どちらの企業が自分にとって良いかは、あなた自身の価値観や生活状況によります。
例えば、月々の安定した給与を重視するならば、ボーナスがない企業の方が適しているかもしれません。
しかし、自分のパフォーマンスを経済的に評価されることを望むなら、ボーナス制度のある企業の方が良い選択となるでしょう。


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ボーナス×転職のよくある質問

ボーナス×転職の よくある質問

  • Q: ボーナス支給後すぐに転職することは法的に問題があるのでしょうか?
  • A: 企業によりますが、一般的には法的な問題はありません。
    ただし、ボーナス支給前に退職を申し出てしまうと、ボーナスの支給制度が明確でない企業ではボーナスが減額される可能性があります。
    ボーナス支給後に退職を申し出て、転職することをおすすめします。

  • Q: 現在のボーナスが低い場合は、転職をするべきですか?

    A: ボーナスが低いと感じるかどうかは、あなたの期待値や生活費、職場での評価など、個々の状況によって異なる為、もしも労働に対する対価が見合っていないと感じる場合は転職を考えても良いかもしれません。
    しかし、ボーナスだけが転職の理由であるべきではありません。
    職場環境、働きがい、キャリアパスなど、より広い視点から自分の働き方を考えることをおすすめします。

  • Q: ボーナスが無い企業は年収が低いのでしょうか?

    A:ボーナスがない企業は、代わりに基本給が高いこともある為、一概にどちらの方が年収が高いと断定することはできません。
    ボーナスの無い企業では、業績によって収入が左右されることがない分、安定した収入が見込めるという利点もあるかもしれません。
    しかし、他方で、ボーナスがある企業は、個々の努力や成果を直接的に評価する機会を提供してくれる為、努力や業績次第ではボーナスがある企業の方が年収が高いこともあるかもしれません。


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ボーナスを理由に転職するなら確認して!チェックリスト!

  • ・現在のボーナスの金額と支給頻度を明確に理解していますか?
  • ・ボーナスが職務評価にどのように連動しているかを把握していますか?
  • ・転職先のボーナス制度を調査しましたか?基本給とボーナスのバランスは理想的ですか?
  • ・ボーナスの金額が決定される基準を理解していますか?
  • ・転職後の初年度のボーナスがどのように計算されるかを確認しましたか?

現職の企業と転職先に企業のボーナス制度について明確に理解することが重要です。
曖昧な認識だけで転職してしまうと転職後に後悔してしまう可能性もあります。
5つの項目を確認して、ボーナス制度についてしっかり理解しましょう。


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まとめ

ボーナス支給後は、多くの人にとって転職を考えるタイミングです。
転職は、自身のキャリアアップや年収アップの為にも重要な選択肢と考えられる為、ボーナスをきっかけに転職活動を始めることは悪いことではありません。
しかし、ボーナスだけを見て転職活動を始めてしまうとキャリアや労働環境など他にも重要なポイントを見逃してしまう可能性があります。
ボーナス以外にも叶えたい、譲れない条件を整理してから転職をしましょう。
また、ボーナス直後の転職は法律上問題になることは少ないですが、退職を申し出るタイミングによってはボーナスが減額されるケースもありますので、ボーナス制度について企業規定を確認することをおすすめします。
MS-Japanでは、管理部門・士業に特化した転職支援を行っています。ボーナスをきっかけに管理部門・士業への転職を考えている場合は、ぜひ一度ご相談ください。

管理部門・士業の転職

この記事を監修したキャリアアドバイザー

佐藤 颯馬

大学卒業後、新卒でMS-Japanに入社。
法律事務所・会計事務所・監査法人・FAS系コンサルティングファーム等の士業領域において事務所側担当として採用支援に従事。その後、事務所側担当兼キャリアアドバイザーとして一気通貫で担当。

会計事務所・監査法人 ・ 法律・特許事務所 ・ コンサルティング ・ 金融 ・ 公認会計士 ・ 税理士 ・ 税理士科目合格 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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